ICO / イコ

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『ICO(イコ)』は2001年12月にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたアクションアドベンチャーゲーム。PlayStation 2用ゲームで、廉価版やPlayStation 3用のHDリマスター版も発売されている。
頭から角の生えた少年イコを操作し、囚われの少女ヨルダとともに様々な仕掛けを解きながら霧の古城から脱出する。
謎解き要素やパズル部分が独特で一筋縄ではいかない部分が謎解き好きに評価が高い。また美しい風景や独特な音楽などが独自の世界観を醸し出している。

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ICO(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

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SIREN: New Translation(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

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『SIREN: New Translation』とは、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)によるPlayStation 3用のホラーゲームで、『SIREN』シリーズの3作目。初代『SIREN』の新訳として開発された。 ある日、自分宛てに届いたメッセージに興味をもった高校生のハワード・ライトは、日本の山奥に存在する羽生蛇村(はにゅうだむら)を訪れる。本作は、羽生蛇村を舞台に巻き起こる怪異に立ち向かう様々な人物の物語である。

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ワンダと巨像(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

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ICO / イコのレビュー・評価・感想

ICO / イコ
10

名作ICO「この人の手を離さない」ーこの意味は最後にわかる!!

上田文人氏の不朽の名作「ICO」。
2001年PlayStation2用アクションアドベンチャーゲームとして世に出た作品である。
登場人物はたった3名。その傑出したグラフィック描写と世界観故に、私を含めて熱烈なファン層を獲得したのである。ところが、一部の熱烈なICOファンがゲームモジュールに対して逆アセンブルした結果を世に公開してしまった。OSS(OpenSourceSoftware)では常識のライセンスであるGPLが絡むライブラリがモジュールにLINKされていたことが発覚してしまった。所謂、GPLライセンス違反である。私もソフトウエア技術者としてOSSには長年つきあっているが、正直言ってICOの問題は大したことのない問題。何故か?そのLINKしたライブラリを使っていないのである。たまたまLINKに余計なGPLのライブラリ記述があったためにモジュールに使わないライブラリがくっついてしまった話である。
某外部団体活動でSONYの技術者と飲みながらこんな会話をした。
私「例のICO,SONYさん大変ですよね!」
友人「ああ、あれ、うちよくあるんですよ!」
私「販売中止?」
友人「十分元取ってるし、売らなくても。」
ところが!
2011年、課題解決したICOがPlayStation3用に再登場したのである。
この年の東京ゲームショーに招待されSONYブースへ立ち寄ったらPlayStation3の体験で長蛇の列、客が体験していたのはこの名作のICOであった。
SONYの若いブース担当者ふたりがICOを眺めている私に話しかけてきた。
SONY「お客さん!是非体験してください!」
私「ねえ、あなたはICOを最後までやったことあるの?」
SONY「ありません…」
私「えええええ?やったことないのにお客さんに薦めてるの?」
SONY「すみません…」
私「最後までやってみて!そうしたら、エンドロールの前で “この人の手を離さない”の本当の意味がわかるよ!間違いなく感動する!」
但し、非常に難易度の高い最終ステージをクリアしなければならないが、最後のシーンは
間違いなく感動する。下手な映画よりもよっぽどストーリーの質が高い。
何故、SONYはGPL違反を改善してまでICOを再度世に送ったのか?
不朽の名作、最後のシーンの感動を人々に与えたいためである。
と、ファンである私は思う。

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