太郎は水になりたかった

太郎は水になりたかった

『太郎は水になりたかった』とは、大橋裕之による漫画作品。リイド社が運営するweb漫画サイト「トーチweb」にて連載された。単行本は全3巻。
ドクロのような顔をした中学生の太郎には、アサリの中身のような頭をしたヤスシという親友がいる。太郎は学校で決して目立つ存在ではないが、ヤスシのような友人に恵まれ、恋を知り、一見無意味なことに意味を見出しながら日常生活を送っている。父親が喫茶店を営む太郎の家には、なぜか母親の姿がない。常に母親の存在を心に引っかかりとして抱えながら、思春期を生きる太郎の姿を描いた青春ドラマである。

01009moonのレビュー・評価・感想

太郎は水になりたかった
9

ちょっと恥ずかしいけど、青春

トーチwebにて連載されている漫画、太郎は水になりたかったを紹介します。
作者は大橋裕之さんで、女子SPA!でもイラストを見かけた方もいらっしゃると思います。描き味が独特で一度見たらこの方だとわかる絵柄です。サラっと下線で描かれるキャラクターの表情がわざとらしくなく、妙にリアリティがあり見ていて面白いです。
主人公はドクロっぽい顔をした太郎で、クラスで人気者メンバーではない太郎と友達のヤスシが中心となり、日常の何気ない話や静かに心がざわつく話が描かれています。
読んでいると感情移入してしまい、ヒーヒー独り言を言ってしまったり、こんな話したくてもできなかったな…。とか、くだらない話をできた友達や学校生活を思い出してなんだか切なくなり、それが個人的にはクセになっています。
大きな起承転結はないのですが、読んでいてジワジワくるストーリーで、恥ずかしい思い出がフラッシュバックし大きな声を出してしまうような、青さ匂い立つ青春を思い出したい方にオススメです。
トーチwebで途中まで無料で読むことができますので、気になる方はチェックしてみて下さい。すると自分の心の中に生えてきた太郎やヤスシを発見してしまうのではないでしょうか…私のように。。。
まだ途中ですがどんな風に展開していくのか楽しみです、是非皆さんも読んで見てください。