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9rnicotouch1212のレビュー・評価・感想

太田裕美
10

唯一無二の声を持ったミュージシャン

太田裕美の声は独特です。少し舌足らずな歌い方で歌われるその曲は、根強い人気があります。初期からアイドルである一方で、シンガーソングライターとしても活躍してきました。少し甘いメロディにピタッとハマるその声は唯一無二のものです。彼女のファンには普段は公言してなくても実は好きという方が多いそうですが、よくわかります。いわゆるビッグスターではなくても息長く活躍を続けているミュージシャンだからこそ、隠れファンが多いというわけです。またアルバムを数多くリリースしていて、いずれも名盤と呼んで良い完成度の高いディスクとなっているのも特筆すべき点だと思います。

はじめの一歩 / Hajime no Ippo
10

幕之内一歩と宮田一郎

はじめの一歩に登場する主人公の幕之内一歩。
高校生の時はイジメられっ子で不良3人組にいつもイジメを受けていた。
いつものようにイジメを受けてる時にたまたま、鷹村守という男と出会う。
鷹村守により幕之内一歩は、ボクシングに興味を持つ事となり、鷹村守にボクシングを教えてくださいとお願いする。
しかし鷹村は、素直に教えるといは言わず絶対に素人では不可能な難題を出す。
その難題とは、木から落ちる葉っぱを10枚拳でキャッチするという事だ。
この時鷹村は、片手で10枚以上をキャッチしてみせたが幕之内には葉っぱを『1週間以内に10枚キャッチ出来たらボクシングを教えてやる』と伝えた。
それから幕之内は毎日葉っぱキャッチの日に明け暮れる。
なかなかキャッチできない日が続くがふとした時に鷹村の手の握りに気づく。
気づいてからは、今まで以上に葉っぱをキャッチできるようになり、鷹村から出された1週間後の時が来た。
幕之内は、鷹村の前で片手のみで10枚キャッチすることに成功。
この時鷹村は、キャッチ出来たらとしか言っていなかったので両手でもよかったと思っていたが片手でキャッチした事に驚きと共にボクシングを教える事を了承し、ボクシングジムへと招き入れる。

ボクシングジムに到着し、すぐにサンドバッグにパンチを打ってみろという。
少し鷹村がアドバイスし、幕之内がサンドバッグを打つと『バチン』という音が鳴り響く。
鷹村も驚き、周りのみんなも驚いた様子を見せていた。
鷹村が幕之内のグローブを外し手を見てみると拳の皮が剥けていたのだ。
これはハードパンチャーによくある現象で幕之内は、ハードパンチャーという事がわかった。
ハードパンチャーの理由は、今後のストーリーでわかる事となる。
この日を境にボクシング選手としての幕之内一歩のストーリーが始まる。

グレイハウンド
8

大西洋での独潜水艦隊との死闘を描いた戦争映画『グレイハウンド』

『グレイハウンド』は2020年に公開された米国の戦争映画で、監督はアーロン・シュナイダー。主演はトム・ハンクスで、彼は脚本も書きました。映画は1955年に発表されたC・S・フォスターの小説『The Good Shepherd』を原作にとしていて、共演はスティーヴン・グレアム、ロブ・モーガン、エリザベス・シューです。
映画の舞台は米国が公式に第二次世界大戦に参戦した1か月後の大西洋の戦い中の1942年初頭。潜水艦攻撃にさらされる商船船団を護衛する多国籍護衛艦隊の司令の任務を受けた米国海軍司令官の物語を追っています。
『グレイハウンド』は米国で当初はソニーピクチャーズによって劇場公開される予定でしたが、コロナ流行のために無期限に公開中止になって公開自体がキャンセルとなりました。その後、配給権はAppleTV+に売却され、同社がデジタル公開を行いました。批評家たちからは好意的な評価を受け取り、とりわけ90分の上映時間を効果的に用いた戦闘場面の連続が賞賛されました。アカデミー賞の最優秀音響賞にノミネートされています。
映画批評の集計サイト「ロッテントマト」は「『グレイハウンド』の登場人物たちは映画の戦闘場面ほどタフではないが、この展開の速い第二次大戦スリラーは効率的なアプローチの恩恵を受けている」との評価を掲載しました。

こどものおもちゃ / こどちゃ / Kodocha
9

少女漫画の枠を超えた作品

1990年代に「りぼん」で連載されていた少女漫画です。アニメ化され、講談社漫画賞少女部門を受賞した人気作です。
小学生時代に初めて読みましたが、それまでの自分の中の少女漫画の常識が覆され、衝撃を受けました。
絵は華やかな感じではなく地味な印象ではありますが、繊細さがあります。ただ、私は何よりストーリーが素晴らしく、唯一無二であると感じます。恋愛が主軸ではなく、人間ドラマというような内容です。
少女漫画ではありますが、学級崩壊、いじめ、離婚、少年犯罪、心の病などのシリアスなテーマを数多く扱っています。しかし、至る所にギャグが散りばめられており笑えるし、テンポが良く読みやすいと思います。後半になるにつれよりシリアスな内容となります。最終巻のあるシーンはとても感動しました。
キャラクターもとても魅力的です。主人公である人気子役の小学生倉田紗南という人物で、性格は明るく元気で、少女の憧れを詰め込んだような人物です。物語は紗南が羽山明人というクラスメートを中心に男子が暴れて学級崩壊している自らのクラスを立て直そうとするところからはじまります。
考えさせられる深い内容であるので、少女だけではなく老若男女問わず、すべての人に一度は読んでほしいと思える作品です。