ジョン・ウィック / John Wick / John Wick: Chapter 1

ジョン・ウィック / John Wick / John Wick: Chapter 1

『ジョン・ウィック』とは、2014年に公開されたアメリカのアクション映画。
監督はチャド・スタエルスキとデヴィッド・リーチ。
主演を務めたキアヌ・リーブスが製作総指揮も行っている。
引退した殺し屋が、大切なものを奪われたことで、たったひとりロシアン・マフィアに戦いを挑む復讐劇を描いており、R15+指定作品となっている。
ジョン・ウィックのアクションシーンが売りである。
日本版のポスター等で使われたキャッチコピーは「見惚れるほどの、復讐。」となっている。

ジョン・ウィック / John Wick / John Wick: Chapter 1のレビュー・評価・感想

ジョン・ウィック / John Wick / John Wick: Chapter 1
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かっこいいイケオジ爆発映画「ジョン・ウィック」

「ジョン・ウィック」は、アクション映画の新たなる金字塔として称賛されるべき作品です。
主演のキアヌ・リーブスが演じる元殺し屋ジョン・ウィックは、妻の死後、彼女が残した最後の贈り物だった子犬を奪われ、復讐のために闘うことを決意。犬1匹と車1台を奪われたジョンは、裏社会で暴れ倒すのです。
この映画は緊迫感あふれるアクションシーンと、情報量の多い世界観が見事に融合しています。
まず、この映画のアクションシーンは、圧倒的なスピードと迫力で観客を魅了します。ジョン・ウィックが駆使する銃器や格闘技の技術は、まるでダンスのような美しさを持ち、そのダイナミズムは見る者の心を掴みます。また、緻密に計算されたアクションシーンは、単なる暴力描写に留まらず、キャラクターの心情や人間関係を深く表現しています。

さらに、「ジョン・ウィック」は独自の世界観を構築しています。裏社会の闇に蠢く殺し屋たちのルールや組織、そしてジョン・ウィックというキャラクターの背景が徐々に明らかにされることで、観客はこの映画の世界に没入します。その一方で、映画は余分な説明を避け、観客に推測や解釈を委ねることで、物語の奥深さを引き立てているのです。

キアヌ・リーヴスが演じるジョン・ウィックは、冷酷かつ情熱的な一面を持ち合わせており、その複雑な内面が観客に強烈な印象を残します。そして、彼の無口な表情や行動からも、深い哀しみや孤独を感じ取ることができます。

総括すると、「ジョン・ウィック」は迫力満点のアクションと独創的な世界観、そしてキアヌ・リーブスの演技が見事に融合した傑作です。続編やスピンオフ作品も生まれ、その人気はますます高まっています。アクション映画のファンだけでなく、幅広い層の観客に強くお勧めしたい作品です。

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見惚れるほどのアクションを刮目せよ!

世界で大ヒットを記録し、キアヌ・リーブスの新たな代表作に加わった本作。
そのストーリーは愛犬をロシアンマフィアに殺された主人公が、たった一人で組織を壊滅させてしまうという超シンプルなもの。
単純明快な内容でありながら、なぜここまで多くの観客を魅了したのでしょうか。
その訳は、本作の真骨頂とも言える多種多様なアクションシーンにあります。
目にも止まらぬ速さで展開される格闘技やガンバトル。元伝説の殺し屋というだけあって、時に車やシーツ、鉛筆さえ武器にしてしまいます。
派手な爆発シーンがあるわけでもないのに、その流れるようなアクションには一切無駄がなく、一種の美しささえ感じます。
まさに映画のキャッチコピーのように「見惚れるほどの復讐劇」が展開されていくのです。
本作品の役作りのために、4ヶ月間に渡っての柔術、射撃、そして運転のトレーニングをこなしたというキアヌ・リーブス。
ここまで体を張って自らアクションをこなす俳優が、当時52歳というから驚きです。
そんな俳優としての努力とプロ意識の結晶が、これまでかというほど凝縮された「ジョン・ウィック」。
復讐の鬼と化した主人公が魅せるノンストップアクションを、ぜひお楽しみください!

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復讐のため、引退した殺し屋は再び銃を持つ。ハードアクション映画「ジョン・ウィック」ネタバレなしレビュー

・ストーリー
主人公は引退した凄腕の殺し屋、ジョン・ウィック。しかし殺し屋を引退する理由になったほど愛していた妻を病で失ってしまいます。彼はその妻が遺してくれた仔犬を心の拠り所にして生きていましたが、強盗に家を襲われ、自分の愛車は奪われ、更にはその仔犬まで殺されてしまいます。
彼は愛車を奪って仔犬を殺した相手に復讐することを決め、封印していた銃をもう一度握ります。
標的を殺すまで止まらない、最強の殺し屋「ジョン・ウィック」の復讐劇がこうして始まったのでした。

・この映画のここが面白い!
>キアヌ・リーブスによる超絶アクション!
この映画の見所は、なんと言っても主演キアヌ・リーブスが魅せるアクションでしょう。「ガン・フー」とも呼ばれる、銃と格闘を組み合わせた独特のアクションは、見ていて圧倒されること間違いなし。
手が届くくらいの距離の敵を相手に、格闘で組み伏せ、確実に頭に銃弾をお見舞いする。
ド派手な爆発などは少ないものの、まさに「殺しのプロ」という表現がピッタリの、無駄のないスタイリッシュなアクションは必見です。

・この映画のここがイマイチ
>特になし
はっきり言って、イマイチな点が見当たりません。
無理やり言うとするのならば、血が流れない映画が見たい方にはおすすめできない、となるかもしれません。しかしそもそもそんな人はこの映画に興味を持たないでしょう。

・まとめ
キアヌ・リーブスの激しいアクションを楽しめる「ジョン・ウィック」。
一度視聴すれば、ジョン・ウィックに魅了されること間違いなしでしょう。

>この映画はこんな人におすすめ
アクション映画が好き、見たい人
キアヌ・リーブスが好きな人

>この映画はこんな人にはいまいち
アクション映画に興味がない人