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fb-22438188892640723のレビュー・評価・感想

プランダラ / Plunderer
10

キャラクターとストーリーの両立

この作品のいい所は、まずなによりもにキャラクターがかわいい、かっこいい所である。その中で私は、「ジェイル・マードック中尉」と「ハーズ大尉」をおすすめする。
ジェイルは、鉄のような硬さの信念を持っており、そのうちの1つに「悪人はこの手で裁く」というものがある。本来ならジェイルはもっと上官になれるのに、そうならず自ら前線に赴いていく姿にあこがれる。
さらにハーズ大尉は、最初にリヒトーと会った時のキリッとした目線や、部下に対して指示を出すところもかっこいいが、そのあと和解して軍人の英雄であるリヒトーと握手をした時の笑顔がとてもかわいい。ギャップが好きな人はぜひハーズ大尉に注目して読むといいだろう。

その他にも、キャラが濃い人物や、涙を流してしまうような境遇の人物など、様々な個性を持ったキャラクターがいる。登場人物が多くて、覚えるのが大変かもしれないが、その分読んでいて飽きる事がない。その個性を生かして様々な伏線に繋がっているところは、何回読み返しても面白い原因になっていると思う。
伏線で言えば、この物語が始まって1ページ目から伏線を挟み、10巻後ぐらいに回収するなど、鳥肌が立つ表現が細かいところまであるのだ。5回ほどは読み返してほしい作品。ぜひ購入して本棚に置いておいてほしい。

きみといた2日間
9

恋人と観たいのんびりラブコメムービー

彼氏に突然振られ就活もうまくいかず人生どん詰まりの主人公が、やけくそになって出会い系サイトで出会った男性と一夜を過ごすことから物語が始まる現代の出会いの形を象徴するような恋愛ラブコメディーです。
時間が86分ということでほかの作品よりも短めですが、内容もタイトルの通り2日間の出来事なので、展開が早くとっても気軽に楽しむことができます。
出会い系サイトで出会った相手は特別自分のタイプというわけでもない気が乗らない相手でしたが”一夜限りの相手”ということで、主人公はその場限りの演技をしてやり過ごそうとします。
ですが、次の日ひょんな事から相手の家を出て行くことができず、もう少しの間その”一夜限りの相手”と過ごす羽目になってしまうのです。
部屋の外に出ることができずする事もない手持ち無沙汰になった2人は、2人だけの空間でお互いのことや昨夜の話をしながら、時間を潰します。

2人が1つの部屋の中でたわいもないような日常会話を続けていくという形で物語が進んでいきます。
アクションやシリアスな場面展開はないので、映画で大きな衝撃を感じたいという方には物足りなく感じてしまうかもしれません。
しかしながらこの作品は、現実の世界でも日常的に行われているような光景が心地よく続き、いつの間にか観ている立場の自分も二人の世界に入り込んだ気持ちにさせてくれます。
終盤に主人公が好きな曲でダンスをするというシーンがあるのですが、その映像は相手の男性目線で撮影されており、あたかも画面越しで観ている私自身が主人公に恋に落ちているような感覚になってしまいます。

心がきゅっとなるようなゆるやかなラブストーリーと、現代ならではの恋愛観をコミカルに表現したコメディーが上手にマッチした素敵な映画です。

龍が如く7 光と闇の行方 / Yakuza: Like a Dragon
9

体験版で語るべきではない作品

正直、体験版で尻込みしていました。
コマンド入力と、なんとも言えない品の悪さ。
何より主人公のヘアスタイル。

でも、暇だったのでダメ元で試したら、相変わらずの龍が如くでした。

まず、最初はヘアスタイルが、オールバックで、必要にかられて、モジャモジャになってました。
→許容できました。
コマンド入力
→タイミングがそれなりに必要で、完全なコマンド入力ではなかったので、許容できました。
品の悪い敵
→ほとんどそこまでデフォルメした敵はいなく、ごく一部の敵に変更され、許容できました。

肝心のストーリーですが、こちらは逸品でした。
他のキャラクターが、個性があり、たぶんどなたでも誰かしら好きになり、先に進めたいとどんどん引き込まれました。
ボリュームもすごくあります。
コネタで往年のシリーズのコメディもありました。
また、移動に飽きやすいゲームですが、雑談を入れるなどして、工夫したことで大分軽減されています。
オートセーブも楽でした。

ただし、短所もそれなりにあります。
ゲームとはいえ、とにかくお金です(笑)。
世の中、お金がいります。
また、龍が如くと言えば、キャバ嬢との駆け引きも代名詞と言えるゲームですが、簡略化して、一切なくなっていました。
恋愛沙汰はありましたが、そうじゃない感が否めません。
やっぱり、戦闘の妄想はいいけれど、現実の戦いは一体どう言うものなのか、全くわからない。
コマンドも十分許容できたけれど、あとから別のシリーズをして、アクションがやっぱりいいなと思いました。

小さな不満はそれ以外にもありますが、おおむね良かったです。
最近にしては神ゲーに近いかな。
やっぱり和ゲーが私には合ってるのかも、と再認識しました。
あとは、出来たら外伝というか、龍が如くとしてではなく、別の題名にしてほしかった。

私のように、体験版で悪い意味で騙されて、尻込みしていた人には、やる価値があると思います。

インターンシップ
10

何も考えずに楽しめるコメディー

『テッド』の制作スタッフが描く、Googleのインターンになった、IT音痴のオッサンたちの挑戦を描く。
失業したオッサン2人が、Googleの実習生に応募。
営業で培った巧みな話術と調子の良さで、なんと合格してしまうのだ!
ライバルは超エリートの若者たち。
インターンに受かったはいいが、大勢のインターンの中からチームを作るよう指示される。
皆、おじさんインターンとは組みたがらず、結局、コミュニケーションに何ありなぼっちの若者たちと組むことになってしまった。
ここで、リーダーを任されたのはgoogle社員の『ライル・スポルディング』。
他のエリートとは違った発想を持った、ユニークなキャラクターです。
映画のストーリーとしては、未来のない再出発するには遅いおじさん達が全く畑違いなIT企業でてんやわんやが起きるのですが、長く務めた営業の話術と人生経験を若いチームの仲間たちを刺激し、逆におじさん達も若い仲間から刺激をもらい、結果ハッピーエンド。
スカッと系ですかね。
とてもバカバカしいライトな映画で、フフっとなる所があるそんな映画でした。