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genzo-oz1のレビュー・評価・感想

リコリス・リコイル / リコリコ / Lycoris Recoil
9

2022年夏アニメは「リコリス・リコイル」最強

2022年夏アニメは「リコリス・リコイル」が、ぶっちゃけ最強ではないかと思います。そもそも始まるまではそれほど意識してなかったので、チラ見くらいでいいっか程度のイメージだったのですが、いざ始まってみると画質最高、声優さん最高、ストーリーも最高で、今期最強と言われるのも納得な大作です。おすすめポイントを一言でいうと「女子高生アサシンチームによるスタイリッシュガンアクション。プラスギャグ要素も有り」って感じでしょうか。
主人公はアサシンとしては完ぺきな少女なのですが、私生活がア~ンな感じで、その主人公の周りを固めるメンバーも、ひと癖ふた癖もありそうなメンツなのですが、なんだかんだいい具合にバランスを取って任務を遂行していきます。終盤に差し掛かってきて、ラスボスの存在や主人公の出生の秘密など、これからいろいろと明かされていくハズなのですが、いきなり主人公への余命宣告だったり、最終ミッションへの葛藤や決意だったり、毎回新たな展開をみせてくれて、次回がどう進展していくのかハラハラドキドキで楽しみでしょうがない~って感じです。これ9月で終わってしまうんか~?シーズン2あるんか~?なんてテンションアゲアゲで毎週楽しみに正座してまってます。

SING/シング / Sing
8

子供と一緒にノリノリで楽しみたいならこれ!映画「SING」

2016年、「ミニオン」シリーズでお馴染みのイルミネーション・スタジオが公開した子供向けミュージカル映画です。
日本の吹き替え版では主人公のバスター・ムーンを内村光良が声優を務め、
他にも長澤まさみやスキマスイッチの大橋卓弥、MISIAなど女優だけでなくアーティストも参加したことで有名な作品です。
物語は廃業一歩手前の劇場支配人のバスター・ムーンが、ヒット作品を手掛けようと歌のオーディションを企画するところから始まります。
最初から軽快な音楽でスタートするので、初めて見る人もついついノリノリになってしまいます。
ふとした間違いからオーディション優勝者には多額の賞金が支払われると嘘のビラが出回ってしまい、劇場には今までにないほど大勢の人が詰め掛けます。
その中からムーンが選び抜いた参加者の中には、父の強盗を手伝わされているゴリラのジョニーや、歌は好きだけど恥ずかしがり屋で人前で歌えない像のミーナ、
子育てに終われる豚のロジータ、パンクロックのヤマアラシ少女アッシュなどがいます。
それぞれがそれぞれの悩みを抱えつつも、夢を持って参加したオーディションですが、賞金が嘘だったとバレ、劇場はアクシデントで崩壊してしまいます。
ムーンは落ち込み、オーディションは無くなってしまいますが、それぞれがもう一度やり直そうと考え、賞金なしの自分達のためのコンサートが開催されることになります。
世間からは笑われてしまいますが、コンサートが始まると、演出や音楽の面白さに人々が大勢駆けつけ、劇場後は今までにない盛り上がりを見せます。
そしてこの時に歌われる曲がどれもノリノリになってしまうほどの曲なのです!
大橋卓弥、MISIAが声優を務めるキャラの歌はもちろん、長澤まさみ演じるアッシュの歌も良く、ストーリーを通じて色々な音楽を楽しめる作品です。
小さな子供も楽しめるので、家族で休日にのんびり映画を見たい時などにおすすめです。

オンネリとアンネリのおうち
8

世界観が可愛すぎる!『オンネリとアンネリのおうち』

2018年公開の本作はフィンランドで長年愛されているマリヤッタ・クレンニエミの児童文学『オンネリとアンネリ』シリーズを実写映画化したもので全3作まであるうちの1作目です。
ある日、親友のアンネリとオンネリはバラ通りで「正直者にあげます」と書かれた手紙とお金が入った封筒を拾う。アンネリは離婚した両親の家を行き来しており、オンネリは9人兄弟で両親から相手にされていない。そんな2人はバラの木夫人という老婆から2人だけの家を買う。ここにはドレスやかわいい家具、甘いお菓子に小鳥のペットまで2人にぴったりのものがなんでも揃っている。ご近所には気難しいお隣さんや魔法が使える姉妹など個性豊かな住人と交流しながら夏休みを過ごす。ここまではただただ空想と現実の間のようなファンタジーでかわいい世界なのだが、実は子供ながらに複雑な家庭事情で育ち孤独な2人の「自立」というテーマがあり奥深く観ていて引き込まれる。子供というのはいつの時代も大人の事情に振り回される。だがアンネリとオンネリは両親を深く愛し両親の幸せを願っている。そして自分たちの幸せは自分たちで探し出し楽しんで生きる。そのためにお互いに協力しながら生活をしていく。ふんわりと幸福感がありながらもたくましく生きていく2人の物語は大人が見ても感心し、『幸せ』とは何かを考えさせてくれるはずです。是非この世界観に浸ってみてはいかがでしょうか。

Fear, and Loathing in Las Vegas / FaLiLV / ラスベガス(バンド)
9

バンド名は覚えられないけど聴けば一発で覚えられる先鋭的バンドFear, and Loathing in Las Vegas

なんといってもまずは覚えられない長いバンド名、ただ彼らが奏でる音楽は刺激的で印象が残らないことはないだろう。様々な音楽フェスに出ては、爪痕を残し、バカリズム主催のライブでは、彼らを知らない観客が名前を覚えられないままツイートした結果「なんちゃらラスベガス」がトレンド入りするほどだ。Fear, and Loathing in Las Vegasは、ラウドロックバンドで、メインボーカルSoのオートチューンを取り入れたハイトーンボイスとキーボード兼ボーカルのMinamiのスクリーモが特徴である。音楽にはハードコアをベースに、エモ、スクリーモ、EDM、メタル、ヒップホップ、アニソンまで多岐にわたって取り入れる。1曲に様々な要素を取り入れる彼らの音楽は唯一無二の音楽性を持っている。テレビなどのメディアの露出はない中でオリコンでのチャートでは必ず上位にランクインする。彼らの売りはライブでのパフォーマンスだろう。見た目でも派手な彼らはその演奏も派手の一言だろう。キーボードのMinamiは舞台を縦横無尽に駆け回る。ダンスミュージックの要素もある彼らの音楽は、観客も盛り上がり、観客含め会場全体でダンスをするバンドは他にない光景である。