ダイ・ハード4.0 / Live Free or Die Hard / Die Hard 4.0

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ダイ・ハード4.0 / Live Free or Die Hard / Die Hard 4.0のレビュー・評価・感想

ダイ・ハード4.0 / Live Free or Die Hard / Die Hard 4.0
10

マクレーンから学ぶ「しぶとく生きる」ということ(一部やりすぎあり)

「生きる」と聞くと何を想像するだろう。おそらく多くの人は「美しさ」を求めるものだ。生き方が多様な現代では、「美しく生きたい」最も求められる条件の1つではないだろうか。

しかしこの男、ジョン・マクレーン。まったく美しくない。

紹介したい作品は「ダイ・ハード 4.0」。ジョン・マクレーンとは本作の主人公である。

末尾の「4.0」からわかる通り、「ダイ・ハード」シリーズの4作目である。
映画タイトルの「ダイ・ハード」とは、「死ぬのが難しい」、つまり「しぶといやつ」という意味だ。

簡単に映画のあらすじ紹介をすれば、刑事であるジョン・マクレーンがテロリストや犯罪者と戦うというシンプルなストーリーである。
「4.0」までの3作でも敵からの攻撃に対し相当なしぶとさで生き残ってきたジョン。だが「4.0」でのしぶとさはその比ではない。

敵が乗るヘリコプターからマシンガンによる銃撃をパトカーに受けるシーンがあるのだが、空からの攻撃は地上を走るパトカーにとって絶対絶命である。
仲間も何人か撃たれてしまい、必死に逃げるジョン。それでも執拗に敵の攻撃は続く。
逃げ込んだトンネルでは敵の策略によって照明が落とされ、さらには交通規制もめちゃめちゃにされ行き交う車もパニック状態。横転した乗用車を別の車が跳ねジョンの方向へ飛んでくる。

そんなカオスな状態でも車に轢かれることなく安全を確保。

極めつけはその敵ヘリを倒すため、再度パトカーに乗り込み、なんとそのままヘリがいる方向へ急発進。
何をするかと思えば最高速度で走るパトカーから道路へ体を投げ出し、縁石を利用してパトカーをヘリめがけ飛ばし撃墜するのだ。

ジョン本人は血だらけにこそなったが、命に別状なし。あまつさえ撃墜できた喜びから笑顔さえ見える。

これがジョン・マクレーンの「しぶとさ」である。
もちろん美しくなど一切ない。

それでもどんな状況下でも自分の生きる道を諦めず、時に血だらけになろうとも生きることを諦めない。
正直走る車から身を投げることは簡単ではないし、どう考えても無理である。

だが美しさと縁遠くなってしまっても、「最後までしぶとく生きたい」そう思わせる、思わざるを得ない映画だ。
「敵組織の女工作員の髪をつかんで振り回す」のはまた別のお話。

ダイ・ハード4.0 / Live Free or Die Hard / Die Hard 4.0
7

娘との関係がいい。

サイバーテロの話でした。そこらへんは詳しくないのでよく分からなかったし、今までのダイ・ハードとは違うかなってところも多かったけど、やっぱりブルース・ウィリスはかっこよかったです。
娘さんが出てきてて、すごく反抗しているのですが、結局パパと呼んでと言ったり、彼の教えを覚えていたりして、なんだかんだ頼られている父親なんだなてのが分かって良かったです。私もあんな頼りがいのあるパパがほしいです。
また、今回も3同様相棒がいますが、それが若者で、力とかでいうと役に立たない感じの子ってのが新しかったなって思います。
敵もカンフー美女とか最高です。強い女ってなんか良いですね。マクレーンが一人でもうなんだよっていいながら、傷だらけになりながら、死なないってのも好きだったら相棒がいるのはちょっとな…とも思うけど、今回の相棒はそういう意味では役立たずなので良かったです。マクレーンがやられるはずがないってもう分っちゃっているから、そういうドキドキはなかったけど、それはそれで良いです。
1に比べると、年も取ってしまったマクレーン、とはいえ、またマクレーンに会えて良かったです。また見たいなって気もしますが、この時がマクレーンがアクションをできる最後の時だったのかもしれません。
アクションは少なめに推理をするとか、若者のサポートをするマクレーンのダイハードもいいかもだけど、それはもはやダイハードではないし、ここで終幕を迎えてほしいです。

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