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aaa_miのレビュー・評価・感想

魁!!クロマティ高校
9

シュールギャグマンガの最高峰

不良ばかりが集まるクロマティ高校で繰り広げられるシュールなギャグが癖になる作品です。漫画から入りましたが、アニメも実写映画も全力でふざけて作られているのを見てなんだか安心したのを覚えております。「引き算ができれば入学できる!」で有名だというクロマティ高校へ、友人とともに入学する予定だった真面目な収載の主人公・神山が、だんだんとワル達と仲良くなり、頭が切れるために最後にはワル達の元締めのようなポジションにまでのし上がったのは思わず「現実でもあるかも…」と笑いつつも、深いかも知れない…と思ってしまいました。そんな不良たちに入り混じってゴリラやロボット、極めつけは覆面を被った飛行機のハイジャック犯まで学校に馴染んでいたり等、最初はツッコミ役の前田とともに「そんなわけあるか!」と思うのですが、だんだんクロマティ高校に慣れてくると「なんだそんなことか」と思ってしまうようなシュールギャグだらけで、見ている側もどんどんクロマティ高校に染まっていきます。未だに場所によっては使われる作中のギャグのひとつ「ひょっとしてそれはギャグで言っているのか!?」の破壊力は原作もアニメも最強です。あのシーンは一度見たら忘れられません…!

僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia
10

これまでにない異能系アニメ

僕のヒーローアカデミアは『個性』という異能が溢れた社会の中で『個性』のない少年がヒーロを志して仲間とともに切磋琢磨する学園アクションです。
自分の無力さに打ちひしがれる事なく持ち前の分析能力と根気強さで上へと這い上がっていく主人公、緑谷出久の成長には涙してしまいます。次々と現れる敵(ヴィラン)と戦いながら仲間と連携して、怪我をしながらも強くなっていく展開には感動と興奮を与えられます。
また、仲間の『個性』や、ひとりひとりの性格、過去が細かく描かれていて読み手を飽きさせません。そして、アクションばかりではなく学園内での授業の様子や文化祭、体育祭などのイベントの様子も描かれているためコメディー要素も入っています。
驚くべきことに、敵(ヴィラン)主体の戦いがあるのです。ヒーロー側だけでなく、ヴィラン側に視点を置くことで表と裏どちらの世界も同時に視聴者に表示することを可能にしています。このアニメは場面や、映っているキャラクターによって視点を変ることでひとりひとりの考え方や気持ちの移り変わりを細微に渡るまで表現し、壮絶な過去や思い出をキャラクター個々に与えることで視聴者を物語に引きずり込んで行く異能系学園アクションです。

ZAZ / ザーズ
10

ZAZは現代のシャンソンを歌う

ZAZを一躍有名にしたのは、『Éblouie Par La Nuit』という曲です。小さなヨーロピアン」と自身と仲間を称するこの歌は、フランスをはじめ、ヨーロッパでヒットしました。ハスキーな歌声と音域の広さと声の迫力は、第二のエディット・ピアフと言われたほどです。しかし本人は、「自分のベースはパンクロックにある」、とインタビューで語っています。その名の通り、魂を揺さぶるような歌声とパフォーマンスで、フランスをはじめ、世界でコアなファンを獲得しています。私が印象に残っているのは、パリを舞台にした歌ばかりを集めたアルバムです。世界の人が期待するパリの雰囲気を醸し出しながらも、独自のZAZサウンドを展開し、歌を見事に自分のものにしています。このアルバムではありませんが、日本語で一部歌われた『私の欲しいもの JE veux』という楽曲は、まさしく彼女の個性を象徴している曲ではないでしょうか。「私が欲しいのは愛と自由と喜び」とひと昔前の歌謡曲にありそうなメッセージを、ZAZは現代の時代性も感じさせつつ、サラリと歌って見せるのです。Facebook等では時々自分の絵なども公開しており、幅広い才能を感じさせるアーティストであることは間違いないでしょう。

少林寺木人拳
10

少林寺木人拳について

ジャッキー・チェンの初期の作品で、ジャッキーの目がまだ二重瞼ではなく、ネプチューンのホリケンみたいな顔をしています。
少林寺の門弟であるジャッキー演じる、口がきけないイーロンが悪党に父を殺され、仇討ちをする物語です。イーロンは水汲みや蒔割りばかりの修行で中々、少林寺拳法を教えてもらえず、たまに酔いどれ和尚が拳法の形を見せてくれイーロンは真似をしますがうまくいきません。
そしてある時、少林寺の坊主について洞窟に行き、鎖に繋がれたファーツーに出会います。ファーツーは坊主が肉まんを持ってきても威嚇し坊主を追い払います。でも肉まんはファーツーの手の届かない所に落ちていて食べる事が出来ません。
それを見ていたイーロンが砂がついた肉まんの皮を剥き、食べてファーツーに食べさせようとしますが、ファーツーは「いらん、そんな物を食べるようなら飢え死にしたほうがましだ」と最初は食べようとしませんでしたが、結局食べます。
ファーツーは「次来る時には酒を持ってこい」とイーロンに言いました。イーロンが酔いどれ和尚の酒をくすねてファーツーの所に持っていったこともあり、ファーツーはイーロンの事を気に入り、少林寺拳法を教えてくれる事になりました。イーロンはどんどん上達していき少林寺の木人に挑戦する事になり、見事木人を倒す事が出来、少林寺を下山する事が許されます。
そしてファーツーは獅子の拳を編み出し、少林寺から脱獄し悪事を働きます。少林寺の館長がこれはいかんとイーロンを少林寺に呼び戻し、少林寺の奥義を伝授しファーツーと戦わせます。ファーツー軍団と少林寺軍団が原っぱに集結し対決しようとした時、ファーツーがイーロンの父を殺したのがわかります。イーロンはファーツーにむかい「なぜ殺した」と初めて声を発し「父の仇を取るまでは口を利かないと決めていた、今日という日が来るのをずっと待ってたんだ」と言ってファーツーとの戦いが始まります。
結局最後はイーロンが勝ちを決めていましたが止めを差さず、ファーツーに「たとえ一日でも貴方は師匠です、師匠少林寺に戻り罪を償えば父のことはすべて忘れます」と言います。しかしファーツーは「俺はこのままがいいんだぁ、まだまだ伸びる大物になれよー」と言って突然イーロンに襲い掛かり、首を狙い右手で突きを出したがイーロンに避けられてしまい死んでしまいました(イーロンに避けられたと言いましたが左手でイーロンを左側に寄せているのでファーツーは咄嗟に自害したのでは?とも考えられます)。
ファーツーとの対決時に日本公開版で流れるミラクルガイがとてもいいです。ジャッキー初期作品の名作だと思います。是非皆さんにも見て頂きたいです。

The Beatles / ザ・ビートルズ
10

ストロベリーフィールズフォーエバー

ビートルズは、ロック史上最も有名なロックバンドだ。英国のロックバンドである。彼らはそれまでの音楽とは全く違った作風の音楽を展開し、世界を席巻した。当時の若い女性はビートルズに夢中になった。
ロック史上、私が重要だと思う存在としてエルビスプレスリー、ビートルズ、ローリングストーンズ、ビーチボーイズ、クイーン、エアロスミス、KISS、ガンズアンドローゼス、u2、コールドプレイ、ミューズ、レディオヘッド、レッドゼッペリンなど数え上げたらキリがないが、そう言った歴々の人物たちの中でもビートルズの作風はポップでもあり、なおかつアートであり、アバンギャルドでもあった。そして時にイギリスの大衆のフォークロア、大衆の心を歌う万人のための歌を歌ったかと思うと、またある時には誰をも寄せ付けない、エッジの効いた曲を展開していく、天下一のロックバンドであったといえよう。
そんな彼らの作り上げた数々の曲の中でも本作ストロベリーフィールズフォーエバーはよりスピリチュアルな、心の内面に向き合う、懐かしさや誰もが感じる郷愁、あるいは夢見心地を体験できる随一の曲であると言える。本作はビートルズのバンドとしての存在をまた数段高めた作品であった。

フェイク シティ ある男のルール
7

終わり良し

タイトルにある「フェイクシティ ある男のルール」という意味を考えながら鑑賞。ウォッカ片手に悪い奴らを倒しまくる刑事。随所で様々なアルコールを飲むシーンがあり、これが何かの伏線なのか。
ある事件で双子姉妹が誘拐されたが見事に犯人全員を射殺し救助するも、とある黒人制服警官が言いがかりをつけてくる。また犠牲者が出たと…。刑事は犯人だと主張するも警官は犠牲者だと言い、口論に。のちのち昔の相棒だと判明。その後、元相棒が内部捜査官へタレコミしていると聞きつけ、頭にきて一発殴ろうと尾行している時にギャング2人組に襲われ自身の目の前で殉職。昔の相棒という事もあり捜査するも新犯人になかなか辿り着けない。その訳は自身の身内が…。
過激なアクションはないが、社会の闇深さが描かれており、人間の欲は計り知れないと感じる。映画の最後では内部捜査官から事の真実を伝えられ逮捕されて終わりかと思ったが、このまま内部捜査官として刑事を続けていくのかなというラスト。警察という国家権力で何でもし放題だった刑事が、最後の最後で新たな自分の居場所を見つけたという印象。
個人的には好きな部類の映画なので、時間がある方はぜひ!また、フォレスト・ウィテカーの演技は何度見ても最高。

乃木坂46 / Nogizaka46
9

新しいアイドル像

乃木坂46とは秋元康がプロデュースするアイドルグループ。
AKB48の公式ライバルとしてデビューし、今やAKBよりも人気の高いグループです。
おすすめする理由は、今までのアイドルとは違い歌やダンスだけではなく…。
バラエティや舞台、映画やドラマと多彩なジャンルに結び付いたメンバーが多く、見るものを魅了するからです。実際に私もそのうちの一人で、デビューが新卒採用の年と重なりました。仕事が終わり、帰宅しTVをつけるとグループの番組が放送されていました。
AKBは派手で受け入れにくいイメージがありましたが、乃木坂はすんなり受け入れられました。気が付けばデビューから約8年間応援し続けています。
仕事柄ライブは参戦したことがありませんが、推しメンの出ている舞台や映画を欠かさずにチェックするほどはまっています。私の推しメンは卒業してしまっていますが、個性豊かな新メンバーが加入した事で引き続き応援出来ています。男性から見れば可愛いとか癒しとかの理由が多いと思います。
女性にもお勧めできます。10代から20代後半まで幅広い年齢層で構成されているグループですので、憧れや共感が得られるからです。今からでも遅くはありません。