イエスマン “YES”は人生のパスワード / Yes Man

イエスマン “YES”は人生のパスワード / Yes Man

『イエスマン “YES”は人生のパスワード』とは、2008年にアメリカとイギリスで製作されたコメディ映画。何事に対しても「ノー」が口癖で人生に消極的な男カールが、ある日参加したセミナーで「どんなことに対しても”YES”と答えることで意味のある人生を送れる」と説かれる。「ノー」と答えると災が起こるという暗示をかけられたカールは、どんな場面でも「イエス」と言うようになる。それ以降人生が好転し始めたカールだったが、思わぬ出来事が待ち受けていたのだった。

anika-111のレビュー・評価・感想

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イエスマン “YES”は人生のパスワード / Yes Man
10

イエスマンを観て、次の日にイエスマンになりました。

『イエスマン』は、宗教のような映画です。
「自分の人生…なんかつまんないな~」「いいこと起こらないかな~」と思っている方には、グサッと刺さります。
グサッと刺さった後に、「明日から楽しい人生が送れるかも!」と思えます。
ほんとに宗教っぽいですが、この映画にはそのくらい不思議な力があります。
僕が実際そうでした。
大学4年生、就活をしていた時に『イエスマン』を観ました。
『イエスマン』を観る前は、「就活ツラすぎ…働きたくないのに、なんでやりたくないことのために頑張らないといけないの…なんか楽しいことないかな」と少し悩んでいました。
しかし、映画鑑賞して次の日には、「明日からなんか人生楽しめそう!」と思えるように。
そんな生きる力をくれた『イエスマン』。
何が凄かったのか考えました。
それは2つありました。
1つ目はストーリーです。
主人公は、人生において、選択をいつも「NO」にしていたイケてないサラリーマン。
そんなサラリーマンがあるきっかけで、何事も「YES」と言わなければ呪わることに…。結果的に、そのサラリーマンの人生が面白いよう転がっていく話というです。
このストーリーが、リアルなようで、非現実的。でも少し自分に重ねられる部分がいくつもありました。
悩んでいる自分をこのサラリーマンに投影させることで、自分も良い人生を送れるようになるかもと思えるようになりました。
2つ目は、主演のジムキャリーの演技力です。
ハリウッドスターのジムキャリーの演技力が、ストーリーに入りこませてくれます。
ジムキャリーが演じたのは人生がつまんなそうなサラリーマンでした。ジムキャリーの演技が自然だったので、「あ、これ今の僕に近いかも…」と僕は感情移入ができました。
以上の事から、僕はこんな人にイエスマン』をおすすめしたいです。
「自分の人生…なんかつまんないな~」「いいこと起こらないかな~」と思っている方…必見!