1
人生の時間を無駄にしたいならこれ
実写映画シリーズの中の汚点として輝く『デビルマン』。
その恐ろしさといったら、そこらへんの草むしりを二時間していた方が有意義と思うレベル。
告知用ポスターを観ているとそんなことはないんじゃないか?と勘違いする人は出てくるかもしれないが、そんなことはない。
真の正体は、この世のどんな映画よりもとてつもなく面白くない、駄作という言葉すら生易しいレベルなのである。
あの北野武が「酒を飲んで身内で笑って観る作品」と称した程。
事実、この映画を一人で観ようとした筆者は、あまりの面白くなさに他の映画をパソコンでつけながら、テレビでダラダラと流していたという珍事を起こした程。
この映画の何が面白くないかというと、まぁそれはほとんどなのだが、端的に言うと下記の項目となる。
・主人公、ライバルの演技が学芸会
・原作が大好きな人を地獄に叩き落とすレベルで改変した話
・ヒロインが何を言いたいのかさっぱりわからない
・ネタなのかなんなのか、とりあえず有名人を適当にばら撒いてシーンに入れる
など。これも序の口。
とにかく、この映画を興味本位でレンタルDVDで借りて観るという行為すらしないでいただきたい。
映画というのは人が楽しむためにあるので、その100円を決して無駄にしないで欲しい。
それだけが、私の望みです。