OPアニメです。最新技術で再構築された映像美が魅力。ショックカノン(レーザー砲)やそれが敵艦に当たる音まで、細かいこだわりが嬉しい。原作にできる限り忠実に、且つキャラクターや音響にこだわった作品。
古代 進(こだい すすむ)。このアニメの主人公といって良いと思われる人物。戦艦ヤマトの戦闘部門統括長で、砲雷撃のほか航空隊や甲板部も指揮下に置く位置にある。。実は、本来この位置には、兄・古代守が戦術長候補としていたが、戦死してしまったために戦術長に抜擢された。冷静に状況判断できるが、熱くなる場面も。特に、次第に惹かれあっていく森 雪の危機が起こると、自身の立場と彼女を助けたい気持ちに板挟みになる。若く将来有望な艦長候補ともいえる人物。
森 雪(もり ゆき)。このアニメの永遠のヒロイン。ヤマトでは、通信や航空管制、電子機器等を統括する、主任レーダー手を務める。人間離れした美貌とスタイルの良さの持ち主。1年前からの記憶がない、出生が謎の人物でもある。古代に助けられる場面もあり、次第に惹かれあい恋人となる。
沖田 十三(おきた じゅうぞう)。ヤマト艦長且つ連合宇宙艦隊司令長官でもある。過去、宿敵ガミラスにより多くの部下を犠牲にしてきたことから、ガミラスを「悪魔」と呼ぶ冷酷な一面もあるが、通常はとても思慮深い温厚な人物。地球を救うことを皆とともに悲願としている。どんな危機的状況にも、艦長として冷静に指示が出せ、時には驚くような大胆不敵な作戦も立てる。「沖田戦法」と呼ばれることも。しかし、心臓に病を抱えており、時間との戦いも強いられている。
島 大介(しま だいすけ)。ヤマトの航海長で、操舵手兼航路計画の責任者である。父親がガミラスとの戦いで戦死しており、ガミラスへの敵愾心は強い。しかし、幾多の危機の中でも、沖田・古代らと連携し、冷静な判断でヤマトを運行させるられる頼れる人物の一人。古代への友としての理解も深い。
真田 志郎(さなだ しろう)。ヤマトの副艦長であり且つ技術長も兼ねる。広く深く科学技術に精通しており、冷静沈着で寡黙。文学も愛する一面もある。沖田が病に倒れた時は、即座に代理艦長として艦の指揮も執る。
艦長沖田をよく補佐し、意見具申もたびたび。地位的には、古代や島よりも上の立場として作戦全体も見渡す。
実は学生時代、古代守の兄の親友であり、そのシーンもアニメ中で描かれている。
新見 薫(にいみ かおる)。ヤマトの技術科士官 兼情報長。真田を補佐する技術担当的位置にある。実は学生時代、古代の兄・真田とともに親友であり、古代の兄とは恋人であった。真田のことは「先生」と呼ぶこともあり、技術官として敬意を表している。
森とは異なる、眼鏡知的美人。スタイルも抜群、森よりセクシー路線か。
ヤマトの計画実現可能性に疑問を抱いており、徐々に自身の計画成立させようと陰で暗躍し始める。
山本 玲(やまもと あきら)。女性の凄腕戦闘機パイロット。もともとは主計科士官だったが、直訴して戦術科士官になった(古代が山本の技量を認めた点も大きかった)。家族全員が、ガミラスの攻撃でなくなっている。
古代に技量を認められ、パイロットにしてくれたことから、彼に惹かれていくが、次第に古代と雪の仲の深さを知っていき、身を引いていくことになる。
各戦闘シーンで抜群の腕前を見せる。航空隊に欠かせない存在。
アベルト・デスラー。地球を攻撃する大ガミラス帝星の国家元首であり、総統。知的に装うが、冷酷で残忍。優秀で品格のある人材のみ好む。
帝国の占領域拡大の為、圧倒的軍事力で星々を侵略している。
当初、ヤマトのことなど些末なことと考えていたが、脅威になるにつてれ、動揺を隠せなくなってくる。ガミラスに隣接する星に住むスターシャ・イスカンダルに好意を寄せている。
エルク・ドメル。「宇宙の狼」と呼ばれるガミラスの智将にして上級大将。ガミラス国民からの支持も非常に厚い。だがそれゆえに、妬みを買い、政略にて貶められる場面も。
ヤマトでの戦艦戦もその戦略をいかんなく発揮し、ヤマト艦長沖田と良いライバル関係にあった。政略の罠にかかっていなければ、壊滅していたのはヤマトの方であったのは間違いないといえるほど、ヤマトを追い詰めた人物。
ヘルム・ゼーリック。ガミラスの中央軍総監兼国、家元帥という要職にある人物。ガミラス人以外は劣等種族と考える典型的な純血主義者でもある。また、嫉妬深く智将として名高いドメル将軍を一時罠に嵌めたことも。野心も非常に強く、ついには総統デスラーを暗殺するというクーデターに及ぶがセレスティア達に未然に察知され失敗し殺される。愚将。