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4bekuresia0609のレビュー・評価・感想

メン・イン・ブラック:インターナショナル / MIB4
7

やっぱり宇宙人が好き!

本作は映画メン・イン・ブラックシリーズの4作目にあたる作品で、宇宙人から地球を守るSFコメディ映画です。これまでの3作品から、主人公コンビ2人の配役が代わっています。
配役が代わったためか、シリーズのファンにも、初めて観る人にも楽しめる内容になっていますが、やはりシリーズのファン向けの映画です。
シリーズお決まりの宇宙人ギャグや独特の世界観が観られ、ファンにとっては最高に嬉しいシーンがたくさんあります。
本作の特徴は、ただ単に宇宙人が地球を侵略してくるわけではなく、宇宙人のほとんどは平和な種族であり、既に地球にこっそり住んでいるという前提にあります。
そのひっそり住んでる宇宙人を管理する主人公らの組織が「メン・イン・ブラック」なわけです。
その平和な宇宙人が可愛かったり面白かったりするので、観ていて楽しく、飽きません。
女性主人公が「”メン”インブラック??」と、男女差別なシリーズタイトルに斬り込むセリフも「さすが!」と思うところ。
気軽に笑って観られるおバカコメディ映画です。

なお、大人気シリーズであるためか、新規俳優陣も豪華です。
男性の主演はアメコミの映画「マイティ・ソー」の主演であるクリス・ヘムズワースです。コメディもヒーローもできる彼の演出スタイルにはうってつけな役柄です。実はヒロイン役のテッサ・トンプソンも同じく映画「マイティ・ソー」に出演してる女優さんなのです。
その他、先輩エージェントや途中で出てくる宇宙人役にも、豪華俳優陣を起用しています。
是非楽しんでください!

進撃の巨人 / Attack on Titan
10

『進撃の巨人』の魅力

人類VS巨人の戦いを描いたダークファンタジー作品『進撃の巨人』。今回はその魅力について紹介していきます!

あらすじ
「主人公エレンは、壁の中の世界に不満を抱きながらも平穏な日常を過ごしていた。そんな時、超大型巨人によって壁が破壊。侵入してきた巨人に母が目の前で殺され、エレンは巨人の駆逐を、外の世界に出る事を胸に誓う。」

まず、当作品の大きな特徴が「先の読めない展開」

この作品の大きな構図は「人類VS巨人」
人間よりも何十倍も大きな巨人。その巨人に人間が立ち向かいますが、圧倒的強さの巨人に食い殺される描写を見ると「これどうやって勝つんだ?」と思ってしまいます。展開も絶望的なストーリーが多いですが、先が読めず絶望的だからこそ「次の展開はどうなるんだ?」と考察する機会が多いので、考察好きな方にはおすすめの作品です!

そして、先の読めない展開を後押ししてるのが「散りばめられた伏線」です!
当作品は初期から多くの伏線が散りばめられています。「エレンの見てた夢は?」「巨人の正体とは?」「外の世界は存在するのか?」と謎要素も多くあり、作品で新展開がある度に、戻って見返すと「あれはその時の伏線だったのか!」と気づかされる事が多く、何度見ても面白いストーリーとなっています!

2つ目が「アクションシーン」
巨人に抗うために人類が生み出した武器。「立体起動装置」によるアクションシーンも当作品の見どころ。
ワイヤーやガスを使い、縦横無尽に街や森を動き回るアクションシーンはカッコよく、アクション系のジャンルが好きな方でも楽しめます!OPの「紅蓮の弓矢」サビシーンでも立体起動シーンが流れるので、どんな感じか気になった方はとりあえずアニメOPだけでも見て頂ければと思います。

3つ目が「キャラクター達」
当作品は主人公エレンだけでなく、他のキャラクターの心情、表情、背景も細かく描かれているので、ヒューマンドラマな側面も持っています。特に表情の描き方が上手く、巨人たちの不気味な表情や巨人に絶望する人の表情はリアリティがあり、自分も慣れるまでその迫真の表情に怖さを感じていましたし「絵が怖い」から視聴するのを敬遠する方々も何人か見てきましたが、今ではそのリアリティを求めた表情も『進撃の巨人』の魅力の1つだと思っています。

重厚で見応えのあるストーリーなので、皆様も是非視聴してみてはいかがでしょうか?

弱虫ペダル(映画)
7

自分を信じ、仲間を信じ、また皆と一緒に楽しく駆けたい“坂道”

TVアニメ、舞台、TVドラマ、ゲーム他、様々な形でメディア展開されている人気コミックが、当然の如く実写映画化。
これまたいつもの如く、作品は知っていたが、作品そのものを見るのはこれが初めまして。
人気作品故、公開時…いや、公開前からファンから厳しい声。特にキャスティングに関して。
主人公の坂道は原作ではもっとパッとしない風貌なのに、キンプリ永瀬じゃイケメン過ぎる。
マネージャーの幹は原作ではそれほどメイン人物じゃないらしいが、ハシカンの為に主役級の登場人物に。
誰だ、エースの今泉に不祥事を起こした某俳優を起用したのは!?…ってのは冗談として、…などなどなど。
どんなものかと見てみたら、これが思いの外良かった。
王道スポ根青春ストーリー。このジャンルが好きな人にはドストレート!

ここでちょっと話反れるが…原作ファンからはボロクソ言われているのは知っている。でも自分は原作を読んでいないので先入観ナシに見れた。
だけど先日見た『STAND BY ME ドラえもん2』はどうしても昔から馴染みあるからあれこれあれこれ目くじら立ててしまうが、そうでない人はすんなり感動。
こればっかりはしょうがない。
とりあえずそれは置いといて、感想を。

総北高校1年生の坂道。
友達が居ないアニヲタくん。好きなアニメのグッズを買う為なら、地元の千葉から秋葉原までママチャリで移動。その距離、実に往復80キロ以上!
だから、そんな坂道にとって学校までの坂道もそれほど苦じゃない。
そしたら、自転車競技部のエースの今泉に勝負を挑まれた。
そしたらそしたら何と!五分の結果に!
普段やっていた事が、思わぬ才能を発揮させた。
元々アニメ研究部に入りたかった坂道。が、休部。悩みに悩んだ末、入部する事に…。

話も分かり易い。
原作コミックは今も連載中らしいが、エピソードを詰め込み過ぎず、“入門編”。
まず、序盤の見せ場である坂道と今泉の勝負。そして入部。

中盤は新入部員の実力テスト。
坂道、今泉、もう一人実力ある鳴子らが実際にロードレースを行う。
実力も知識も経験もある今泉や鳴子らに対し、それらが全く無い坂道。
それでも必死に食らい付く。
たった一つの思いの為だけに。
皆と一緒に走りたいから。
まだ中盤だというのに、クライマックスのような興奮と感動。

主人公の坂道だけじゃなく、今泉、鳴子、その他部の先輩らのドラマも描く。
てっきり個人戦と思っていた。
違った。
ロードレースは団体戦。
仲間との絆ナシに走れない。
インターハイ予選へ。
ライバル校は強豪。ピンチに…。
が、その時…。
友情、役割、信じる、走る楽しさ…。
もう一度言うけど、王道ですよ、王道。気持ちいいくらいの。

フレッシュな若手たちの熱演…いや、汗演。
練習を積み、実際に過酷な撮影に挑んだ彼らと、過酷なレースに挑んだ劇中の彼らがぴったり重なった。
キンプリ永瀬が好演。
ジャニーズ×ハシカンで余計な恋愛要素入れるのかと思ったら、一切ナシで青春スポーツ・ストーリー一本だった点に超好感!
そして何より、疾走感あるレース・シーン!
ロードレースの事について何も知らない。
バイクについても何一つ知らない。
なのに、レース・シーンは手に汗握った。
一緒にロードバイクに乗って走ってるようだ。
風を感じてるようだ。
本当に心地よい。
公開は昨夏。コロナで沈んだ観客の心にどれほど爽やかな青春の風が吹いた事か。

まあ確かに、予定調和。ベタ。ご都合主義。
登場人物たちもステレオタイプ。
この手の青春スポ根ムービーはどれほど量産されてきたか。
叩けばキリがない。

でも、私にとっては初めて駆けた“坂道”。
自分を信じ、仲間を信じ、また皆と一緒に楽しく走りたい。

セブン・シスターズ
5

女優のノオミ・ラパスが1人7役を演じる

セブンシスターズはタイトル通り、7人の姉妹(正確には七つ子)を意味している。主演のノオミ・ラパスが七つ子役を合成で1人で演じていて、なかなか見所のある作品。映画はわりと残酷なストーリー。人口増加が社会現象となっている中、人口削減の為各家庭で一人の子供しか育てられないという決まりができる。子供が二人いる場合は、どちらかの子が政府に連行されてしまうという恐ろしい設定だが、海外では現実にありそうな内容。あまり現実離れしているストーリーじゃないのが余計に話に入り込めた。そんな社会で、七つ子として生まれた主人公たちは、1人の人間を7人で演じて生きていくのだが、割と早い段階で政府に見破られる。見破られてからは、どんどん人が死んでいく。R15指定されているだけあって死に方の描写は中々に残酷。最終日に七つ子のほとんどが政府に立ち向かい、死んでしまうのだが最後はハッピーエンド的な雰囲気で終わる。途中まではハラハラして面白かったが、最後を無理やりいい話で終わらせてしまっている感じが少し残念だった。ただ、ノオミ・ラパスの演じる7人役は、みんなそれぞれとても個性がでていて、ほんとに別人のように演じていたのがさすがだった。

ショーン・メンデス
9

朝いちばんでも夜でも聴けるのってあまりない

英語に強くありませんので、正直「何言ってるかわかんない」状態なのですが、この【ショーン メンデス】さんは世界中だれでもノリノリになるメロディーを作ることができるシンガーソングライターさんです。
2017年発表の『There's Nothing Holdin' Me Back』という曲はなんと再生回数8億回(2019年6月19日07:00時現在)!!!
今回おすすめするこの『If I Can't Have You』はアートワーク(いわゆるジャケット)がちょっと落ち着いた感じでしたので視聴するまでわからなかったのですが、聴いてみるとイェイイェイウォウウォウでした。

気になったので和訳の歌詞を読んでみると

君についての歌詞ばかり書いてしまう
君のことを考えずにお酒も飲めない
もしかして遅いかな?
もし君と一緒にいられないなら、意味はないんだ

など、メンデス君ちょっと重いやん…
でも、そうか。メロディーがノリノリなのに歌詞が切ないから、朝いちばんアゲていきたい時にも、夜の帰宅時にしっとり流したい時でもどっちもイケるんだ。
実際、助手席に乗っていただいた女性にも「これ なんて曲?」ってふと言われて「しめしめ感」が125%を記録しました。

オススメします!!