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Aya_82
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Aya_82

Aya_82のレビュー・評価・感想

暗殺教室 / Assassination Classroom
9

学生のうちに見ておきたいアニメ

実写映画化されているので認知度はそれなりですが、アニメを見た人は少ない印象です。是非、アニメを見てください。
画風が少し子供っぽいので侮っていましたが、ちゃんといいアニメです。
学園モノは登場人物が多い分、各キャラクターがクローズアップされる機会がないことも多いですが、ちゃんと取り上げてくれます。
殺せんせーが一人ひとりと真摯に向き合うからこそ、各キャラクターのメイン回が必ずあります。
先生達が正しく先生として生徒に向き合い、大人として未来ある若者たちの成長を促してくれる様子が誠実に描かれています。
自分が学生の頃に知りたかった「勉強を如何に楽しんで攻略するか」を教えてくれる作品です。実際に使える知識や教養もあるので、学生の自分に見せてあげたいです。コラボの参考書もあるので、より勉強が頑張れたと思います。
実写映画を見た方も十分楽しめます。
映画では描ききれてないシーンも多くありますし、何よりしっかり感情移入して見れます。
個人的に中高生にとても見てほしい作品です。
勉強や部活で悩んでる人たちの心に殺せんせーが優しく寄り添ってくれます。
社会に疲れた大人が見ても、学生時代の懐かしさが押し寄せてくると思います。

天気の子
9

主題歌の歌詞とのリンクがいい

島の生活に息苦しさを感じ、家出してきた主人公帆高が東京に出てくるところから物語ははじまります。
持ってきたお金は減り、泊る場所もなく、雨もふり続いているし、見ているだけで病みそうな状況になっていく帆高ですが、東京まで来る途中で会った圭介を頼り訪ねて行きます。一時期どん底にいた帆高が住む家、食事
仕事を手に入れ、試行錯誤しながら仕事を覚えていく様子が音楽にのせてテンポ良く流れていき、そこが楽しいです。さっきまで帆高と一緒に病んでいた気持ちがスッキリし、明るくなっていきます。
そして新海誠監督作品の特徴であるきれいな画。雨の東京がきれいで、実際雨だったら憂鬱なのに、この映画では美しいと思わせてくれます。
そしてヒロインの女の子が可愛い。男女関係なく好きになってしまいそうな見た目とキャラクターだと思います。
また、前作「君の名は」と同様、主題歌と映画がすごくマッチしているところが素敵です。
帆高が最後非常階段をのぼっていくところ、新海監督とRADWIMPSの野田洋次郎さんが番組で話されていましたが、曲をじっくり聞かせるために階段を足したそうです。そのため名曲を味わいながら階段をのぼっていく帆高を見ることが出来ます。
一番好きなのが最後のシーン。RADWIMPSの曲「大丈夫」の歌詞をイメージさせるセリフで終わるところは感動です。

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス / The Nightmare Before Christmas
10

いつになっても古臭いと感じない

『鬼才』と呼ばれるティム・バートンが手掛けるディズニー作品。ティム・バートンの映画といえばダークシャドウやコープスブライド、シザーハンズなど、ダークな話が多くディズニーとのかけ合わせは心配になるかもしれないが、全くそんな心配は見えない最高の作品。1993年公開当時のそんなに優れているとは言えない映像技術とティム・バートンの手掛けるストップモーションがいい具合にダークとディズニー要素を混ぜ合わせていい味を出している。舞台はホリデーワールドの中にあるハロウィンタウン。主人公であるジャック・スケリントンはクリスマスタウンに迷いこんでしまったことをきっかけにクリスマスに魅了されてしまう。ジャックはどうにか自分たちでクリスマスを行いたいとあの手この手を使いクリスマスの準備を進めていく。しかし、準備するのはハロウィンしか知らない住人達。言うなればハロウィンよりのクリスマス。ジャックもサンタクロースに変身し、プレゼントを配るが…。ストーリーや登場人物たちもさることながら、ミュージカル映画であるため、音楽も魅力的だ。さらに、ハロウィンタウンのダークな雰囲気の中に挟まれるクリスマスな明るく、愉快でカラフルな雰囲気に一気に引き付けられるだろう。