ドクター要素が少ないドクター
主演が「シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチであるというだけで、友人と連れ立って見に行った映画。
原作はキャプテン・アメリカや、スパイダーマン、アイアンマン等のアベンジャーズの系統らしい。
それを知らずに見に行ったが、まずまず楽しめた。
ただ、ネーミングがドクターというのはどうなのか?
元々が外科医であるから、本人の「例え医者では無くなってもドクターでありたい」というプライドから名付けたのであろうが、ドクター要素が少なすぎる。
お約束の終了後の特典映像(?)を見ても、今後ドクターに復帰する予定は無さそうだし、もう少し考えて名前を付けた方が良かったのでは?
原作がその名前だから変えようがないのなら、内容をドクターぽくすれば良かったかもしれない。
ドクターと言えば、「ドクター・フー」だろうと、きっとイギリス人のベネディクトさんも思ったに違いない。
ちょっと修行しただけの一介の弟子が、いつの間にか頂点に立ってるのも納得が難しい。
師匠のリタイアとのタイミングが合ったということかもしれないが、それにしても他にもたくさん弟子がいただろう?と思わずにはいられない。
続きを匂わせる終わり方で、実際に続きが作られているらしいが、わざわざ映画館まで見に行くかどうかは疑問である。