日常ギャグほのぼの
共感する場面が多い。
多分人づきあいが得意じゃない方は、わかると思いますが、とても親近感がわく漫画作品です。
基本は四コマで進んでいきますが、特に読者に伝えたいシーンには一ページの半分や丸々使ったり、
感動的なシーンでは二ページ分使ったりと、読むのにちっとも飽きないです。
主人公はコミュ症で作中では喋ることが少ないキャラですが、
それを補うナレーションが作中に合ったほど良いコミカルさでつい笑ってしまいます。
コミュ症の特徴をよくとらえているし、日常的に考え込んでは落ち込んでしまうエピソードや
コミュ症が原因で寂しい想いをしていた切ないエピソードを
丁寧に描いているので主人公=自分と感情移入しやすい。
だから人とかかわることで日常に色づいてく主人公の世界がとても素敵。
アニメ化もされていて、キャラが動いたり話したりするとより世界に入れます。
EDで話数が進むごとに主人公の周りにキャラが増えていく様子が
友達が増えていくという感じでとても感慨深いです。
純粋に友達と遊んだり、ちょっと失敗して拗ねてしまったり、はしゃぐ主人公はとても可愛くて微笑ましいです。
季節ごとの様々なイベントが行われていきますが、コミカルなキャラが思い思いに動いて、
何気ない日常でもクスッと笑ってしまいました。