ノーマン、イエスマンの両方を体験したことで出た答え
2008年に公開された、明るくポジティブになれるコメディ映画です。監督をペイトン・リード、主演をジム・キャリーが務めています。
銀行員のカール・アレンは妻と離婚してから3年間ふさぎ込み、なんでもかんでも「ノー」と答えるようになっていました。あらゆることに「ノー」と答えることを決めていた彼は、負の連鎖に襲われていました。ですがある時、知人のニックとの再会により、転機が訪れます。彼はマイナスオーラで包まれたのカールとは違い、ハッピーオーラで満たされている様子。何が彼をそうしたのかと思うカールに渡されたのは、怪しげなセミナーの冊子でした。それを半信半疑でカールは受け取ります。その後集会に参加したカールはある誓いを立てることに。それはイエスの誓いでした。どんなことが起きても選択を迫られた時はイエスを選ぶ。そしてもしイエスを選ばなかった場合、彼に災いが起こるというものです。もし本当ならとんでもなく恐ろしいことですが、それでもカールはその場をやり過ごすため、誓いを立てるフリをすることになります。ですがフリでも誓いは誓い。
ノー人間だった彼がイエスの誓いを立てたフリをし、その後人生がどう変わっていったのか。イエスだけでは上手くいくはずがなく、カールは誓いの中で自分なりの答えを探していくこととなります。決して楽な道ではありませんが、ノーだけでは辿り着くことのできないものが待っていました。