東京事変 / Tokyo Jihen / Tokyo Incidents

東京事変（とうきょうじへん）とは、日本のバンドである。2003年、ボーカルの椎名林檎を中心に5人で結成された。
当初のメンバーは、ボーカル・ギターの椎名林檎（しいなりんご）、ベースの亀田誠治（かめだせいじ）、ドラムの刄田綴色（はたとしき）、ギター・コーラスの晝海幹音（ひらまみきお）、キーボード・コーラスのH是都M（エイチ・ゼット・エム）である。
楽曲が多彩であり、類似した曲がないのが特徴である。その多様な音楽性で幅広い年代の音楽好きを熱狂させている。曲作りはメンバーがそれぞれ作曲し、その曲を持ち寄って行われることが多い。
2004年、『群青日和』でメジャーデビュー。この曲がヒットし、その後も多くの人に歌い継がれる代表曲となった。
2005年にはH是都Mが脱退し、伊澤一葉（いざわいちよう）が加入した。さらに、晝海幹音も、自身のソロ活動に専念するために脱退した。代わりに、椎名の知人である浮雲（うきぐも）が加わった。
2012年には武道館公演を開催。この公演をもってバンド活動を終了した。オフィシャルサイトにはメンバーからのコメントが掲載され、椎名は「事変は来る閏日解散致します」とコメント。解散日は2月29日となった。しかし、2020年になると、バンドの「再生」が発表されて活動を再開し、同年の『NHK紅白歌合戦』に初めて出場した。さらに、2021年には初のベストアルバムを発売した。