下北サンデーズ

下北サンデーズのレビュー・評価・感想

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下北サンデーズ
10

東京上京を決めたきっかけのドラマです。

「下北サンデーズ」は、日本の小説家石田衣良さんによる小説の原作を元に制作されたテレビドラマです。
この作品は、東京・演劇の街下北沢を舞台に、人生を諦めていた主人公里中ゆいかが夢と希望を見つけていく青春物語です。
主人公里中ゆいかは、幼い頃から好きなものは何でも与えられてきたゆいかが人生につまらないという感情を抱いていました。大学入学をきっかけに上京した里中ゆいかは、弱小劇団「下北サンデーズ」と出会い、大きな感銘を受けました。その後、「下北サンデーズ」の劇団員になったゆいかは親から与えられたマンションも売り払い、劇団員と同じ生活をすることになります。弱小劇団に入団であるため、劇団員は皆、貧乏生活を送っていました。その生活は、ゆいかにとって初めての経験の数々なので、毎日刺激的な事ばかりです。その生活を送り、演劇と向き合っていく姿は情熱と才能が溢れており、ゆいかの人生に色が戻ってきます。暑苦しいドラマのように見えますが、笑いの要素も取り入れられており、作品中に出てくるラーメン屋の掛け声やランニング中の掛け声は、どれも独特で一度聞くと耳から離れなくなるような魅力があります。
劇団員のリアルな日常を見ているような生々しい作品は、サブカルチャー好きの人にはとてもおすすめの作品となっています。
この作品を見て下北沢へ憧れた方も多いのではないでしょうか?
このドラマを見て演劇や下北沢での生活に憧れ上京をしてみたくなるような不思議な魅力のある作品なので、ぜひオススメです。
そんなドラマのキャストは、名女優“上戸彩”さん。彼女の印象からは到底想像できないような服装と髪型で挑んだドラマは、上戸彩さんの見たことのない姿を見られる新しい作品でもあります。劇団員には、人気アイドルKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔さんが出演しており、初々しいデビュー前の藤ヶ谷さんも見られる作品です。その他にも佐々木蔵之介さんや大島美幸さん(森三中)、竹山隆範(カンニング)さんなども出ており、主題歌には藤井フミヤさんが参加するなどサブカル要素もたくさん詰まった作品となっています。