SFアクション洋画感想
1991年に公開されたアーノルド・シュワルツェネッガー主演のSFアクション映画の金字塔「ターミネーター」シリーズの第2作で、シリーズ中もっとも有名かつ最高傑作と謡われている作品となっています。
前作におけるサラ・コナーとターミネーターとの死闘から10年、未来でスカイネットの脅威となるサラの息子ジョンを抹殺するため新たなターミネーターが送り込まれる中、かつてサラを苦しめたTー800の同型が新たにジョンを守る使命を帯びて現れ壮絶な死闘が展開されるストーリーとなっています。
公開後、度々地上波放送に恵まれ、また、多数の作品でもパロディネタにされているなど、ある意味第1作よりもメジャーな存在として知られる本作ではシュワちゃん演じるTー800が前作から一転、頼もしい味方として登場し、敵側のターミネーターが液体金属など特殊な合金で出来ている性能で勝る刺客と戦うというその後のシリーズでもお馴染みの攻勢が本作から始まった事からも影響が伺えます。
惜しむらくは本作があまりにも完成度が高すぎて、その後何を作っても「2」を超えられないというある意味シリーズのハードルを上げすぎた感は否めませんでした。
とはいえ、ラストでジョンとの友情が芽生えながらも自分は存在してはいけないため溶鉱炉に沈んで別れを告げるTー800の姿は何度見ても感動できますね。