大人気だったドラマがついに映画化!史上最大の騙し合いゲームの始まり!
舞台は日本を飛び越えて香港。暇で退屈していたダー子が、新たなお魚を見つけるところから物語が始まる。
お魚の名前はラン・リウという女性であり、香港の大財閥のボスで香港マフィアも牛耳っている。その冷静冷酷無慈悲さから、通称「氷姫」と呼ばれる。
香港でランの独裁による不満が爆発したデモが起きており、その中継映像に知り合いが映っていたことでランの存在を知ることになる。
ランは幻の宝石「パープルダイヤ」を所有しており、ダー子達はそのダイヤを奪うことを計画する。
ランへの策を練っている時に、ペディグリーペット詐欺を仕掛けたモナコを新たな仲間として迎え入れ、
ダー子・ボクちゃん・リチャード・五十嵐は香港へ向かう。
しかし、ランのもとには恋愛詐欺師であるジェシーが既に潜入していた。ジェシーはかつてダー子と恋仲にあったが、
恋愛で女性を騙すジェシーに愛想が尽きたダー子は、ジェシーの元を去ってしまった。
物語中盤で再びジェシーに心を奪われ、ダー子は仲間を裏切りジェシーと組んでしまう。
ジェシーとダー子はランを騙し、ランの元旦那に手切れ金30億を渡すことでパープルダイヤを奪うことに成功。
しかし、ジェシーのボスはかつてお魚として釣り上げた赤星であり、ダー子達は赤星に捕らえられてしまう。
赤星はずっとダー子達への復讐を狙っており、ジェシーを使ってダー子達をおびき出したのだ。モナコもジェシーの子猫であり、ダー子達の情報を知るために潜入させたのだ。
そこへ騙されて激怒したランが到着し、銃撃戦が始まる。
銃撃戦から赤星とジェシーは去り、パープルダイヤを鑑定士に鑑定させるが、ダイヤはまさかの偽物という結果だった。
実はラン・リウと思われた女性はまさかの偽物であり、その女性の正体は、ダー子が憧れる美しきコンフィでスンウーマン、スタアであった。
この物語の本当のお魚はジェシーと赤星であり、赤星が偽のパープルダイヤに払う30億円が目的だった。
ダー子が赤星とジェシーを釣り上げるためのエサとして、スタアはラン役を演じていたのだった。
物語の最後で判明する、まさかの真実。今回も騙された快感が心地良かった。