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apecend1のレビュー・評価・感想

あいみょん / AIMYON
10

なぜか口ずさみたくなる!あいみょんの魅力

今や誰もが知るシンガーソングライター、あいみょんの魅力をお伝えします。
あいみょんといえば『紅白歌合戦』に初出場した際に披露した「マリーゴールド」をはじめ、「今夜このまま」「裸の心」「ハルノヒ」など、ドラマや映画の主題歌にもなっている代表曲がたくさんあります。

そんなあいみょんさんの名前の由来は、本名である「森井 愛美(あいみ)」さんからきている、ということは有名ですよね。なんでも友達がつけたんだとか。
その親友のことを歌った曲が「○○ちゃん」。ファンの中でも人気のある曲の1つです。
またデビュー曲である「生きていたんだよな」では、自殺をテーマにしたリアルな心情や情景を歌っていて、初めて聴いた時は衝撃を受けました。

今やトップアーティストと言っても過言ではないくらいの人気っぷり。そんなあいみょんさんの1番の魅力は「声」であると私は思います。
女性アーティストでは珍しい独特な低音ボイスと、切なく儚いウィスパーボイスの使い分けが、何とも言えない心地よさを生み出してくれます。
そして、男女問わず「あー、分かる!」と共感してしまう歌詞と、どこか懐かしいあのメロディー。なぜか口ずさみたくなります。
昭和から平成、そして令和の融合が、あいみょんさんにしか出せない魅力であると感じます。これからの活躍にも目が離せません。

1917 命をかけた伝令
7

リアルな戦争を体験できる映画

監督は「007スペクター」などのサム・メンデス。
アカデミー賞や英国アカデミー賞などで、多数の賞を受賞した映画です。
第一次大戦を舞台にした映画で、2人の伝令が離れて連絡が取れなくなった部隊に連絡を伝えに行く話です。
全編をワンカット風に作っている独特の作風の映画です。
2人の伝令は作戦開始を待つ塹壕の中を伝っていき、さらにはその先のフランスの田舎の風景の中や廃墟と化した街の中を通って味方の舞台に連絡を伝えに行きます。
映像化されているのは2人の周囲のみですが、リアルな戦争中の風景を作っていました。
連絡を伝えられなければ味方の部隊が待ち構えるドイツ軍の餌食となり大損害を出すとのことで、銃弾や砲弾が降り注ぐ中でも2人は何とか辿り着こうと進み続けます。
様々な機材を使い2人の姿を上下左右から撮っていますが、撮影技術はかなり高度なものを駆使しているのでしょう。
没入感と臨場感を感じさせる作り方になっています。
「プライベート・ライアン」のような大規模な爆発やグロシーンがなくても、リアルな戦争を観る人に体験させることが可能なことを示した映画です。
これだけワンカット風のものを撮ろうとすると、周囲の大勢の出演者と動きを合わせるなど、大変だったと思います。

桃組プラス戦記
8

主人公は生まれ変わりの桃太郎

表紙が繊細なイラストで興味を持ち、1巻から読んでいます。主人公の祐喜は鬼の呪いを解かなければ18歳までに死んでしまうという、一見シリアスな内容でしたがむしろ逆で、ギャグ要素満載でした。お供でなくお友達な咲羽、雪代、雅彦と一緒に鬼が出す条件をクリアしていく内に、祐喜がどんどん強くなっていくのがかっこいいです。鬼たちも個性的なキャラばかりです。舞台は私立愛譚学園でのお話で、その高校では昔ばなしの人物が生まれ変わって学校生活を送っています。鬼達も生まれ変わっており、高校生として生活していますがそれぞれの思いがあり、クリアの条件もそれぞれで全く違っています。それをクリアするために祐喜達が奮闘するのですが、鬼を巻き込んでのコメディ展開で面白く読んでいけます。桃太郎の登場人物の話だけでなく別の日本昔ばなしや西洋のおとぎ話のキャラも出てきます。一寸法師、白雪姫や親指姫、シンデレラと様々なキャラが出てきますがやはり個性豊かで祐喜達が巻き込まれていきます。でも最終的には仲良くなる、読んでいて安心できる漫画です。残りの鬼の条件もクリアして最終的にはハッピーエンドになるのだろうと思いつつ、気になり読み進めております。きれいな絵が好き、バトル好き、コメディ好きな方にはおすすめだと思います。