小説風映画
もともと小説が原作なので、映画の作りも小説風で見やすいというか、音だけでもわかりやすい映画だった。そのため、きちんと画面を見てみる時間がなくても、DVDをかけていられる。とある場所に怨念とかは残るという話で、一つ一つの怪奇現象はただの気のせいかもと思えることだけど、それが同じところで起きたら怖いなあと思うし、そんなところで住むのは無理だと思った。私が怖かったのは赤ちゃんの泣き声が聞こえるみたいなエピソード。赤ちゃんって普通にいるとかわいいし、あの泣き声もたまらなくキュンキュンするのに、ホラーで使われると異様に怖いなあと思います。あと、キャストの話をすると主人公の竹内結子は小説家の役なのですが、いろいろと調べていくシーンがあるのでミステリー映画ファンにもオススメです。あと、橋本愛ちゃんが、怪奇現象の起きる部屋に住んでいて、竹内さんとなぞを調べる役で出ているのですが、やっぱりかわいい。別に女の子女の子した役でもないし、地味な役割なんだけど、それでもかわいらしいなと思う。それに、佐々木蔵之介さんとかも出ていて、いい味を出していました。ホラー映画にしては派手な演出もないし、ほんとに幽霊かどうかもはっきりしない映画なのですが、怖さもあるし、謎解きも面白いのでオススメです。