残穢-住んではいけない部屋-

残穢-住んではいけない部屋-

『残穢-住んではいけない部屋-』とは、小野不由美のホラー小説『残穢』を原作とした、中村義洋監督による映画作品。竹内結子が主人公であるホラー小説作家の私(小松由美子)を演じ、橋本愛がストーリーのきっかけとなる女子大生の久保亜紗美を演じる。ある日、私の元に久保亜紗美から、「今住んでいる部屋で、奇妙な音がする」という内容の手紙が届く。そのマンションを調べていく内に、過去の住人が引き起こした数々の事件について暴かれていく。暗闇の底から這い出てくるような不気味な世界観が特徴。

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残穢-住んではいけない部屋-
8

小説風映画

もともと小説が原作なので、映画の作りも小説風で見やすいというか、音だけでもわかりやすい映画だった。そのため、きちんと画面を見てみる時間がなくても、DVDをかけていられる。とある場所に怨念とかは残るという話で、一つ一つの怪奇現象はただの気のせいかもと思えることだけど、それが同じところで起きたら怖いなあと思うし、そんなところで住むのは無理だと思った。私が怖かったのは赤ちゃんの泣き声が聞こえるみたいなエピソード。赤ちゃんって普通にいるとかわいいし、あの泣き声もたまらなくキュンキュンするのに、ホラーで使われると異様に怖いなあと思います。あと、キャストの話をすると主人公の竹内結子は小説家の役なのですが、いろいろと調べていくシーンがあるのでミステリー映画ファンにもオススメです。あと、橋本愛ちゃんが、怪奇現象の起きる部屋に住んでいて、竹内さんとなぞを調べる役で出ているのですが、やっぱりかわいい。別に女の子女の子した役でもないし、地味な役割なんだけど、それでもかわいらしいなと思う。それに、佐々木蔵之介さんとかも出ていて、いい味を出していました。ホラー映画にしては派手な演出もないし、ほんとに幽霊かどうかもはっきりしない映画なのですが、怖さもあるし、謎解きも面白いのでオススメです。