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かわいそう!
とても面白かったです。機械と人間の戦い第2弾で、新しい敵ターミネーターがとてもおそろしいです。おそろしいといえば、子供が殺されてしまうと思い、暴走してしまう母、サラ・コナー。彼女のしたことは許されないけど、まあ、子を持つ親としてわからなくもない話です。でも、あの黒人の技術者?はほんと悲惨な人です。さらに命を狙われて、肩を撃たれて、おざなりな治療をされて、お前がターミネーターを作ったからだと責められて、会社に一緒に侵入させられてら警察の足止めに爆死って!なんてかわいそうな人でしょう。サラもT800も、もっと彼を守れと思いました。話はあまりおぼえていませんでしたが、こうしてみると、サラはいろいろ殺してるなという感じです。あとやっぱり、T800が溶解炉に沈むところは泣けましたね。自分にもチップが入ってるからと人類のために沈むシュワちゃん。彼が悪いわけではないですし、どうせ私は機械ですからみたいなのが余計に悲しいです。敵のターミネーターはあんなに怖く、なんか溶けて攻撃避けるし、最新型だったのに、シュワちゃんはちょとと古臭い感じで、そこもまたせつなげでした。エドワード・ファーロングくんのかわいらしさも相待って、少年とロボットの友情物語という面でもいい作品だと思います。