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01009moonのレビュー・評価・感想

Apex Legends / エーペックスレジェンズ
8

チームプレイ好きにオススメ

個性豊かなキャラクターを操り、最後の1部隊を目指して生き残るバトルロイヤルゲームです。
普通のバトルロイヤルと違って、キャラクターによって得意技が違います。
エイムだけではなく立ち回りや得意技を発動させるタイミングが非常に大事になってきます。
FPSとは「一人称視点型シューティング」のことです。
よくあるTPS(三人称視点型シューティング)は操作するキャラクターの背中が見える状態のため視界が広いのですが、それと比べてFPSは操作するキャラクターの目線が視点になるため、操作するキャラクターが見えず視界が狭いので、FPS初体験の方は戸惑うかもしれません。
しかし慣れると、FPSの方がキャラクターとの一体感を味わう事ができ、その臨場感に病みつきになることでしょう。
PC、PS4、Xbox、switchなど様々な端末でプレイでき、違う機種同士でクロスプレイも可能です。
逆にクロスプレイをオフにする事もできます。
基本プレイが無料なため、友人を誘って一緒にチームを組んで遊ぶのにも非常におすすめです。
また、ストーリーやキャラクターの過去にまつわる話もしっかり作りこまれておりシーズンを重ねていくごとに、伏線回収や、キャラクター同士の関係性が見えてきてよりプレイが楽しくなります。
そして定期的にシーズンが変わります。
それにより、マップの変更や新しいキャラクターの追加などがあり飽きることがありません。
中毒性があり非常にお勧めのゲームです。

銀魂 / Gintama
9

沢山笑いました。

この映画は、主人公が突然現れたタイムマシンによって5年後の未来に飛ばされてしまうというもので、自分の墓と無残に荒廃した江戸の町が舞台です。
5年後の未来に白詛(びゃくそ)と呼ばれる死病が蔓延していることや、攘夷戦争時代に倒した敵である魘魅(えんみ)がその死病にかかわっていることを知ります。
潜伏する魘魅を探し当てて倒した主人公が、それが5年後の自分であるという驚愕の事実に直面します。
魘魅の正体はナノマシンであり、物語本来の時間軸の10年前である攘夷戦争時代には既に主人公に寄生していたのです。いずれ自分自身が白詛の発生源となり世界を荒廃させてしまうことを知った主人公は、止めようとする仲間たちを振り切り、白詛を断つために“時間泥棒”を使ってただ1人攘夷戦争時代にタイムスリップします。過去の自分自身を殺すことで世界を救おうとする主人公。その瞬間から、笑うしかないようでいてどうにも胸を打つ大逆転が始まります。
仲間たちも5年後の姿なので皆変わってしまい、また違う一面が見られます。
毎回ボケとツッコミが激しく、お腹を抱えてしまうほどです。
登場人物も個性豊かです。
可愛かったりかっこよかったり、笑いあり涙ありなので、何回見てもまた見たいアニメです。
『銀魂 THE FINAL』という映画も気になるので見てみたいです。

からかい上手の高木さん / Karakai Jouzu no Takagi-san
8

からかい女子ブームを巻き起こした神がかり的「からかい術」

第一話の一コマ目を見た時の第一印象は、高木さんの意地悪そうな見た目からあまり良いものではありませんでした。しかしいざ読んでみると愛のあるからかい、からかい、からかいの嵐で、いつの間にか二人が将来幸せになることを強く願うほどに。

高木さんのからかい技術には驚かされるばかりで、どれも可愛いです。
きっと彼女は頭がよく、やろうと思えば誰であれからかうことはできるのでしょうが、からかうのは西方だけというのも高木さんが西片が大好きであることと、西片の思考と行動を熟知してることを伺わせ、それだけでニヤニヤしてしまいます。高木さんはきっと、好きな人しかからかわないのでしょう。
愛のあるからかいは、嫌な感じがしません。

西片もからかわれる度に悔しがってはお返ししてやろうと躍起になりますが、高木さんを憎んだり嫌いになったりはせずにいるのが可愛い。
からかわれたら自分への罰として回数に応じた腕立て伏せを行うというルールを設けたことで、からかわれるほどに男性として肉体的な魅力が増しているのは、西片が高木さんに育てられている感覚があり、全てが手のひらの上という印象です。

スピンオフでは高木さんが西片だけでなく娘のこともからかう様子が描かれていて、これはきっとパラレルワールドなんかではなく、やっぱりこの二人と一人は幸せな家庭を築くんだなーと、ほっこりしています。

太郎は水になりたかった
9

ちょっと恥ずかしいけど、青春

トーチwebにて連載されている漫画、太郎は水になりたかったを紹介します。
作者は大橋裕之さんで、女子SPA!でもイラストを見かけた方もいらっしゃると思います。描き味が独特で一度見たらこの方だとわかる絵柄です。サラっと下線で描かれるキャラクターの表情がわざとらしくなく、妙にリアリティがあり見ていて面白いです。
主人公はドクロっぽい顔をした太郎で、クラスで人気者メンバーではない太郎と友達のヤスシが中心となり、日常の何気ない話や静かに心がざわつく話が描かれています。
読んでいると感情移入してしまい、ヒーヒー独り言を言ってしまったり、こんな話したくてもできなかったな…。とか、くだらない話をできた友達や学校生活を思い出してなんだか切なくなり、それが個人的にはクセになっています。
大きな起承転結はないのですが、読んでいてジワジワくるストーリーで、恥ずかしい思い出がフラッシュバックし大きな声を出してしまうような、青さ匂い立つ青春を思い出したい方にオススメです。
トーチwebで途中まで無料で読むことができますので、気になる方はチェックしてみて下さい。すると自分の心の中に生えてきた太郎やヤスシを発見してしまうのではないでしょうか…私のように。。。
まだ途中ですがどんな風に展開していくのか楽しみです、是非皆さんも読んで見てください。

Diner / ダイナー
9

Dinerを観て

蜷川実花監督、玉城ティナと藤原竜也主演ということで、とても注目度の高い作品かと思われます。
内容は、冴えない女性が偶然殺し屋に買われ、殺し屋専用のレストラン「Diner」で働くことになり、元伝説の殺し屋店主とともに色々な殺し屋たちと関わり成長していく、というような単純なストーリーです。この映画の魅力は、蜷川実花監督による、独特で美しく不気味な演出だと思います。
「さくらん」や「ヘルタースケルター」で見せた美しく毒々しいような映像の、さらに上をいく作品がこの「Diner」だと思います。一番の見どころは、やはり最後のアクションシーンだと思います。赤い薔薇の花びらが散る中で、水に濡れた藤原竜也と男装の真矢みきが繰り広げるナイフアクションと、殺され、散っていく殺し屋達の絵面が素晴らしくかっこよく、少々気障な感じがさらにかっこいいです。
あと、気障な感じが目立つ演出をごく自然にただただかっこよく演じている豪華脇役陣にも注目して見てほしいです。男性だと窪田正孝、小栗旬、武田真治、斎藤工、本郷奏多。女性だと真矢みき、土屋アンナ、コムアイ、佐藤江梨子など。豪華すぎるメンツが、様々な色の狂気を見せてくれるので、どのシーンをとっても飽きる箇所はありませんでした。
ぜひ皆にも見てほしいと思う作品でした。