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3yke1ji1224のレビュー・評価・感想

アイアンマン2 / Iron Man 2
7

パパの心 トニー知らず…

前作のヒットを受けて、ダウニー続投です。この時点で昔のダウニーを知ってる者は信じられない…。
ところが劇中、ダウニー演じるトニー・スタークもぐれてます。心がすさんでます。
せっかくヒーロー活動を始めたのに「力の源」アークリアクターの老廃物がトニーの身体を蝕みます。
やけくそトニー、社長を譲ったペッパーからも面倒くさがられ自暴自棄。
おまけにパパの因縁の相手の息子(ミッキー・ロークが良いデス!)から狙われ、スーツを着たまま酒におぼれます。
アークリアクターの動力になる新しい元素を探すまで、お家で軟禁状態になるトニー。
パパが残してくれた映像から「スターク・エクスポ」の模型より新元素を作ります。
(この時のトニー、壁を壊すわ床をこわすわ)
粒子加速器を一人で作ります。かっこ良い!
出来た新元素を試す間もなくペッパーに危機が!新元素を仕込んだアークリアクターを装着!
「ココナッツとメタルのにおいが口に!」とダウニーの薬物裁判の時のセリフも飛び出し、絶好調モードに突入。

ダウニーの個人的な思いも込め父との関係を解いてくれました。
私は結構このくだり好きです。
お父さんとの関係に悩む方は必見ですよ。

君の名は。 / Your Name.
8

引き込まれる圧巻のストーリー

映画「君の名は。」は、2016年公開のファンタジーアニメーション映画で、監督・脚本は新海誠、主演声優に
神木龍之介、上白石萌音を配す日本アニメーション界を代表する作品です。興行収入は約250億円との脅威の
数字で邦画では公開当初歴代2位でした。主題歌であるRADWIMPSの「前前前世」は耳に残る旋律で、挿入歌の
「なんでもないや」などもRADWIMPSが担当しています。
ストーリーは、都会に暮らす少年の瀧(たき)と田舎に暮らす少女の三葉(みつは)が入れ替わる、という普通
ではありえない現象と、「ティアマ彗星」という架空の彗星が地球に接近する出来事が招く人間模様を描くもの
です。
都会にあこがれる少女の純粋な想いのはかなさや、会えそうで会えないもどかしさの中で芽生える恋心、次々と
起こる展開はどんな結末を迎えるのかまったく予想させない、視聴者を引き込むストーリー展開であり、観るもの
に、まるで自身が少年少女に戻ったかのような感覚を覚えさせます。
一度はもう出会わない運命かと思われた瀧と三葉でしたが、最期に起こる奇跡の場面は感動必死です。
奇跡が起きたのは、三葉の自分を変えようとする勇気と決心がはたらいたのだと思うと、とても感慨深い作品です。

ゼロ・グラビティ / Gravity
4

無重力

アカデミー作曲賞、アカデミー監督賞、アカデミー録音賞などを取っている映画です。
宇宙が好きで、宇宙空間、無重力を感じたい人に見てもらいたい作品ですね。
オススメする理由を3つあげます。

1)まず映像がキレイです。宇宙の壮大な神秘を感じられますね。青く美しい映像です。

2) 宇宙空間、無重力を感じられます。といっても地球のまわりだけなんですけどね。太陽系や、銀河系はこの映画には出てきません。ただ、主観目線があるのがいいですね。宇宙での体の自由がきかない感じ、動きが遅くなる感じは味わえます。

3) 宇宙を怖いと思う方もいると思うのですが、それがこの映画ではよく描かれています。抗いようのない自然の脅威と言いますか、自分の体が宇宙に流されていく感じ。その流されていく方向は死であるという恐怖感はリアルに感じられました。

ストーリーとしては、宇宙空間でトラブルが起きて、そこからの脱出劇という感じですね。見ていてハラハラします。
宇宙船に操作する機械がいっぱいあるのですが、ああいうのを扱える人は尊敬しますね。かっこいいです。
早く早くと、見ていて焦らされましたね。とにかく怖いです。
以上の理由でこの映画は必見です。

あたしンち / 新あたしンち
7

日常の中にあるかもしれない緩さ

自分がこの作品に出会ったのは2000年代の初め、丁度この作品が新聞に掲載され、普段4コマ等しか見る事の無かった頃に、この23コマで構成された漫画は新鮮に映り、自然と読むようになっていた。

・アニメ化の後でも
その後、テレビアニメでも放送されるようになり、テレビの向こう側でもその世界は程よい緩さのまま夢中にさせてくれた。
この物語の主要人物は母、父、長女、長男の4人で、その4人を中心に物語が展開されている。家庭内での話や個人ごとに描かれ、そこから別の人物達へも枝分かれし、様々なストーリーが生み出されている。

・良き緩さ
何より自分がこの作品の好きな所、先程から書いている「緩さ」だ。その頃自分は普段非現実的な物語を好んで見ていて、「この作品は逆に新しい」、そう感じてしまっていた。
ただ何気ない日常にもクスッと笑う事が出来る、そんな「日常」ですら「非日常」と感じていたのかもしれない。
どの時代にも非現実的な作品は幾つも生み出され名作となって来た。だからという訳では無いが、いつしか目の前にある日常にも刺激を求めてしまっていたのかもしれない。
そんな離れた心を取り戻す、大げさかもしれないが、この作品が連載開始から25年以上、長く愛されている理由なのかもしれない。