視野を広げてくれる作品
主人公が宇宙飛行士を目指して候補生になり、月を目指していく話ですが、なんと言っても言葉がいいです。
「本気の失敗には価値がある」、「どっちが正しいかで考えてちゃダメよ日が暮れちゃうわ どっちが楽しいかで決めなさい」、「苦しくて苦しくて大変な演技ほど美しく見えるの」、「真実は見つけ出そうとするな作り出せ」などなど、読んでいるとついつい心が熱くなるような言葉が出てくる作品です。
内容がとても深くとても考えさせられる作品なので視野や発想を広げてくれる感覚にさせられます。
また、トラブルを解決していく所はすごく考えさせられるものがあります。
チームとしてのトラブル、個人のトラブル、その渦中で悩みながらの試行錯誤してく所や解決するためのすごい発想などは参考になる部分が多く、学びがあります。
よくある漫画のスーパーマンがいるわけではなく、それぞれのキャラが個性的で長所も短所もあって、その中で自分と向かい合って進んでいく姿を見ると、それぞれのキャラクターが愛される理由がわかります。
なにより自分と向かい合うことで、またはどう解釈するかで困難やトラブルと向き合っていくキャラクターの姿を見ていくと、自分もこういう解釈や視点で問題を見れるようになりたいと思います。
作品に出てくる中で私の好きな言葉は、「できるという経験を積んでいくこと」です。