バトル・ロワイアル(映画)

バトル・ロワイアル(映画)

『バトル・ロワイアル』は高見広春原作の小説を映画化作品で、アジア某国で施行の「BR法」により選ばれた中学生達のサバイバルゲームを描き、2000年に劇場公開。監督は映画『仁義なき戦い』シリーズ等の巨匠・深作欣二監督。また、藤原竜也や柴咲コウといった俳優が作品を彩り、演技を競う。この作品のキャスト・スタッフは「第24回日本アカデミー賞」「第43回ブルーリボン賞」等を受賞した。2001年には、『バトル・ロワイアル【特別篇】』が、2010年には3D映画版『バトル・ロワイアル3D』が劇場公開された。

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バトル・ロワイアル(映画)
10

バトロワ映画の金字塔!これぞ日本映画!

邦画「神さまの言うとおり」(主演:福士蒼汰)や「悪の教典」(主演:伊藤英明)などの邦画のバトルロイヤルの原点にして頂点といえる「バトル・ロワイアル」。
殺戮ゲームの開始が早すぎるか遅いかだったり、説明なし、もしくは説明が長ったらしい映画があるが本映画は軽快な導入と説明のわかりやすさで飽きさせないとこにも注目してほしいです。
シリアルキラー俳優として知られる藤原竜也はもちろんのこと、柴咲コウ、ビートたけしといった2010年代も第一線で活躍する俳優たちが繰り広げるドラマに注目してしまう、一瞬も目が離せない映画です。
ビートたけしが本映画で本人の名前と同じ北野武役で出演しているので、フィクションと分かっていながらも妙にリアリティがあるように見えるのも本映画のおもしろい点です。
主演の藤原竜也は窮地に立たされる役が本映画公開の2001年から既に板に付いていたのかと感心させられました。
2010年代のバトロワジャンルの映画はCGを使いがちですが、本作はれっきとしたアクションシーンが満載で飽きないところがこれまた良いです。
ゲーム内容は無人島で最後の一人になるまでクラスメイトと殺し合いをするといった内容です。
ゲーム開始時に配られるそれぞれの武器が違う!
これが最初の人生のカードが平等じゃないことのメタファーなのかと納得したりしました。
山本太郎は裏があるのかと思いましたが本当にいいやつです...。
ちなみに続編の映画「バトル・ロワイアルII 鎮魂歌」もありますが、これについてはバトル・ロワイアル名物の首輪システムが早々に解決して外されたり、最初からクラスメイトに同じ装備が配られたり、ゲームの目的が違かったりとおすすめはしない作品なので、本映画「バトル・ロワイアル」まででとどめておくのが正解ですよ。