龍が如く7 光と闇の行方 / Yakuza: Like a Dragon

龍が如く7 光と闇の行方 / Yakuza: Like a Dragon

『龍が如く7 光と闇の行方』とは、セガが発売するアクションアドベンチャーゲーム『龍が如くシリーズ』の第7作目に当たる作品である。キャッチコピーは「ゲームに飽いた人たちへ」。本作は、『龍が如く』の主人公であった桐生一馬に代わり春日一番が主人公となり、彼が刑務所というどん底に突き落とされてから本物の龍になるまでの姿を描いている。重くハードなストーリー展開はそのままに、これまでの喧嘩アクションに新しくライブコマンドRPGバトルが加わり、これまでのシリーズとは全く異なったRPG作品となっている。

fb-22438188892640723のレビュー・評価・感想

龍が如く7 光と闇の行方 / Yakuza: Like a Dragon
9

体験版で語るべきではない作品

正直、体験版で尻込みしていました。
コマンド入力と、なんとも言えない品の悪さ。
何より主人公のヘアスタイル。

でも、暇だったのでダメ元で試したら、相変わらずの龍が如くでした。

まず、最初はヘアスタイルが、オールバックで、必要にかられて、モジャモジャになってました。
→許容できました。
コマンド入力
→タイミングがそれなりに必要で、完全なコマンド入力ではなかったので、許容できました。
品の悪い敵
→ほとんどそこまでデフォルメした敵はいなく、ごく一部の敵に変更され、許容できました。

肝心のストーリーですが、こちらは逸品でした。
他のキャラクターが、個性があり、たぶんどなたでも誰かしら好きになり、先に進めたいとどんどん引き込まれました。
ボリュームもすごくあります。
コネタで往年のシリーズのコメディもありました。
また、移動に飽きやすいゲームですが、雑談を入れるなどして、工夫したことで大分軽減されています。
オートセーブも楽でした。

ただし、短所もそれなりにあります。
ゲームとはいえ、とにかくお金です(笑)。
世の中、お金がいります。
また、龍が如くと言えば、キャバ嬢との駆け引きも代名詞と言えるゲームですが、簡略化して、一切なくなっていました。
恋愛沙汰はありましたが、そうじゃない感が否めません。
やっぱり、戦闘の妄想はいいけれど、現実の戦いは一体どう言うものなのか、全くわからない。
コマンドも十分許容できたけれど、あとから別のシリーズをして、アクションがやっぱりいいなと思いました。

小さな不満はそれ以外にもありますが、おおむね良かったです。
最近にしては神ゲーに近いかな。
やっぱり和ゲーが私には合ってるのかも、と再認識しました。
あとは、出来たら外伝というか、龍が如くとしてではなく、別の題名にしてほしかった。

私のように、体験版で悪い意味で騙されて、尻込みしていた人には、やる価値があると思います。