コンフィデンスマンJP ロマンス編

コンフィデンスマンJP ロマンス編

『コンフィデンスマンJP ロマンス編』とは2019年に公開された、詐欺師をテーマにした映画作品。東京ドラマアウォードなどの賞を受賞した、総合視聴率15.1%の人気テレビドラマを映画化した1作目。大ヒットした痛快エンターテインメント映画で、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)が、悪い奴から詐欺で大金を巻き上げるストーリー。今回のおさかな(ターゲット)はラン・リウ。恋愛詐欺師のジェシーと日本のゴットファザーの赤星も加わり、香港を舞台にコンゲームを繰り広げる。

コンフィデンスマンJP ロマンス編のレビュー・評価・感想

コンフィデンスマンJP ロマンス編
8

最後の最後まで見逃せない!!天才詐欺師たちの騙し合いに注目!!

2018年4月からフジテレビ系「月9」で放送されていたテレビドラマの1作目の映画シリーズ。

信用詐欺師「コンフィデンスマン」のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人が手下である通称「子猫ちゃん」を多く従え、世界のあらゆる宝石などのターゲット「オサカナ」を狙っていくストーリー。

そんな3人が今回狙うオサカナは香港マフィアの女帝で、その冷酷さから「氷姫」と異名を持つラン・リウが所有している幻の宝石「パープルダイヤ」。
パープルダイヤを狙うべく動き出していた矢先、ダー子に犬を売りつけ詐欺を働こうとしていたモナコ(織田梨沙)を新たな子猫ちゃんとして迎え入れ、香港へと向かった。

ランに対してさまざまな策をしていくが、なかなか取り合ってくなれい日々が続く。そんなある日、天才詐欺師のジェシー(三浦春馬)がランに取り入っている姿を目撃。ジェシーの狙いもパープルダイヤが狙いで、ランに近づいていたことが判明した。
またダー子たちに以前騙され因縁を抱いている赤星(江口洋介)もダー子たちが香港に来たことを聞きつけ、香港で三つ巴の戦いが始まろうとしていた。

誰が味方で誰が敵なのか、何が本当で何が嘘なのか。最後の最後まで予想を裏切られる予測不可能な展開に目が離せない。
ハラハラ・ドキドキを味わいたい方は必見!!

コンフィデンスマンJP ロマンス編
7

こう来ると思わなかった

冒頭の明言「恋はいつだって自分をあざむくことから始まり、他人をあざむくことで終わる これがロマンスである」はオスカー・ワイルドの「ドリアン・グレイの肖像」からです。まさにロマンス編の始まりですね。今回もだましだまされ、どんでん返しのミステリーで大変でした。最後の最後にびっくりさせてくれちゃうので、コンフィデンスマンは好きです。多分ほとんどの人が先の読むことができない上質な映画なんではないでしょうか。そして、毎度お馴染みの面白キャラ達が楽しみで仕方ありません。今回も笑わせてくれました。ダー子にボクちゃん、リチャード、赤星みんな大好きです。ストーリー内での騙し方の演技が、後々結末がわかったあとでまた見て見ると、斬新な詐欺するための演技に見えてくるから面白い。だからコンフィデンスマンは何度見ても良いですよね。いや、最低二回は見てほしいと思います。この映画の後、東出さんの不倫騒動で世の中大変なことになり、楽しめる映画も次は無くなってしまうんだろうと落ち込んでしまっていましたが、なんとか「コンフィデンスマンJPプリンス編」も公開してくれて良かったです。さらに三浦春馬や竹内結子までお亡くなりになり、悲しい悲劇が続きショックでしたが、これからも素晴らしい作品が続けていけることを願います。

コンフィデンスマンJP ロマンス編
10

大人気だったドラマがついに映画化!史上最大の騙し合いゲームの始まり!

舞台は日本を飛び越えて香港。暇で退屈していたダー子が、新たなお魚を見つけるところから物語が始まる。
お魚の名前はラン・リウという女性であり、香港の大財閥のボスで香港マフィアも牛耳っている。その冷静冷酷無慈悲さから、通称「氷姫」と呼ばれる。
香港でランの独裁による不満が爆発したデモが起きており、その中継映像に知り合いが映っていたことでランの存在を知ることになる。
ランは幻の宝石「パープルダイヤ」を所有しており、ダー子達はそのダイヤを奪うことを計画する。
ランへの策を練っている時に、ペディグリーペット詐欺を仕掛けたモナコを新たな仲間として迎え入れ、
ダー子・ボクちゃん・リチャード・五十嵐は香港へ向かう。
しかし、ランのもとには恋愛詐欺師であるジェシーが既に潜入していた。ジェシーはかつてダー子と恋仲にあったが、
恋愛で女性を騙すジェシーに愛想が尽きたダー子は、ジェシーの元を去ってしまった。
物語中盤で再びジェシーに心を奪われ、ダー子は仲間を裏切りジェシーと組んでしまう。
ジェシーとダー子はランを騙し、ランの元旦那に手切れ金30億を渡すことでパープルダイヤを奪うことに成功。
しかし、ジェシーのボスはかつてお魚として釣り上げた赤星であり、ダー子達は赤星に捕らえられてしまう。
赤星はずっとダー子達への復讐を狙っており、ジェシーを使ってダー子達をおびき出したのだ。モナコもジェシーの子猫であり、ダー子達の情報を知るために潜入させたのだ。
そこへ騙されて激怒したランが到着し、銃撃戦が始まる。
銃撃戦から赤星とジェシーは去り、パープルダイヤを鑑定士に鑑定させるが、ダイヤはまさかの偽物という結果だった。
実はラン・リウと思われた女性はまさかの偽物であり、その女性の正体は、ダー子が憧れる美しきコンフィでスンウーマン、スタアであった。
この物語の本当のお魚はジェシーと赤星であり、赤星が偽のパープルダイヤに払う30億円が目的だった。
ダー子が赤星とジェシーを釣り上げるためのエサとして、スタアはラン役を演じていたのだった。
物語の最後で判明する、まさかの真実。今回も騙された快感が心地良かった。

コンフィデンスマンJP ロマンス編
10

見ているこちらも騙される!

2018年に放映されたテレビドラマの映画化第1弾作品です。
コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子・ボクちゃん・リチャードが、“氷姫”の異名を持つ香港の女帝が手にしているという伝説のパープルダイヤを狙って数々の仕掛けを講じるもなかなか上手く釣り上げられず…。
そこへ天才詐欺師のジェシーが現れて、詐欺師VS詐欺師の白熱の戦いが繰り広げられます。
果たして勝負の女神はダー子とジェシーのどちらに微笑むのか?
テレビドラマでダー子に釣り上げられた悪者たちが、本作の重要なキャストだったり「ここにも?」というところにまで登場しています。
テレビドラマを見ていなくても充分楽しめる作品ですが、見ていた人はたまらずクスッと笑ってしまうほどです。
終盤には全てのからくりが明かされるのですが、まさかこの人が??の連続で、見ているこちらもすっかり騙されてしまっていたことに気付きます。
細かく散りばめられたたくさんの伏線の回収が見事すぎて、「うわー、騙された!」からの爽快感がクセになり、何度も見たくなる・何度見てもおもしろい作品です。
テレビドラマに続き、本作でもOfficial髭男dismが主題歌を担当。
映画の世界観にピッタリの素晴らしい楽曲です。

コンフィデンスマンJP ロマンス編
10

コンフィデンスマンJP ロマンス編が5分で分かる! あらすじの一部と見どころを紹介!

コンフィデンスマンJP ロマンス編は、2018年4月9日から6月11日にフジテレビ系の月9枠で放送されていたテレビドラマの映画版です。長澤まさみや東出昌大、小日向文世らが金に貪欲な者達から金を騙し取る痛快エンターテインメントコメディとなっています。

あらすじ…ダー子(長澤まさみ)は香港の経済を牛耳る女帝、通称「氷姫」をターゲットとして、僕ちゃん(東出昌大)とリチャード(小日向文世)と再び手を組みます。順調に計画が進んでいくと思いきや、ダー子が唯一身も心も奪われたとされるジェシー(三浦春馬)が現れて...。

見どころは大きく分けて2つあります。
まず1つ目は、緻密な脚本です。この作品の脚本は古沢良太が手掛ております。古沢氏は「相棒」シリーズや「リーガルハイ」シリーズといった名高い作品を数多く手掛けておられる方です。物語の序盤から終盤まで飽きを感じさせない演出ばかりで、映画を観終わった後は大きな満足感を得ること間違いなしです!

2つ目は、豪華俳優陣が出演されている点です。
この映画では、三浦春馬や竹内結子、江口洋介ら豪華俳優陣が出演されており、大変見応えある作品となっております。しかし、予告映像や公式HPだけでは観ることのできない豪華俳優が脇役として出演されているので、「こんな有名な人がなぜ出ているの!?」と驚きながら作品を楽しむことができるのもこの映画の良い点です。

まとめ
・金に貪欲な者達から金を奪い取る痛快エンターテインメント
・緻密な脚本
・主演者のみならず、脇役までもが豪華俳優陣

上記のまとめのような作品を観てみたい方にはおすすめの作品です。
是非ご覧ください。