「別に宇宙のこと興味ないし」で、今まで読んでこなかった人へ
この作品はただの宇宙マンガではありません。
主人公の六太(ムッタ)を通して、様々な登場人物たちを通して、「人生の生き方」を教えてもらえる素晴らしいマンガだと思います。
この作品の特徴として、とにかく名言が多いです。様々な魅力を持った登場人物たちが、その立場だからこその名言を連発します。
何かを犠牲にしながら夢を叶えるために頑張っている人、あらゆる障害を取っ払ってしまう人、そんな人たちを支えようとする人、大事なものの為に夢を諦めた人、みんなそれぞれが個性を持っていて、誇りを持っていて、「その気持ちわかるなぁ~」と共感できるキャラクターもいるでしょうし、「カッコイイ!」と尊敬してしまうキャラクターもいると思います。
その作品性から、『宇宙兄弟』から見る「リーダー論」を唱えたビジネス書や「理想のチーム作り」を説いた書籍、中には『宇宙兄弟』の登場人物に当てはめた自己診断書など、数多くの関連書籍も出版されています。
「結局マンガだからね」とは簡単に思わせない「リアルさ」が、この作品を支えている魅力の一つなのだと思います。
【結論】
「自分は何がやりたいんだろう?」と一度でも悩んだ事がある人には、間違いなくお勧めできます!