漂流教室

『漂流教室』とは、1972年23号から1974年27号まで『週刊少年サンデー』(小学館)で連載された、楳図かずおによるホラー漫画である。作者はジュール・ヴェルヌの『十五少年漂流記』を学校ぐるみでやるという構想を元に、時間を超えた親子の愛と公害問題をテーマにした。
物語は大地震の後荒れ果てた未来に、小学校の校舎ごと飛ばされた子供たちの壮絶な生存競争を描いている。仲間割れなど衝撃的な描写も多い。
コミックスは単行本が全11巻、文庫版が全6巻刊行された。本作は1975年に「第20回小学館漫画賞」を受賞した。
実写映画は監督大林宣彦で1987年7月10日に公開された。テレビドラマは2002年1月から3月まで放送され、原作は楳図かずおの漫画であるが、設定は大きく変更された。主演は常盤貴子と窪塚洋介で、原作とは異なり高校が未来に飛ばされるという話になっている。このドラマは「第32回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」で劇中音楽賞を受賞した。2009年には舞台が上演され、こちらは高校の夜間部が飛ばされる設定だった。

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