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JAVA2006p1のレビュー・評価・感想

ハンブレッダーズ / Humbreaders
10

ハンブレッダーズは最高

青春を歌うアーティスト。
甘酸っぱい恋を歌った歌詞の曲が多く、たくさんの方に共感していただけると思う。片思いをしていた時に、とても深く心に刺さりました。
カッコいい、楽しいロックな曲も多数あるので、失恋して憂鬱な時にいい気分で盛り上がりたいときやゆっくり落ち着きたいときなど、いつ聞いてもいいなと感じます。

庶民的な表現が多く距離感が近く感じるので、そこもこのアーティストの曲の共感しやすいところだと思います。
カラオケなどで歌うと盛り上がりそうではありますが、全体的にハンブレッダーズの曲はキーが高いので少し歌い辛いです。それでも頑張って歌いたいくらいにカッコいいアーティストです。

個人的に好きなフレーズは「人づてに聞いた言葉じゃものたりないのさ」。まさに童心を忘れないといった感じです。
ほかの曲も明るくキラキラした曲ばかりで、自分はドライブ時にいつも聞いています。
寝坊した朝に目を覚まさせてくれますし、気分のいい昼下がりにリラックスできます。あがりたいことに夜のドライブの盛り上げ役もしてくれます。

ファンクラブ会員は「帰宅部」と称されます。だらっと、時にシャキッとしたハンブレッダーズのメンバー、歌詞、そしてファンの人々にまさにぴったりですね!

ケンガンアシュラ
10

格闘家の強さが企業の強さに直結!異種格闘技企業代理戦争漫画

サンドロビッチ・ヤバ子原作、だろめおん作画の漫画『ケンガンアシュラ』。
特殊な武術を使う格闘家"十鬼蛇 王馬(ときた おうま)"と、うだつの上がらない平凡なサラリーマン"山下 一夫(やました かずお)"の2人が主人公として描かれ、企業同士が裏で行う代理戦争、「拳眼試合」に身を投じていく、というのが大まかなあらすじです。
この漫画でおすすめしたいのは次のふたつの要素です。
① 癖のある社長
本作品に出てくる会社はどこも超がつくほどの大企業です。そしてその大企業の社長たちはだれもかれもが曲者。
ある社長は拳眼試合をより確実に勝ち上がるために大金をはたいて工作をする、ある社長はそれを察知して策を講じる。戦闘以外の面でも面白さがあるのがこの漫画のいいところです。
② 魅力的な剣闘士たち
基本イケメンかイケオジしか出てきません。女子大喚起。
しかししっかり漢受けもするキャラ達ばかりで、格闘技漫画としてこれ以上ないキャラ設定てんこ盛りです。
盲目の黒人とか好きでしょう?絶対強いですもんね。
ほかにも戦う漁師さんとか〇ッキーとかバレエダンサーとか、とにかく見ていて飽きないキャラ達がこの漫画の2つめの魅力です。

格闘技漫画好きなら手に取って損はない漫画、それが『ケンガンアシュラ』です。

ガンニバル
9

深い山間の村で人間の恐ろしさを垣間見る

東京から〇〇県の深い山間にある供花村に、赴任してくるこことなった阿川刑事の一家。
供花村の前任の駐在員は行方不明になったとの事で、その穴を埋める為に、この小さな集落に妻とまだ幼い娘を連れて3人で引っ越してくる事から、この物語は始まる。
都会から来た阿川一家は、やや緊張しながらも村民に迎え入れられ、ほのぼのと暮らせるかもしれないと新しい生活のスタートに笑顔が隠せなかった様子だった。
都会と違い、景色は美しく空気も美味しい。娘にも良い環境かもしれないと、阿川夫婦は胸を撫で下ろした。
昨年、阿川刑事はとある事件で犯人を射殺してしまう。娘の目の前で……そんなこともあって、娘は言葉を失い、笑顔を失い、これを機に自然の中で生活しようと、心機一転供花村に引っ越してきたのだった。
そうして、大自然に、村人の暖かさに救われるように、供花村にやってきた3人は徐々に平穏な日々を取り戻していくようだった。
引っ越しも終わり村人に挨拶をし、ようやく腰を下ろして、この村の駐在員として職務についたところ、阿川の頭の端に引っ掛かる程度の気になる点が、じわじわと線で繋がっていく。
「前の駐在員は、頭がおかしくなって、いなくなった」
「この村は常に監視されている」
「村のやつらは、人を食っている」
「逃ゲロ」
程なくして、この異様さに刑事の勘が働く阿川。山の方で何かがあったようだ。駆けつけると、森の中でこの供花村の当主が熊に襲われて遺体となって発見された。
現場では村の若い衆が合掌している。阿川は現場を保全しようと前に出るが、突き返される。
村の若い衆は阿川に猟銃を向けると、
「お前に出来ることはない コイツは熊に襲われた それだけや」
呆気に取られたが、その黒ずんだ銃口からいつ鋭い弾丸が発射されてもおかしくない雰囲気だった。しかし阿川刑事は、仏さんになった老婆の腕に、人型の歯形がくっきりある事に気付いた。
この村には、何かがある。阿川は、一人胸に決心したように、家族の元へと足を進める。

マトリックス / MATRIX
10

SFアクションに革命を起こした必見の作品

言わずと知れた、99年の特大SFヒット映画であり、ブームを巻き起こしました。

何気なく生活している私達の日常はすべて仮想現実であり、本当はロボットへとエネルギーを供給する乾電池にされて眠っているーーというストーリーもさることながら、その映像世界が世界に衝撃を与えます。

監督のウォシャウスキー兄弟の美的感覚は他の追随を許さず、エッジの効いた画面で観客を釘づけに。
また、衣装からセットに至るまで、統一されたトーンのサイバーパンクな世界観と、カンフーを取り入れたワイヤーアクションが、オリジナリティのある特色を強めていました。

このような抜きん出た演出は、監督二人のオタク趣味が成し得たものと思われます。
興味のあること、好きなことを気がすむまで追求してしまうオタク性が、この作品を熱量の高いものにしているのではないでしょうか。

演じた俳優達のアクションも素晴らしく、撮影前に現場のオーストラリアで訓練を積んでいます。
主演のキアヌ・リーブスはもちろんのこと、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モスらのスタイリッシュな演技は、クールなSFの世界を表現するのにおいて、完璧なものとなっていました。

この映画によって、それ以降のSF、アクション映画の流れは変わり、革命を起こしたと言われている金字塔的作品です。