ドクター・ストレンジ / Doctor Strange

ドクター・ストレンジ / Doctor Strange

『ドクター・ストレンジ』とは、2016年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。日本での公開は翌年2017年1月27日。製作はマーベル・スタジオ、配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ。マーベル・コミックの実写映画の中でも、同一の世界観を共有する「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズとしては第14作品目。不慮の事故により医師の道を断たれ、厳しい修行の末に魔術師として再起した元天才外科医ドクター・ストレンジと、闇の魔術を操る集団との戦いを描く。

ドクター・ストレンジ / Doctor Strangeのレビュー・評価・感想

ドクター・ストレンジ / Doctor Strange
5

MCUの他のマルチバース作品見てからの方がよいかも…

劇場公開を見送り、Disney+の配信を待ちました。
一昨日 配信開始と同時に視聴。
(良くも悪くも)マーベルのテーマパーク化を感じました。
Disney+のドラマも快調のようで「これからはMCUはマルチバース!」と思い、
ドラマ「ロキ」と「What…if…」も「スパイダーマン/ノー・ウェイ・ホーム」も見て臨んだのですが…。
アイアンマンやキャップの映画とは一線を画してしまったのかしら…。
それとも歳食ったのか…(アイアンマンから14年ですもんね…)
1回見終わって思ったこと。これ、ジェットコースターに乗ってる感じで見ないとダメやなぁ~と思いました。

さて、ここからは少しネタバレですが、お話としては「家族が持てない」悲しいワンダと幸せそうに2人の息子と暮らす「マルチバース」のワンダ。
ワンダとマルチバース・ワンダ、ストレンジとマルチバースでのストレンジ。
これ、複数登場しますので「頭こんがらがる…」
最後は別ユニバースの死体のストレンジも使う総力戦!(余計、こんがらがるって…)

最後の最後は「母は強かった…」

そして「アメリカ・チャペスがどんなヒーローになっていくのか?」
と次の世代への橋渡しで終わります。

もっと、カンバーバッチを感じたかったのですが…。

ドクター・ストレンジ / Doctor Strange
9

戦い方がかっこいい。

とにかく戦い方がすごくて、カッコ良かったです。ハリー・ポッターも魔法使いものだけど、学校ものでもあるから、ここまで魔法道具とか、能力的な戦いは描かれてなかったかもしれません。ドクター・ストレンジの能力は、時間を操るというものなので、巻き戻しとかもあって、すごくカッコ良かったです。香港でも戦いは必見でした。とてもオタク心をくすぐるヒーローだと思います。また、今回の敵も元弟子だし、今の兄弟子もドクター・ストレンジたちと違う方向に行ってしまったし、結構内紛するグループだなと思いました。他のヒーローよりも修行僧チックなところがあるからかもしれません。もともとドクターということで、勉強もお手のもので、私もどちらかというとガリ勉タイプなので、図書館で自分で学ぶスタイルが共感できました。よく分からないところもあったし、ドクター・ストレンジがいつの間にか、自分の欲よりもみんなを救おうみたいになってるなってところはありましたが、なかなか面白かったです。マーベルコミックってあんまり読んでこなかったんですけど、まだまだ色々なヒーローがいるんだなと知りました。ベネディクトも好きですし、お気に入りの作品になりました。

ドクター・ストレンジ / Doctor Strange
7

アメコミヒーロー洋画感想

日本では2017年1月に公開されたマーベルコミック原作のヒーロー映画で、マーベル・シネマティック・ユニバースシリーズの14作品目にあたり、アミコミキャラクターとしてのドクター・ストレンジ初の実写映画デビューを飾った作品となります。
おもなあらすじは天才外科医スティーブン・ストレンジは交通事故で医師の命といえる指にマヒが残る重傷を負い、一縷の望みをかけて神秘の力を駆使するエンシャント・ワンに弟子入りし魔術を得る中、闇の魔術を操る勢力が現れて…という流れです。
ドクター・ストレンジの最大の特徴は他のマーベルヒーローにはない「魔術」を駆使するもので、魔術を駆使した戦闘シーンや映像表現は本作最大の見どころとなっています(特に魔術によって町ごと空間が大きく歪むシーンは壮絶ですが大画面で見たら少し酔いそうかも?)。
主人公のスティーヴン・ストレンジのキャラは当初は傲慢さが出ていて(その辺りはトニー・スタークと似ているとされ、後のインフィニティウォーではそれを意識してか両者が組むことになりましたが)当初は鼻持ちならない印象でしたが、本業が医者のため敵との戦いでも殺生を好まなかったり、闇の勢力を前に自信の運命を受け入れる覚悟などデヴュー作として次第に使命に目覚めていく姿が丁寧に描かれている印象でした(また後にストレンジが纏う生きたマントがやたら愛嬌があるのも面白いシーンでした笑)。
本作は他のMCUのキャラクターはほとんど登場しないため(エピローグでソーが少し登場するくらい)MCU初心者でも比較的観やすい作品だと思います。

ドクター・ストレンジ / Doctor Strange
10

異色のマーベルヒーロー

ドクターストレンジという映画はベネディクトカンバーバッチさん主演のものです。時間と制作費がふんだんにかけて作られた贅沢感があります。アクションの表現が細部までこだわりがあり、見ているほうがはらはらして緊張感がありました。ロケ地もさまざまなところで行われており、世界のいろいろな場所が登場しますので、旅行が好きな方は元ネタがわかるのでそういった見方もできると思います。マーベル作品は全部見ないといけないような先入観がありますが、この作品単体で見てもストーリーが構成されていますので、より具体的なマーベルの世界を知りたいと思わされるようなつくりになっているなと思います。そこはうまく誘導ができていると思いました。
主演はベネディクトカンバーバッチさんで、もともと味のある俳優さんだと思っていました。今回の役柄を演じる中ですごいと思ったのは、テンションの上がったり下がったりの表現の仕方でした。あまりテンションが変わらない気質を演じている部分はあるのですが、その中でもテンションが上がっているときオペをしているときや戦闘など自分が能動的に興味を持ってやっているときはなんだかテンションが高いのです。冷静な中での表現なのでそこは大変だったかと思いますが、そういう部分も面白かったです。

ドクター・ストレンジ / Doctor Strange
6

ドクター要素が少ないドクター

主演が「シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチであるというだけで、友人と連れ立って見に行った映画。
原作はキャプテン・アメリカや、スパイダーマン、アイアンマン等のアベンジャーズの系統らしい。
それを知らずに見に行ったが、まずまず楽しめた。
ただ、ネーミングがドクターというのはどうなのか?
元々が外科医であるから、本人の「例え医者では無くなってもドクターでありたい」というプライドから名付けたのであろうが、ドクター要素が少なすぎる。
お約束の終了後の特典映像(?)を見ても、今後ドクターに復帰する予定は無さそうだし、もう少し考えて名前を付けた方が良かったのでは?
原作がその名前だから変えようがないのなら、内容をドクターぽくすれば良かったかもしれない。
ドクターと言えば、「ドクター・フー」だろうと、きっとイギリス人のベネディクトさんも思ったに違いない。
ちょっと修行しただけの一介の弟子が、いつの間にか頂点に立ってるのも納得が難しい。
師匠のリタイアとのタイミングが合ったということかもしれないが、それにしても他にもたくさん弟子がいただろう?と思わずにはいられない。
続きを匂わせる終わり方で、実際に続きが作られているらしいが、わざわざ映画館まで見に行くかどうかは疑問である。