コンフィデンスマンJP ロマンス編

コンフィデンスマンJP ロマンス編

『コンフィデンスマンJP ロマンス編』とは2019年に公開された、詐欺師をテーマにした映画作品。東京ドラマアウォードなどの賞を受賞した、総合視聴率15.1%の人気テレビドラマを映画化した1作目。大ヒットした痛快エンターテインメント映画で、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人のコンフィデンスマン(信用詐欺師)が、悪い奴から詐欺で大金を巻き上げるストーリー。今回のおさかな(ターゲット)はラン・リウ。恋愛詐欺師のジェシーと日本のゴットファザーの赤星も加わり、香港を舞台にコンゲームを繰り広げる。

kne0130d1のレビュー・評価・感想

コンフィデンスマンJP ロマンス編
10

見ているこちらも騙される!

2018年に放映されたテレビドラマの映画化第1弾作品です。
コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子・ボクちゃん・リチャードが、“氷姫”の異名を持つ香港の女帝が手にしているという伝説のパープルダイヤを狙って数々の仕掛けを講じるもなかなか上手く釣り上げられず…。
そこへ天才詐欺師のジェシーが現れて、詐欺師VS詐欺師の白熱の戦いが繰り広げられます。
果たして勝負の女神はダー子とジェシーのどちらに微笑むのか?
テレビドラマでダー子に釣り上げられた悪者たちが、本作の重要なキャストだったり「ここにも?」というところにまで登場しています。
テレビドラマを見ていなくても充分楽しめる作品ですが、見ていた人はたまらずクスッと笑ってしまうほどです。
終盤には全てのからくりが明かされるのですが、まさかこの人が??の連続で、見ているこちらもすっかり騙されてしまっていたことに気付きます。
細かく散りばめられたたくさんの伏線の回収が見事すぎて、「うわー、騙された!」からの爽快感がクセになり、何度も見たくなる・何度見てもおもしろい作品です。
テレビドラマに続き、本作でもOfficial髭男dismが主題歌を担当。
映画の世界観にピッタリの素晴らしい楽曲です。