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6vniwatori1021のレビュー・評価・感想

下北サンデーズ
10

東京上京を決めたきっかけのドラマです。

「下北サンデーズ」は、日本の小説家石田衣良さんによる小説の原作を元に制作されたテレビドラマです。
この作品は、東京・演劇の街下北沢を舞台に、人生を諦めていた主人公里中ゆいかが夢と希望を見つけていく青春物語です。
主人公里中ゆいかは、幼い頃から好きなものは何でも与えられてきたゆいかが人生につまらないという感情を抱いていました。大学入学をきっかけに上京した里中ゆいかは、弱小劇団「下北サンデーズ」と出会い、大きな感銘を受けました。その後、「下北サンデーズ」の劇団員になったゆいかは親から与えられたマンションも売り払い、劇団員と同じ生活をすることになります。弱小劇団に入団であるため、劇団員は皆、貧乏生活を送っていました。その生活は、ゆいかにとって初めての経験の数々なので、毎日刺激的な事ばかりです。その生活を送り、演劇と向き合っていく姿は情熱と才能が溢れており、ゆいかの人生に色が戻ってきます。暑苦しいドラマのように見えますが、笑いの要素も取り入れられており、作品中に出てくるラーメン屋の掛け声やランニング中の掛け声は、どれも独特で一度聞くと耳から離れなくなるような魅力があります。
劇団員のリアルな日常を見ているような生々しい作品は、サブカルチャー好きの人にはとてもおすすめの作品となっています。
この作品を見て下北沢へ憧れた方も多いのではないでしょうか?
このドラマを見て演劇や下北沢での生活に憧れ上京をしてみたくなるような不思議な魅力のある作品なので、ぜひオススメです。
そんなドラマのキャストは、名女優“上戸彩”さん。彼女の印象からは到底想像できないような服装と髪型で挑んだドラマは、上戸彩さんの見たことのない姿を見られる新しい作品でもあります。劇団員には、人気アイドルKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さんが出演しており、初々しいデビュー前の藤ヶ谷さんも見られる作品です。その他にも佐々木蔵之介さんや大島美幸さん(森三中)、竹山隆範(カンニング)さんなども出ており、主題歌には藤井フミヤさんが参加するなどサブカル要素もたくさん詰まった作品となっています。

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

潔い!ブレない!

言わずと知れた有名マンガ・名作でありますので、誰がどうした、何がどうなった、などあらすじは書きません。伝えたいのはこのマンガの潔さ。何があるかって、バスケとケンカ、ただそれだけ。バスケ8・ケンカ2くらいかな。本当に潔い。ブレない。純粋なマンガ。ドロドロした人間関係があるわけでもなし、無意味にお色気に走るわけでもなし。余計なことがないのが良い。バスケに一生懸命。一生懸命練習して。一生懸命試合して。たまにケンカして。そうかといって真面目一辺倒では決してなく。シリアスな、真剣な展開のなかにも小気味良いテンポのギャク・ユーモア。ちょうど良い。描かれているテーマがブレないので、気にならない。そして個性的な各キャラクター達も、意外と謎な部分が多く。昔何があったか、バスケ以外に普段何してるのか。各キャラクターのバックボーンもあるけれど、ちょっと触れるくらい。匂わせるくらい。触れすぎないのがちょうど良い。あくまでも、メインはバスケ。一見、嫌味なキャラもいるけれど、結局、皆、バスケが好きで。皆「バスケットボール」で繋がっていく。時代設定はちょっと古いが、描かれている内容は時代に左右されない。好きなことに熱中している時の、充実感、爽快感を味わえるマンガです。

橘いずみ / 榊いずみ / 和(シンガーソングライター)
9

橘いずみが渇望していたのは愛か、それとも。

橘いずみは、ソニーレコードに在籍していた間、7枚のアルバムを発売しています。
ファーストアルバム「君なら大丈夫だよ」がリリースされたのが1992年。その中の一曲「のぞみ」の方向性に光る才能を見出したプロデューサー須藤晃によって、セカンドアルバム「どんなに打ちのめされても」が発売されました。その中の代表曲「失格」における徹底された内省的な歌詞と刹那的な歌い方が多くのリスナーに突き刺さり「女・尾崎豊」と称されるようになります。その後「太陽が見てるから」「こぼれおちるもの」と2枚のアルバムを立て続けにリリース。橘いずみはシンガーソングライターとして唯一無二の孤高の存在となりました。
その後もアルバム「十字架とコイン」では人間の情念を、「ごらん、あれがオリオン座だよ」では人間の儚さをアルバムに収め、ニューヨークでレコーディングされた7枚目のアルバム「TOUGH」を1997年にリリースしたのを最後に、ソニーレコードから離れていきました。
橘いずみの楽曲は時代を超えてリスナーの魂に響いていて、ビデオテープ全盛の頃に発売されたライブビデオ「灰とダイヤモンド」のDVD化を望む声がソニーレコードに数多く届き、限定版としてDVD化されたという逸話もあります。そして7枚のアルバムから厳選された楽曲が収録されているベストアルバムも発売されています。