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go-1145419644687670044894のレビュー・評価・感想

カウボーイビバップ / Cowboy Bebop
8

全26話なのにテレビ東京系で13話分しか放映されなかったカウボーイビバップ

1998年、4月にテレビ東京系列で放送されたアニメ、カウボーイビバップ。今作は、火星などをメインとしたSF作品。ガンダムシリーズで有名なサンライズが、全26話制作したにも関わらず、何と実際にテレビ東京で放映されたのはその半分の話数、13話のみだった。残りの話数は地上波では放映されず、WOWOWで無料公開された為、当時BSアンテナが自宅に設置されていなかった人たちはリアルタイムに視聴することが出来なかった。にも関わらず、2001年9月には劇場公開されている。カウボーイビバップの良さは、とにかくBGMにこだわった所だ。タイトル通りジャズはもちろん使われているが、ロックやブルースも使われている。ストーリーも子供が見る作品では決して無い。広い宇宙を舞台に、賞金首を捕まえることを生業として生きる主人公、スパイク。はじめはジェットという男性と一緒に行動しているものの、途中で長い間コールドスリープをしていたことから高額の借金をこさえ逃げ出した女性、フェイ、天才ハッカー少女、エドとエドの連れていたコーギー、アインたちが仲間になる。ハードボイルド要素の強い作品だが、コメディ要素も強い。パトレイバーなどで脚本を務めている、横手美智子も参加したこの作品。是非、楽しんでほしい。

東京喰種トーキョーグール / Tokyo Ghoul
9

人間と喰種が対立する世界でそれぞれの思いに心が揺さぶられる

人を食べる事でしか生きていけない「喰種(グール)」という存在がおり、それらが人間社会に蔓延する東京が舞台となっている作品です。人間であった主人公金木研はとある事故をきっかけに半分が喰種となってしまいます。人間と喰種の目線で描かれる世界観が、それぞれの思いや生き方に感情移入ができる作品となっています。喰種の中には、人を殺して食す事無く、自殺してしまった人の身体を拝借して生きる者もいます。ですが人間側からすれば自分たちの生命を脅かす喰種という存在は恐ろしいもので、喰種を討伐する組織「喰種対策局(CCG)」がまた喰種達の生活を脅かします。東京喰種:reでは主人公が変わりますが、前作の主人公金木研とどのような関わり方をしていくのかという点も見どころです。アニメは戦闘シーンがとても見やすくなっていますが、原作の漫画と異なる箇所があったり、省かれている部分があります。また、人の首が飛ぶシーンや拷問シーンなど、非人道的な表現がある為、グロ耐性の無い方にはおすすめできません。漫画は色が無いため、アニメよりグロ要素は少なめです。アニメは4期に渡り放送され、合わせて48話となっています。漫画が全30巻あるのに対して、見やすい話数になっています。

TAJOMARU
6

盗賊らしからぬ優しい盗賊に心癒される

小栗旬、田中圭さん主演。
畠山直光という名と家督、縁談をめぐり三人の男達が争う。
全体的には飽きずに楽しめた作品です。
しかし、松方弘樹さんが「たじょうまる」と言う盗賊を演じていましたが、こんなに情にほだされる盗賊なんていない!と思うなどと突っ込みどころは満載でした。
あこ姫と話をしてあこ姫が逃げ去り、直光が助かり、当の本人がうっかり殺されてしまうのではあっけなさ過ぎです。
それで剣と名前を引き継ぐのですが、名前や映画の題名になるほどの人物ですから、もう少し重味があっても良いのではないかとも思いました。
例えば、性格は温和だけども真剣勝負して負けてしまったら潔く覚悟を決めるなどの信念をもった盗賊だとかいうように。
松方弘樹さん自体は役柄にあっていたので、設定を変えるべきです。この辺りがなんとも奇妙な感じを受けました。
さらにはたじょうまるの仲間では無いけれど、山中で知り合った他の盗賊たちも直光に友好的過ぎです。
着ている衣装などから良い家柄の人間だと推測できたなら、もっと凶暴なはずではないでしょうか。逆にだからなのか?
これぞ邦画と言った感じでライトに楽しめる映画です。
直光の仲間になってほっと出来るのですよね。
背景として、桜丸役の田中圭さんが大御所様の慰め役だったと言う事もあり、彼がなぜ畠山家を裏切ったかというところもストーリーの中に入れた方がしっくりきたとも思います。
幼い頃にせっかく命を助けたのに、裏切られるのにはそれなりの動機がないとおかしいですよね。
と、突っ込みどころは沢山ありますが、最後には丸く収まったなと許せる感じの映画です。

The Brow Beat
8

懐かしのV系好きにも

今をときめく2.5次元俳優・佐藤流司が「Ryuji」として結成したバンド。プロデューサーとしてPENICILLINのHAKUEIが携わっていて、曲によってはWヴォーカルを聞くこともできる。サポートメンバーの実力もかなり高く、よくある「片手間にバンド結成してみた」ような形態とは違い、楽曲もクオリティが高い。全体的には激しめなバンドテイストの曲が多いがバラードやポップス調、はたまた昔懐かしいV系を彷彿とさせるような曲もあって、V系バンドブームを通ってきた世代も好きになれる要素があるバンドだと思う。現在はアルバム3枚、ライブDVD等も出ている。アルバムは3枚ともテーマが違うようで、それぞれ異なった世界観を見ることができる。1枚目の「ラグナロク」はファーストアルバムということもあるのか、どちらかといえば爽やかさを感じるような曲とジャケットで構成されている(とはいえ、収録曲の中にはダウナーな曲調ももちろんある)。2枚目の「Hameln」はその名の通り、妖しい旋律の笛の音から始まり、グリム童話のダークなおとぎ話から飛び出してきたようなジャケットに加え、曲調も激しいものになっている。3枚目の「Adam」現状では一番新しいアルバムになるが、人の生命や根幹を歌うような歌詞が増え、またバンドとしてもかなり成長の見られるアルバムである。どのアルバムも聞き手の感性によって好みが分かれるところだとは思うが、筆者としてはすべて通して聴いて、世界観の違いとバンドとしての成長、また、ヴォーカルのRyujiの魅力に触れてみてほしいと思う。