夢か現実か自分とは何なのか考えてしまうSF映画の金字塔
舞台は数百年先の火星を開拓している時代、地球で働くダグ・クエイド(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、訪れたことの無い火星に強く憧れ、火星へ行く夢を毎日のように見ていました。クエイドは、火星の現状を知りたく思い、理想の記憶を販売する会社「リコール社」を訪れ、事件が発生します。
火星を救う秘密諜報員という設定の記憶プログラムを試しますが、トラブルが発生し中断されてしまいます。その日から、妻や謎の集団に命を狙われるクエイド。夢なのか現実なのか、全ての謎を解くためにクエイドは火星へと赴き記憶の真相に迫っていきます。
1990年に公開されたアーノルド・シュワルツェネッガー主演作『トータル・リコール』のリメイク作品が出るほど根強い人気のある映画です。90年代に公開されたとは思えないほど、火星や近未来の設定は高い完成度です。
火星という未知の場所で自然に生活している異形の人々など近未来の設定なので、面白い映像が多く見ていて飽きません。話が進むテンポも良いので気が付けがエンディングとなっているでしょう。
見る人によって感じ方が変わるエンディングは複数人で見た後に話し合うと意見が分かれて面白いです。人生で一度は見ておきたい作品の1つだと言えるので、おすすめします。