ヒナまつり / Hinamatsuri

ヒナまつり / Hinamatsuri

『ヒナまつり』とは、大武政夫原作の漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。
暴力団『芦川組』に属するインテリヤクザ・新田のもとに、楕円形のマシンにくるまれた超能力少女・ヒナが突如現れた。マシンの拘束を解くや否や、素性も目的も明かさないまま謎の念動力で部屋の骨董品を次々破壊していくヒナに対し、身と家財の危険を感じた新田はしぶしぶ彼女を寝泊りさせることになった。
本作はこの2人をはじめとしたちょっぴり可笑しなキャラクター達が繰り広げる、笑いあり涙ありの非日常コメディーである。

ヒナまつり / Hinamatsuriのレビュー・評価・感想

ヒナまつり / Hinamatsuri
9

ヤクザと超能力者のコメディ漫画

ある日突然、ヤクザの家の中に未来から来たという謎の少女「ヒナ」が現れる。ヤクザ「新田」は、少女との関係に戸惑いながら、何が目的なのか全くわからないまま、家で保護することになった。組長から頼まれるヤクザ家業である森林伐採などの土木工事の手伝いを、ヒナの超能力を使って新田は苦労することなく完了させる。ヒナは未来でも大人に命令されて仕事をさせられていたが、仕事に対しての報酬はもらっていなかった。しかし、新田からは仕事に対しての報酬はもらうべきであると言われ、そこから他者との交流について考えるようになる。その後、ヒナは小学校に行きたいと言いだし、新田は渋々、学校に通わせることにした。そんなヤクザの新田と未来から来た謎の超能力者ヒナの物語である。ヒナが成長していくにつれて、現実世界ではありえないようなことが起きていき、面白く非日常である日常が描かれていく漫画だ。ヒナだけでなく新たに未来から超能力者が現代に送り込まれたりしていき、どうしてヒナが送り込まれたのかについても謎が暴かれていく。漫画はすでに完結しており、途中まではアニメ化もされていて、アニメを見終わった後に、途中から漫画に入って最後まで読み切ることも可能だ。

ヒナまつり / Hinamatsuri
8

最強のゆる系ギャグ漫画!

まず最初に言うと、緩い系のギャグ漫画を探している人は絶対読むべきです!
あらすじは未来からやってきた超能力少女・新田ひながヤクザの家に突然現れ、ヤクザと二人暮らしを始めると言うとこから始まり、周りの個性豊かな人たちと接していく中で少しずつ成長していくと言う物語です。新田ひながいた未来では、周りの大人たちは自分の事を道具としかみていなかったためとてもつらい生活を送っていたが、未来に送られたことにより自分のことを大切に思ってくれる大人と接し、徐々に感情豊かになっていきます。
そんな成長をギャグを通して楽しく読むことができるので、読み切った頃には大きな感動を得られることは間違い無いです!最初は中学生から始め、進級していく様子も描かれているので、実際に成長していく姿を楽しめます。中学生から高校生になったときに容姿が大人っぽく変わったのには驚きました(笑)。絵が全体的に可愛いのでそこもおすすめですね!この漫画の大人気キャラクター三嶋瞳の成長にはほとんどの読者が驚かされたといっています(笑)。
また、病みまくりの超能力少女や、やくざなのにとてもなよなよしい人だったりと登場人物もみんな個性的でとても面白いです!巻数も19巻とそんなに多く無いので、ひまなときに読むように買ってもいいと思います。是非読んでみてください!

ヒナまつり / Hinamatsuri
10

「世話焼きヤクザ」と「ぐうたら超能力少女」が奇妙な共同生活を始めて、世の中を嘗め尽くすギャグ漫画。

比較的ノーマルな常識を持ち合わせた新田を取り巻く、正気からはほど遠い登場人物たちが起こす騒動を淡々と描き切るストーリー構成力は圧巻である。
周囲のぼんやりとした、しかし確かな狂気に圧倒され、翻弄され続ける新田の姿には哀愁が漂い、笑いを誘う。
また、画力も高いため、非常に読みやすい。

<あらすじ>
自宅の高級マンションで趣味の「壺」を鑑賞しながらワイングラスを傾けていたヤクザの「新田」は、突如部屋の中に現れた超能力を持つ少女「ヒナ」に、自慢の壺を人質(壺質)にとられ、力(超能力)づくで言う事を聞かされる形で、状況が全く理解できないままに彼女との共同生活を始める事となった。
生育環境のために世話焼きな性格の新田は、いつの間にか細やかにヒナの世話を焼いている自分に気付き、愕然とする。
しかし、新田はぐうたらなヒナのペースに巻き込まれながらも、ヒナが超能力を発揮したドサクサで功績を上げ、瞬く間に昇進し最高幹部にまで上り詰める。
さらには新しい超能力少女も現れ、新田の生活は混沌を極めてゆく――。

2020年3月の時点で17巻まで出ているが(2020年4月に18巻発売予定)、
ギャグ漫画にありがちな「ギャグのネタ切れ感」「ストーリーの失速感」が未だに見られないというのも特徴的であり、
ギャグ漫画を読みたいという人に「あなたのおススメは何か」と訊ねられたら、まず紹介する作品の一つとなっている。

ヒナまつり / Hinamatsuri
9

シュールギャグマンガ

未来からやってきたヒナがヤクザの新田の元に現れて、ぐうたら生活を送るギャグマンガです。ヒナは超能力者で…と書くと昔の漫画のように思えるかもしれませんが、作者独特のシュールなギャグが新鮮です。新田はヒナの力のおかげでヤクザとして上り詰めていくのですが、ヒナの超能力がすごすぎて武勇伝がどんどんすごくなって、周囲から嫉妬されたり頼りにされすぎて困惑するところが面白いです。また、アンズやマオといったヒナと同じように未来から来た少女がヒナと対決することになるのですが、シリアスな展開にはなりません。現代に取り残されてホームレス生活を送ったり、新興宗教団体のマスコットとして活動したりと、ブラックユーモアの効いた立場に置かれることになります。
一番好きな話は、大人しい中学生の瞳が大人顔負けのビジネススキルを発揮していくところですね。新田や大企業の社長が、人生で培ったスキルを発揮して瞳に負けないように頑張るのですが、瞳は中学生であるにも関わらず世界中にコネがあり、部下からの信頼も厚いので、ビジネスでどんどん成功を収めていきます。その結果、未来では世界を破滅させる原因になっていて、それを食い止めようとする主人公たちの行動も楽しいです。

ヒナまつり / Hinamatsuri
8

久しぶりに笑いました

面白いアニメないかな、と探していていたところ、ヒナまつりというアニメを見つけました。ギャグマンガと説明文に書いてあったので見てみました。
ヤクザの下っ端・新田という男が自宅で有意義な時間を過ごしてた時に、超能力少女が天井から降ってきます。その少女がヒナで、それが新田とヒナの出会いでした。卵型のようなものに拘束されて来たため衣服を着ていないヒナは、服をくれと新田に言い、言うことを聞かなければ超能力で新田の大切なツボを割って言う事を聞かせました。なぜ新田の家に来たのかもわからない、何をしに来たのかもわからないというヒナ。
とりあえず住む場所もないヒナは新田の家で暮らし始めました。
新田はいつの間にかヒナの世話係みたいになっていて、今まで夜遊びや女遊び、女性からの連絡もたくさんあったのに無くなり「あれ?なんか違うぞ」と思いヒナの世話をやめたりしました。
ですがヒナは新田と一緒にいる時間が好きみたいで、一緒に遊んでと自分の気持ちを伝えることが出来ました。この感じを見ていると血は繋がっていないが徐々に親子関係になってきてるな、と感じました。
中盤当たりでヒナは新田に家から追い出されてしまいます。ヒナはどうしたらいいかと悩みながら自分なりに考え成長していく姿も見えます。
ヤクザである新田の昇進祝いにヒナはサプライズをしようとしましたが、ちょっと違う感じになってて一番爆笑しました。最終話はしっくりきませんでした。
ヒナと新田の成長や他登場人物の成長も描かれた作品でした。
全体的に笑えるアニメでした。

ヒナまつり / Hinamatsuri
9

タイトルなし

ドタバタSFコメディーアクション?...コメディーですね。主人公の若手のヤクザが、本当は良い奴で、バカで、とてもアホで優しい。そこにやってきた地球外生命体(ヒナ)となぜか共同生活がはじまります。
親子のような...兄弟のような友達のような不思議な関係です。見ているとほのぼのします。出てくるキャラクターもみんな濃いです。
ヒナはすごい強い!人外の力発揮して、抗争してるヤクザ瞬殺してしまったりします笑。力を上手く発散しないと爆発してしまうので、たまに森を伐採するお手伝いをして力を解放したり、主人公のヤクザ関係のお仕事を片付けたりしています。
イクラが大好物でイクラさえあれば大抵事はやってくれます。
力をコントロール出来るようになったヒナは学校に興味を持ち、学校に通うようになりました。
同級生のひとみはあらゆる面で器用で才能があるので、色んな方面のお仕事の人からスカウト受けて、真面目で断れない性格なので、まだ中学生なのにBARで働いていたりします。
そこにヒナとは違う地球外生命体のあんずが現れてヒナを元いた星に連れて帰ろうとします。ヒナとあんずの勝負はひなの勝ち、あんずは乗ってきた飛行船が壊れてしまい、星に帰れなくなってしまいます。帰れなくなったあんずはホームレスになり、色んな事を学んでいきます。この3人だけでも濃いのですが他にも魅力的なキャラクターが沢山いるのでぜひ、ヒナまつりを見て欲しいです。

ヒナまつり / Hinamatsuri
10

お薦めのアニメ ヒナまつり

私が見ている中でお勧めする番組の一つです。
プロローグでは、なんだかわからないアクションシーンから「私のスマホが!」で終わり本編へ。
そして、若手で一目置かれているヤクザの新田の家に突如として現れた物体、一晩放置された後に解き放たれて現れたのがヒナ、唐突すぎるスタートでした。
スタート前番宣で少し期待していた分、なんだこれ?という感じでしたが、次第に面白さに引き込まれていきました。
そして、第1話中盤での銀児が鉄砲玉として敵ヤクザ事務所へ、ヒナとの良い感じのストーリーがはじまったと思いきや、直後のヒナの活躍でのぶっ飛んだシーンへ、そして「いくら丼」など面白シーン、一気にヒナまつりの世界へ引き込まれました。
第2話では、次なる新キャラのあんずも登場してのストーリー性が少しある話かと思いきや、超能力でのあっち向いてホイ対決、どうでもよい原因で帰れなくなるあんずが再びホームレス状態に、なかなかのぶっ飛びエピソードでした。第2話後半では新田とヒナとの関係がどうなるかと思われた話でしたが、終わってみればヒナと友達が新田たちとキャバクラへ、なんじゃこれという話ですが、やっぱりなぜか面白かったです。
一度見ていただくことをお勧めいたします。