映画の世界に革命起こした超名作
現代の映画技術において、絶対不可欠といえるコンピューターグラフィックスやVFX。
それが初めてそして世界中の人々に映画の価値観を一変させ、映画関係者に技術の大転換を起こさせた時代の証人的作品こそが、ターミーネーター2。
(ここからはネタバレも含む)
核戦争で世界は荒廃し、自律殺人ロボットと人類を監視するスカイネットにより人類滅亡の危機に瀕した未来。
その世界を変えようとする人類の希望、ジョン・コナー抹殺のために送り込まれた殺人機械。
その名はT-1000。T-1000の水を思わせる変形シーンには世界中の人々が驚嘆した。
ジョンを守るT-800役のアーノルド・シュワルツェネッガーと、T-1000との大迫力のバトルにもCG技術がふんだんに使用され、映画でクライマックスであるバトルシーンの概念も変えてしまった。
近未来やSF作品は今まで相当な時間と労力がかかったが、ターミネーター2でCG技術が誕生し、必要不可欠になった現代の映画。
その始祖的作品を見れば、30年前の作品にもかかわらず、現代でも色褪せない素晴らしさを体験できる。