シャドウ・オブ・モルドール(Middle-earth: Shadow of Mordor)のネタバレ解説・考察まとめ

『シャドウ・オブ・モルドール』とは、ワーナー・ブラザースより2014年に発売されたアクションRPG。本作は『ホビットの冒険』『指輪物語』の舞台となった架空の世界「中つ国」を舞台としたダーク・ファンタジーである。主人公のタリオンは冥王サウロンの配下のウルクたちの襲撃を受け、妻と息子と共に殺される。しかし復讐心が奇跡を起こし、死の淵から蘇ると、サウロンへの復讐に挑む。敵軍に影響を与えるネメシスシステムや多彩な戦闘・カスタマイズが特徴で、国内外で高い評価を獲得した。

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『シャドウ・オブ・モルドール』(Middle-earth: Shadow of Mordor)の概要

『シャドウ・オブ・モルドール』(Middle-earth: Shadow of Mordor)とは、ワーナー・ブラザースより2014年12月25日に発売されたアクションRPGである。PlayStation 4、PlayStation 3、Xbox One、Xbox 360、Microsoft Windows(Steam)などのマルチプラットフォームで展開された。J・R・R・トールキンの『ホビットの冒険』や『指輪物語』の舞台である架空の世界「中つ国」を背景に、影の国「モルドール」を舞台としたダーク・ファンタジー作品となっている。

物語は、モルドールの黒門を守護していたレンジャーのタリオンが、冥王サウロンの配下であるウルクの襲撃を受けて妻と息子、そして自分自身の命を奪われるところから始まる。しかし、死の淵から蘇ったタリオンは指輪を作り出したエルフの魂と一体化して幽鬼の力を得ており、すべてを奪った冥王サウロンやウルクたちへの無慈悲な復讐を誓って戦いに身を投じる。

ゲームシステム面では、プレイヤーの行動や敵を打ち負かした記憶が敵軍内で拡散し、敵の個性や力関係に様々な影響を及ぼす革新的な「ネメシスシステム」が搭載されている。また、1対多数の流れるようなダイナミックな戦闘や、人知れず敵を狙うステルスキル、戦闘で得たルーンを用いたスキルや装備のカスタマイズ要素などが特徴となっている。
発売前よりE3の「Best of Show」などにノミネートされるなど高い注目を集め、発売後も2015年のゲーム・オブ・ザ・イヤーやGamespotのゲーム・オブ・ザ・イヤー2014を受賞したほか、週刊ファミ通のクロスレビューでは合計36点でプラチナ殿堂入りを果たすなど、国内外で非常に高い評価を獲得した。

『シャドウ・オブ・モルドール』(Middle-earth: Shadow of Mordor)のあらすじ・ストーリー

悲劇の襲撃と死

モルドールの黒門を長年の間守護してきたレンジャーのタリオンは、サウロンのモルドール帰還前、他のゴンドールのレンジャーと共に歯の塔を仮の住まいとしながら警備を行っていた。しかし、サウロンの軍の襲撃を受け、妻のヨーレスや息子のディアハイルを目の前で殺され、タリオン自身も“サウロンの黒の手”と呼ばれる配下に命を奪われてしまう。
命を落としたタリオンだったが、その強い復讐心によって死の淵から再び目覚め、モルドールの地で蘇る。そこには常に彼のそばに現れるエルフの亡霊がおり、彼らは呪いによってアルダに捕らわれていた。この呪いを解くために“黒の手”を殺す必要があった。

“黒の手”の探索

エルフの亡霊と一体化して幽鬼の力を得たタリオンは、モルドールに残された遺物の発見や、モルドール内を動き回る生き物の追跡を通して自分たちに起きた謎を探っていく。さらに、手に入れた指輪の幽鬼の恐怖の力でモルドールのウルクを徐々に支配し、モルドールに内乱を誘発させながら戦いを経て、“黒の手”を求めていく。

『シャドウ・オブ・モルドール』(Middle-earth: Shadow of Mordor)のゲームシステム

本作は三人称視点のアクションゲームである。剣撃や弓矢を駆使し、通常の多数の敵を相手にする戦闘アクションだけでなく、敵に見つからないようにしながら戦うステルス・アクションや、幽鬼の力によって敵の心を覗いたり操ったりできるのが特徴となっている。

ネメシスシステム

プレイヤーから逃げ延びたり主人公を打ち負かしたりした敵が成長して再び立ちはだかるほか、敵同士が権力闘争を繰り広げることで勢力図がダイナミックに変動する革新的な仕組み。敵の個性がプレイごとに変化し、主人公の行動がゲーム内の社会構造へ直接的な影響を及ぼす。

幽鬼の支配(ブランド)

主人公が持つ幽鬼の力を用いて敵のウルクを恐怖で精神的に従属させ、自身の配下として操るシステム。配下にした敵の長所や弱点といった機密情報をあぶり出したり、別の敵へ暗殺に向かわせたりすることで、敵軍内部に内紛や混乱を誘発できる。
なお、主人公が幽鬼の能力を発動している間、映画の世界観に合わせた演出に切り替わり、視界が変化して聴覚が研ぎ澄まされるなど、半ば霊的な領域に身を置いている独特の感覚を体験できる。

成長とカスタマイズ

バトルを通じて獲得可能なルーンを活用することにより、主人公のスキルや装備品を好みのスタイルに合わせて段階的に強化・拡張していくことができる。

『シャドウ・オブ・モルドール』(Middle-earth: Shadow of Mordor)の登場人物・キャラクター

主人公

タリオン(Talion)

CV:トロイ・ベイカー

本作の主人公。黒門を守護していたレンジャーの隊長。北国人の子孫で、サウロンの黒の手によって妻子と共に命を落とすが、エルフの霊魂と結びついたことで死の淵から蘇生する。何度倒れても復活するため、敵軍からは「墓を歩く者(Gravewalker)」と恐れられながら、復讐のために戦いを挑む。

ケレブリンボール(Celebrimbor)

もう一人の主人公。第二紀にエレギオンの王として力の指輪を鍛えたエルフの細工師。死後に幽鬼と化して記憶を失い彷徨っていたところ、タリオンに憑依してその復讐を支える。

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