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2shiroko0222のレビュー・評価・感想

STEINS;GATE / シュタインズ・ゲート / シュタゲ
10

これは私の一番好きなアニメ

このアニメは、私が今までまで見た中で一番面白く、人におすすめしたいアニメです。できるなら記憶を消して、最初から見たいと思うほどです。
初めの12話まではあまり面白いとは言えませんが、それ以降の伏線回収がハンパないです。12話以降からのめり込みすぎて時間を忘れるほどです。特に主人公が好きな人を取るか、幼なじみをとるかの二択の選択を迫られるシーンは感情移入し過ぎて、ドキドキが止まりませんでした。好きな人の命ではなく幼なじみの命を救い諦めていた時に未来の自分からメールが届き、自分の行動次第で両方の命を助けられるというヒントがくるシーンは熱すぎて、脳が溶けるかと思いました。
特に1話は流さず、よく見た方が楽しめる作品だと思います。
「シュタインズゲートZERO」というものあり、好きな人であるクリスを助けられなかった世界線の話です。前の作品とまったく別の話と思って見てみると、後半に前作と話が繋がるので、できれば両方見ることをおすすめします。
キャラの個性もそれぞれ強く、特にヒロインたちがとてもいいです。クリスというヒロインはツンデレであり、この作品を見終えてから、私もツンデレ好きになってしまいました。ツンデレ好きにもおすすめしたいアニメの一つです。

エリザベス:ゴールデン・エイジ / Elizabeth: The Golden Age
9

鋼の心がすごいです。

・あらすじ
1585年、イギリスプロペスタントを信仰するエリザベス1世(ケイト・ブランシェット)が統治していた。
だが、1587年に、宮中では王座の転覆を狙う陰謀が渦巻く。
欧州全土をカトリックの国にしようと目論むスペイン国王フェリペ2世(ジョルディ・モリャ)は彼女の失脚を画策する。
そんな女王の前に、新世界から戻ったばかりの冒険家ローリー卿(クライヴ・オーウェン)が現れる。

・感想
まず、一番印象的なのはケイト・ブランシェットが品格があり闘うシーンもすごくかっこいいです。
女王の立場で孤独の中、恋に落ちるも裏切られるなんて。想像ができないほど孤独でとてもとてもショックだろうと観ていました。孤独だと割り切っていたとしても…。
そんな中、宮中では王座のイスを狙う陰謀が渦巻いていてもうぐちゃぐちゃ…。
良い国を作るには冷酷、冷徹と呼ばれようとも信念を貫き通す心の強さは尋常じゃないなと感じました。
史実に基づいているので面白いです。
史実の映画を観ていると、どこの国でも陰謀が渦巻きドロドロした怖い世界だなぁと、いつも思いながら見ています。
エリザベス1世のブレない心の強さがかっこ良く、孤独感がとても切ない気持ちになりました。

スピッツ / Spitz
10

数多いヒット曲を持つロックバンド

スピッツは1991年にメジャーデビューしたロックバンドです。「空も飛べるはず」、「ロビンソン」、「チェリー」をはじめとして数多くのヒット曲を持っています。
彼らの魅力は、ヴォーカル・ギターの草野正宗による幻想的な詞とキャッチーなメロディ、そして高い技術に支えられた彼らの演奏です。
例えば「ロビンソン」はちょっと聴いただけではわかりにくい歌詞ですが、不思議で幻想的な世界が多くの人々に受け入れられて大ヒットしました。
「空も飛べるはず」も詞は幻想的で、メロディは「ロビンソン」よりキャッチーです。
ほかの曲に目を転じると、「冷たい頬」、「渚」なども出だしから聴く者を捉えて離しません。
さらに草野正宗は他のアーティストに曲を提供してヒットさせていて、その代表的な例がPUFFYに提供して大ヒットした「愛のしるし」です。この曲もポップスの王道を行くメロディで、ヒットしたのも当然でした。
彼らは長きにわたって第一線を走り続けていますが、その要因は、彼らがポップスとロックの両方にまたがって曲を作り続けてきたからだと思います。といってもそのポップスは、かつてのニューミュージックのようにフォークから枝分かれしてやがてJ -POPと呼ばれるようになったような類いのものではなく、あくまでもロックから枝分かれしたポップスを草野正宗は作っているのです。
ただその一方で、彼らはバリバリのロックも歌い続けているところがファンの熱い支持を得ているのだと思います。
今後とも彼らに注目していきましょう!

⻯とそばかすの姫
8

「⻯とそばかすの姫」総評

2021年7⽉16⽇公開。
主⼈公である⼥⼦⾼⽣の「スズ」は幼いころに⺟を亡くし、⽗と⼆⼈暮らしをしている。⺟と歌うことが好きだったスズは⺟の死をきっかけに歌うことが出来なくなってしまった。
⾼校⽣になったある⽇、友達に誘われて「U」という仮想空間を知る。「U」では⾃分の分⾝となるAs(アズ)を作り、現実とは別の⾃分を⽣きることができる。現実世界では歌うことができないはずのスズが、Asとなった「U」の世界では⾃然と歌うことができ、あっという間に歌姫ベルとして⼈気となった。
主⼈公のスズおよびベル役は歌⼿の中村佳穂さんであり、劇中歌をほとんど歌っている。
彼⼥の歌声は儚さの中にある⼒強さが特徴的であり、特に「歌よ」は⼼を揺さぶられる。また、YOASOBIのボーカルの幾⽥りらさん、森⼭良⼦さん、坂本冬美さんら豪華な声優陣で合唱するシーンは⿃肌ものである。主⼈公が⼀歩踏み出し、歌う姿は⼼を打たれる⽅も多い
のではないか。
そして、「U」という仮想空間での話はいまいちピンとこない⼈も居るかもしれないが2022年現在、話題となっているメタバースもインターネット上の仮想空間やサービスであり、さまざまな企業や⼈々が集まり商業利⽤も考えられている。将来的にはオンライン上でアバター(⾃⾝の分⾝)を⽤いてコミュニケーションが⾏われるようだ。そのような背景の中、⾃⾝の気持ちを表現することが重要視される現代社会で私たちが⾃⼰表現とはなにかを考えることが出来る映画であると感じた。
是⾮、⼀度視聴してみてはいかがだろうか。