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go-1086881480871914357585のレビュー・評価・感想

西川貴教 / T.M.Revolution / ティー・エム・レボリューション
10

Zips

この世に歌がうまい人をたくさんいるだろ。
だが、あえて西川貴教という人物の作品を、楽曲を聞いてほしい。

世に歌を出し、それが何年も続くとなると最近のオリコンに残り続ける。
「西川貴教」はオリコンの目立つところなく常にヒットを送り出しているのだ。

関西の独特のノリでの突っ込みも魅力。果たして彼は「ミュージシャン」なのか「芸人」なのか…。
ダウンダウンとの絡みをみていても一歩の引けを取らず、むしろ一番前にでてくるのだ!
こんな「男」みたことがない!

若いころをはブイブイ言わせてた彼だが、イナズマロックを始めるあたりでおとなしくなった。
イナズマロックとは「彼」西川貴教の誕生日を祝って大きなことをやろう、そういって初めてしまったフェスだ。
地元滋賀の最大の琵琶湖近くでとんでもないことをやっててろーぜ!
この企画には様々なアーティストが参加した。もちろん世に出て間もないアーティストもだ。

この企画を通すのあたり、県知事にも許可を得ている。「彼」西川貴教は豪胆な男なのだ。
次の県知事選に出てしまえば勝てるんじゃないかとの噂まであるぐらいだ。

わたしにとって「西川貴教」とは好きなアーティストだけでなく、いつか肩をならべて見たいと思う、偉大な人物なのだ。

ヨルシカ / Yorushika
10

作品の裏にあるストーリーに引き込まれる

ヨルシカは、男女二人のロックバンドとして活動している。2017年に結成し、2019年にユニバーサルJよりメジャーデビューを果たした。ボーカルsuisの透き通る歌声に、日本語の美しさを感じるn-bunaの作詞が頭に刻まれる。
そんなヨルシカの楽曲の裏には物語があることを知っているだろうか。それは「答えのない物語」である。つまり、曲を聴く私たちが歌詞を読み取り、情景や言葉の意味を探すのだ。感じることは人それぞれであるので、ヨルシカファンはYouTubeのコメント欄などでたびたび意見を出し合っている。
皆さんもぜひ、コメント欄をのぞいてみてほしい。投稿された意見や考えを意識しながら聞くと、新しい曲のように感じ方が変わることだろう。そしてその物語は、複数の曲から1つの物語になっているため、くみ取りながら聴くと曲と曲の情景がつながることが多くある。そのつながりを見つけた瞬間から、あなたもヨルシカの虜となるだろう。また、これほどまでに日本語の美しさを感じたことはないと思わせる歌詞と、それを最大限に引き出す歌声には鳥肌が止まらない。ヨルシカの楽曲にはまだまだ見つかっていない意見や情景が埋まっている。
皆さんも一緒にヨルシカの世界で考察を始めてみませんか?

転生したらスライムだった件 / 転スラ / That Time I Got Reincarnated as a Slime
9

転生系で1番!

転生系のアニメは何本か見ていましたが、これが1番好きです。転生後が人間ではなくスライムだったという点も面白いです。転生後最弱や最強という設定はありがちなものですが、それでもとても楽しませてくれる内容です。スライムに転生した主人公の様々な場面での交渉術も見ていておぉー、となります。最初からヴェルドラの吸収はチートかと思いましたが、後半で主人公よりも強い相手が出てきたりしてうまく立ち回る姿もなかなかです。敵であった者も味方につけ、誰も傷付けないような立ち振る舞いは素晴らしいです。ひとつ、うん?となったところはシズさん吸収の場面です。主人公とシズさんはいいかもしれないけど、一時とはいえシズさんとともに旅をしていた三人組が、シズさんが望んだから。と主人公が言うだけですぐに納得するのはちょっと無理があるのでは…と思いました。しかしそれ以外の部分に関してはとても面白く良くできていると思います。敵対する人やモンスターなどもキャラが濃くどのキャラクターもとても印象に残ります。シズさんの教え子を守るというのもとても良いです。最終話では続きが気になるような終わり方でした。教え子の一人の女の子に宿った妖精は何者なのか、目的は?と続きが気になります。

まぶしくて ―私たちの輝く時間―
10

ただのタイムスリップ物語ではない、心温まるストーリー

ドラマは2019年に制作された全12話(各話1時間10分程)から成る韓国ドラマです。
ラブコメ、ゾンビ、歴史大作……The 韓国ドラマ!!とは違った雰囲気のドラマで、韓国ドラマのイメージを覆すような作品。
韓国ドラマが大好きな人にも、敬遠していた人にもオススメです。

物語の主人公は25歳の女の子、キム・ヘジャ。
平凡な女の子の運命は、父親の事故がきっかけで一変します。
父親と家族を救うため、子供の頃に拾った魔法の腕時計を使い、何度も過去へ戻るヘジャ。
なんとか父親を救う事ができたヘジャでしたが、時計を戻しすぎた代償に、自身は年老いたお婆さんの姿に。
お婆さんになったヘジャはその時計を巡ってあるトラブルに巻き込まれるのですが、後半は予想外の展開に!

このドラマの一番の魅力は登場人物一人一人の心情が丁寧に描かれている点です。
突然自分より年老いてしまった娘に戸惑う両親。
セリフが不要な程、表情だけで心情が伝わってきます。
タイムスリップをして過去を変える……よくある題材ですが、ただのSFではありません。
物語が進むにつれて明らかになるヘジャの秘密、親子の関係。
物語の真相を知った後に、もう一度見直したく成る作品です。

悲しく、切ない人生を生きたヘジャは幸せだったのでしょうか。
ヘジャからの最後のメッセージ、お見逃しなく!!

ミッドナイトスワン
9

役者の演技はすばらしいが、ちょっと惜しい。

監督が泣く泣くカットしたと聞いたが、もともとは3時間を超える作品だったのだろう。後半のストーリー展開が急で、なんでこうなるのか理解できないうちにラストを迎えてしまう。主役二人の演技がとても素晴らしいだけに、本当に惜しい。帰ってから小説版を読むとカットされた場面がちゃんと描いてあり、ストーリー展開に無理が感じられない。ヒットしたことだし、今度はカットしない完全版を上映してほしい。
この映画で最も称賛されているのが、草彅くんと一果役の新人女優である。一果はもう一果そのもの。そして草彅くんはなぎささんそのもの。初めは、“みんなきれいだって言ってるけど草彅くんやっぱり男顔だよなあ”と思って見ていたけど、だんだん色っぽい、女っぽいと思えるようになった。ストーリー展開に無理があるにもかかわらず、それを無理と受け取らない人が多いのは、草彅くんの表情の変化によって、彼女の感情の推移を追うことができるからだと思う。ただでさえトランスジェンダーで辛い思いをしてきたのに、それに追い打ちをかけることが次々起きて、最後にああなってしまう。他人の人生に共感する力のある人、想像力のある人、小説を読んだ人は感情移入しながら映画にのめりこめるけど、後半に不満な人もいるだろう。小説を読んだ上でもう一度映画を見る#追いスワンをTwitterでおすすめしているが、私はやはり完全版を見たい。