プランダラ / Plunderer

プランダラ / Plunderer

『プランダラ』(Plunderer)とは、『月刊少年エース』にて2015年2月号から2022年6月号まで連載された、水無月すうによる日本の漫画作品。単行本は全24巻。すべての人間が体に「数字(カウント)」を刻まれた世界「アルシア」を舞台とするファンタジーバトル漫画である。
物語は、母の遺言に従い「撃墜王」を探す少女・陽菜=ファロウ(ひな=ファロウ)が、仮面をかぶった青年・リヒトー=バッハ/坂井 離人(さかい りひと)と出会うことから動き出す。数字がゼロになると地表の奈落へと落とされる過酷な世界において、陽菜はリヒトーこそが探していた撃墜王であることを知る。その後、軍の少尉であるジェイル=マードックや、リヒトーのかつての部下である園原水花らとの激しい戦いや出会いを経て、物語は大きな転換点を迎える。ナナの能力によってリヒトーや陽菜、ジェイルたちは「廃棄戦争」が起こる前の過去の世界へと飛ばされ、若き日のリヒトーたちが通う軍学校を舞台に、世界の隠された真実が明かされていく。
メディアミックス展開として、ギークトイズの制作によりテレビアニメ化され、2020年1月から6月までTOKYO MXほかにて全24話が放送された。

fb-22438188892640723のレビュー・評価・感想

プランダラ / Plunderer
10

キャラクターとストーリーの両立

この作品のいい所は、まずなによりもにキャラクターがかわいい、かっこいい所である。その中で私は、「ジェイル・マードック中尉」と「ハーズ大尉」をおすすめする。
ジェイルは、鉄のような硬さの信念を持っており、そのうちの1つに「悪人はこの手で裁く」というものがある。本来ならジェイルはもっと上官になれるのに、そうならず自ら前線に赴いていく姿にあこがれる。
さらにハーズ大尉は、最初にリヒトーと会った時のキリッとした目線や、部下に対して指示を出すところもかっこいいが、そのあと和解して軍人の英雄であるリヒトーと握手をした時の笑顔がとてもかわいい。ギャップが好きな人はぜひハーズ大尉に注目して読むといいだろう。

その他にも、キャラが濃い人物や、涙を流してしまうような境遇の人物など、様々な個性を持ったキャラクターがいる。登場人物が多くて、覚えるのが大変かもしれないが、その分読んでいて飽きる事がない。その個性を生かして様々な伏線に繋がっているところは、何回読み返しても面白い原因になっていると思う。
伏線で言えば、この物語が始まって1ページ目から伏線を挟み、10巻後ぐらいに回収するなど、鳥肌が立つ表現が細かいところまであるのだ。5回ほどは読み返してほしい作品。ぜひ購入して本棚に置いておいてほしい。