ドクター・ストレンジ / Doctor Strange

ドクター・ストレンジ / Doctor Strange

『ドクター・ストレンジ』とは、2016年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。日本での公開は翌年2017年1月27日。製作はマーベル・スタジオ、配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ。マーベル・コミックの実写映画の中でも、同一の世界観を共有する「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズとしては第14作品目。不慮の事故により医師の道を断たれ、厳しい修行の末に魔術師として再起した元天才外科医ドクター・ストレンジと、闇の魔術を操る集団との戦いを描く。

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ドクター・ストレンジ / Doctor Strange
7

アメコミヒーロー洋画感想

日本では2017年1月に公開されたマーベルコミック原作のヒーロー映画で、マーベル・シネマティック・ユニバースシリーズの14作品目にあたり、アミコミキャラクターとしてのドクター・ストレンジ初の実写映画デビューを飾った作品となります。
おもなあらすじは天才外科医スティーブン・ストレンジは交通事故で医師の命といえる指にマヒが残る重傷を負い、一縷の望みをかけて神秘の力を駆使するエンシャント・ワンに弟子入りし魔術を得る中、闇の魔術を操る勢力が現れて…という流れです。
ドクター・ストレンジの最大の特徴は他のマーベルヒーローにはない「魔術」を駆使するもので、魔術を駆使した戦闘シーンや映像表現は本作最大の見どころとなっています(特に魔術によって町ごと空間が大きく歪むシーンは壮絶ですが大画面で見たら少し酔いそうかも?)。
主人公のスティーヴン・ストレンジのキャラは当初は傲慢さが出ていて(その辺りはトニー・スタークと似ているとされ、後のインフィニティウォーではそれを意識してか両者が組むことになりましたが)当初は鼻持ちならない印象でしたが、本業が医者のため敵との戦いでも殺生を好まなかったり、闇の勢力を前に自信の運命を受け入れる覚悟などデヴュー作として次第に使命に目覚めていく姿が丁寧に描かれている印象でした(また後にストレンジが纏う生きたマントがやたら愛嬌があるのも面白いシーンでした笑)。
本作は他のMCUのキャラクターはほとんど登場しないため(エピローグでソーが少し登場するくらい)MCU初心者でも比較的観やすい作品だと思います。