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Airack66635のレビュー・評価・感想

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
9

ダニエル・クレイグ 有終の美

6代目ジェームズ・ボンド、ダニエル・クレイグの最終作として話題になった作品。コロナ禍を経て、上映延期が続いた作品で、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドに選ばれたとき批判の嵐だった過去からの最後の作品。個人的にはとてもダニエル・クレイグに思い入れが深く最高にかっこいいボンドが見られる。
前作との関連が多いので、個人的にはダニエル・クレイグ作品をカジノロワイヤルから「順番」に全てを観て後での視聴をおすすめする。
今回の敵であるサフィンは”最強の敵”と言われるには少し弱さを感じる部分がある。また結末は決してハッピーエンドとは言えないため、仕方ないとは思ってもその点は個人的にマイナス。
そして、007作品には登場人物のファッション(時計、スーツ)、車、バイク、立ち振る舞いなどのカッコよさを求めて欲しい。
本作品は今までのダニエルボンド作品のストーリー性を理解したうえで、会話やシチュエーションなどを楽しむ作品なのかなと感じた。
登場人物との関係性、過去の出来事、なにげない会話、車など…。ところどころにくすっと笑えるようなスマートなジョークや感動や深い想いなどが盛り沢山に隠れている。そんないろんなヒントにどれだけ気付け、理解出来るかどうかがこの作品を楽しむポイントになるのかもしれない。

RADWIMPS / ラッドウィンプス
10

RADWIMPSのおかげ

「RADWIMPS」=「君の名は。」と思う人は沢山いることだろう。
実際、『PAPARAZZI~*この物語はフィクションです~』という楽曲に、
「君の名は。の大ヒットが起こるとすかさず出てくる~」や「こちとらメジャーで10余年」など刺さる歌詞が並んでいる。
音楽というとジャンルが沢山ある。「RADWIMPS」はロックバンドでありながらも、今までハードな楽曲を聞いたことがない人でもとても聞きやすいバラードを出している。
その中でも、『最後の歌』、『愛し(かなし)』、『25コ目の染色体』などなど。ここには挙げきれない程だ。「RADWIMPS」の楽曲は、ボーカルの野田洋次郎が手がけている。
メンバーは、ギター・コーラスの桑原彰、ベース・コーラスの武田祐介、ドラムス・コーラスの山口智史、
そしてボーカル・ギター・ピアノの野田洋次郎の4人で構成されている。
一度聞くと、楽器隊の3人が奏でる力強く、どこか寂しげな音楽に、洋次郎の独特な歌声に魅了させられるだろう。
もちろん、万人受けするかと聞かれれば、はいとは言えないが。ただ、刺さる人には刺さるといったとこだろうか。
「RADWIMPS」を好きになるきっかけはなんでもいいと思う。「天気の子」でも、「君の名は。」でもなんでもいい。
そこからRADのたくさんの楽曲を知って、良さに気づいて、もっと好きになる。
そんなポジティブなループができるといいと思う。

シュガー・ラッシュ / Wreck-It Ralph
9

有名ゲームのキャラクターに会いに行こう(シュガーラッシュ)

ゲームが好きな人なら、絶対面白いディズニーの長編アニメ映画です。

【魅力】
日本の有名ゲームから多数のキャラクターが登場します。マリオブラーズなどの有名ゲームの敵役が一度に集まるシーンは観るだけでわくわくします。これだけで一見の価値有りです。ぜひ何回も見てください。「あ、こんなところに、あのゲームのキャラクターがいたんだ」というように「ウォリーを探せ」のような楽しみ方ができます。個人的に納得いかないのがストリートファイターのザンギエフが敵役で登場することです。お国の関係で仕方ないことでしょうが、あまり敵役というイメージがないので違和感がすごいあります。

【ストーリー】
敵役のラルフがヒーローを目指す物語です。敵役のライフは、何十年も一緒にいるゲームの仲間から、敵役というだけで冷たく扱われています。そんな環境から抜け出すべく、ほかのゲームにヒーローメダルを取りに行きます。そして、ゲームセンター全部を巻き込む騒動に発展します。
少しネタバレになりますが、本来当てられた役割から抜け出す難しさ、最終的にその役割の中でも幸せをつかめることを、この映画は教えてくれます。子ども向けのアニメながら大人も楽しめる内容になっています。