go-1105113620664622539171@go-1105113620664622539171

go-1105113620664622539171
go-1105113620664622539171
@go-1105113620664622539171
3 Articles
4 Reviews
0 Contributions
0 Likes
go-1105113620664622539171

go-1105113620664622539171のレビュー・評価・感想

Scatman John / スキャットマン・ジョン
10

スキャットマン・ジョンについて

中学生の学祭。
なかなかどうしてモテたい陰キャもいるもの。
それ、俺。
どうやったらモテるか…めちゃ考えた25年前。
ふと適当に有線で耳にしたビーパッパパラッポ。
え…何コレ…てかカッコいいんだけど。
密かに音楽めちゃ詳しい陰キャ友に接近する俺。
何やらスキャットマンていうらしい。
早速CDを買いにTSUTAYAに走る俺。電子系、なお且つ甲高い歌声に勝手に若くてピチピチな野郎だと想像する。
やっと作品発見。あれれ…?めっちゃじいちゃん。
完全に嵌められたとキョどる俺。
だが日本版なんだろう。帯に「ビーパッパパラッポ、ハマっちゃたね!」とか書いてある。
未だ半信半疑な俺。当時では高い1300円だったか?を払って買ってくる。
部屋でおもむろにデッキにCDを挿入したところ、1人ダンスホールになってた。カッコ良すぎて鳥肌たった。
学祭で流してやったらこれまたすごい反応。
女子たち大盛り上がりで「借して、借して」の連呼。
いやぁ、あの時は俺マジヒーローだったなぁ笑。
彼は亡くなったけど俺の携帯に、ココロに今もビーパッパパラッポは入っている。マジ思い出の一曲。
この曲を聴くと本当にあの頃が蘇ってくる。
皆様にもそんな一曲がある?楽しい人生を。

ナイト・オン・ザ・プラネット
10

ナイト・オン・ザ・プラネット

1991年に制作されたジム・ジェームッシュ監督の洋画で、ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキの5つの異なる都市で深夜の同時刻にタクシードラーバーと乗客との間で起こるオムニバス形式の映画となります。ほとんどが車内と街の風景しか映らないようなカメラワークやカットが続くのですが、飽きさせないよう雰囲気(空気感)に工夫も施されています。
ロサンゼルスでは、タクシードライバーという職についた女性の新人ドライバーと、映画出演のキャストを探しているキャスティング・ディレクターの2人から展開される物語になっています。
ニューヨークでは、黒人の男性と、話が通じず運転もろくにできないドライバーとの物語が展開されます。
パリでは、乗車してきた人が盲目の女性と、タクシードライバーの2人の物語になっております。
ローマでは、うるさく話しかける陽気なドライバーと神父をのせ、くだらない話をし続けるというまた雰囲気の変わったパートになります。
最後にヘルシンキでは、3人の酔っ払いを乗せて不幸話をするような物語になっています。

同じ時間軸でも様々な問題を抱えたものがいることを改めて考えさせられます。またタクシーで目的地まで届けるという何の変哲もないながらも心温まるストーリーに、この映画の虜になること間違いないと思います。
また、深夜やリラックスできる時間に見ることをお勧めします。

UVERworld / ウーバーワールド / SOUND極ROAD
9

UVERworldの曲は灼熱の魂と救済である。

この記事はUVERworldというロックバンドの良さについて語るものである。
よってUVERworldの歌詞やメンバーの人柄ついてネタバレがあることは前もってご理解いただきたい。
私が彼らを10段階評価するとすれば9段階の評価になってしまうのだが、
残りの1は音楽性という観点からテレビ出演を控えてしまった過去があるくらいなのだ。
これに関してはテレビ局との問題があったのではないかとまことしやかに噂されたことがあるが、これは全くの誤解で、
テレビという枠の中ではまだ自分達は最高のパフォーマンスを見せられないとTAKUYAが考えたためである。
UVERworldは日本人青年6人からなるユニットでありバンド名も〝自分達の世界を超える〟という意味が込められており、歌詞の内容・音楽性ともに多少破天荒な向きもある。
その為、聴く人を選ぶバンドなのではないかと私は評するのだが、彼らの紡ぎ出す音楽、そして主にボーカルのT
TAKUYAからなる歌詞は、確実に〝前を向く人〟の心を穿ち、そして、添う。
UVERworldを語る時、『ロックバンド』などいうジャンル分けがいささかもどかしくすら感ずるのだ。
彼らにはそのようなジャンルなど必要ない、あるのは燃え盛る想いだけ。
まるで灼熱のような炎の炉で穿たられ鍛えられた魂を思うのである。
それを思えば一時期音楽番組に出なかったことくらいはを得心が行くというものだ。
UVERworldのアルバムや曲について全体的として解説するならば、まるで灼熱のような炎の中で鍛えられた魂であると私は前述したが、
別の表現をするなら空から落ちて来た羽のような何かとも感じられるのだ。
そう感じた所以とも言える曲を二曲程ご紹介したい。
まず一曲目は『PRAYING LAN』という曲である。
これは端的に書いてしまうなら、「世の中には夢を持って生きている人間はいるが、その夢が努力で叶う人間と努力しても叶わない人間がおり、その両者は同じ世界で生きている」
という内容の曲である。
それは真理ではあるがとても切ない。
ある意味応援歌とも聴こえてしまう曲の中で、うっかり聴いているうちに、曲の一節である「僕は止まるのが本当は怖くて、何もかもが一緒に止まってしまいそうで、まだ終わらないでくれって祈るように走って」という部分の歌詞をまるで空からたまたま落ちてきた羽のように拾ってしまったのである。
その一節を繰り返し聴くためだけにリピート再生している内に、私は不遜にもこの曲の主題であるテーマに1つの回答を得た気すらしたのである。
成功という形の結果を得られるのであれば、おそらくそれは誰にとっても最高の結末なのだ。
しかし〝夢〟の結末は1つではないのではないのか。
何かを夢みて、それに向かってがむしゃらに没頭した、その行為もまた夢を叶えたと言えるのではないかと。
そしてその思いを深めてしまうのが、発表年月日は前後してしまうのだが、『在るべき形』という曲になる。
こちらはうっかり表面上だけ聴いてしまうと恋愛ソングのように捉えられかねない曲であるし、実際にその趣の曲であろう。
ただ、それだけで終わらせないというのがUVERworldといいうグループの魅力で、こちらも人という生き物が前を向いて生きて前に進んでゆくために書かれた歌詞とも取れて、しっかりと〝添う〟のである。
こちらの曲でとても印象的な一節は「もし今空から思い出が降って来たなら僕は悔しさで溺れてしまう」という部分ではないだろうか。
人の心を穿ち、鍛え、癒し、温め、励ますもの、それらは何故か空から降って来るような気がしてさえしまうのである。
もちろんこちらでもUVERworldはUVERworldとしての回答をしっかりと出してくれている。
「誰が僕のこの未来に絶望していたとしても自分自身が終わっていないかどうかだろう」
人は毎日を生きる中で実に些細なことで傷つき、落ち込む唯一の動物と言えるのではないだろうか。
ただし、その落ち込みの原因が真実些細なことであるかどうかは他者には図れないものでもあるのだ。
まるで空から降る思い出の欠片に埋め尽くされそうになり、溺れかけた時、UVERworldの曲はとても響く希望を内包していると言っても差し支えないものであると、そう感じるものであるのだ。

クローザー
10

シリアスな中にも笑いが生まれる

今回オススメするのは海外ドラマ「クローザー」です。この作品はアメリカの連続ドラマで、大ヒットしたクライムサスペンスドラマになります。事件を解決するクローザーとしてロサンゼルス市警の本部刑事部殺人特捜班のチーフと呼ばれているブレンダ・ジョンソンとその部下たちの話を描く作品です。
主人公でありチーフのブレンダは、アトランタからロスへ赴任してくるところから始まる。独特の雰囲気と方向音痴・しかし鋭い洞察力でチームを引っ張っていく。しかし最初はアトランタから迎え入れられたブレンダをよく思っておらず、反発されている。孤立無援でも難事件をどんどん解決へと導いていき、やがてチームにはいなければならない存在になっていく。
このドラマは本当に面白く、シリーズ自体は長いのですが、そんなことを感じさせないほど面白かったです。
ブレンダのキャラクターが本当にキュートで、それでいて犯人を追い詰めるシーンはいつも格好良くそのバランスが丁度よく、気持ちよかったです。ブレンダの邪魔をするように他の登場人物たちが色々仕掛けてきますが、いつも冷静とは言えないまでも解決してしまうところが素敵です。ゲストも結構有名な人たちが出演されています。気になる方はチェックしてみてください。