クレイジージャーニー(CRAZY JOURNEY)のネタバレ解説・考察まとめ
『クレイジージャーニー』はMC松本人志・設楽統・小池栄子による紀行バラエティ番組だ。2015年のお正月特番として放送された後、同年4月16日から深夜のレギュラー放送が開始された。冒険家、ジャーナリスト、写真家、作家、経営者などさまざまな職業の人物がスタジオに登場し、映像を通して日常では体験できない世界を疑似体験することができる番組である。取り上げる題材は少数民族や深海生物、漂流族、マンホールタウンなどマニアックなものが多い。
ブラジルのスラム街「ファベーラ」でギャングを撮影
ブラジルのスラム街ファベーラでギャングの撮影に挑戦する写真家、伊藤大輔。
ギャングの縄張り抗争が日常で行われている危険な場所で、殺人事件は日本の23倍にもなるファベーラ。
そんな危険地域に住んでまで本物のギャングの撮影に挑む過去最高クラスのクレイジージャーニー。
撮影当日、警察と銃撃戦になり極度の緊張状態のため撮影を断られるが、数秒だけの撮影交渉を成功させる。
銃を構えて苛立つギャング相手にも冷静に黙々と撮影を続ける様はまさにクレイジージャーニーだ。
進むのは激流&滝… 命懸けの「沢登り」に熱狂する男
沢登りとは沢の中をずっとつたって山頂までいくことだが、そこに待ち受けるのは激流&滝&岩壁。
自然の凄まじさを目の当たりにしながら、宮城公博はその場その場でルートを考えながら道なき道を進み山頂を目指す。
激流の中でも楽しみながら沢登りする様はまさにクレイジーだ。
過去に46日間もかけて沢登りをしたこともあるそうで、その道中の食事で大蛇も食らったこともあるようだ。
『クレイジージャーニー』の用語
狂気の旅人(クレイジージャーニー)
世界を巡る常軌を逸した旅人のこと。危険なことに挑戦したり、普通では考えられないような方法で写真を撮影したりなど、その内容は様々。本番組はそんなクレイジージャーニーに体験を語ってもらったり、彼らのたびに同行させてもらったりする。
少数民族
ある民族や国家や地域など何かしらの枠組みが複数の民族集団によって構成されている場合に、相対的に少数からなる民族集団のこと。番組ではエチオピアに暮らすスリ族、ナミビア北部のカオコランド地方に住むヒンバ族などが取り上げられている。
マンホールタウン
地下にある都市のこと。番組ではルーマニアの闇として首都ブカレストの地下にある都市に、丸山ゴンザレスが潜入している。大量に発生した孤児が地下で暮らし始めたことから作られた都市であるらしく、電気が通っておりある程度文明的な暮らしをしているようだが、環境は劣悪で、ほとんどがHIV感染者またはエイズ患者であるという。また体を温めるといった理由で薬物を乱用する者が大勢いる。
スラム街
都市部で極貧層が居住する過密化した地区のこと。番組では東洋一のスラム街と言われる「トンド地区」や、アジア最大級のスラム街「ダラヴィ」、島がまるごとスラムである「ミギンゴ島」などに丸山ゴンザレスが潜入している。
『クレイジージャーニー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
永瀬忠志「先の見える旅は面白くない」
「リヤカーを引いて地球47,000kmを歩き倒した男」内における、永瀬忠志の発言。「アルバイトや講演会、本の印税などで何とか食いつなぎながら、収入が途絶えると講師になる」という生活を続けていた永瀬忠志は、29歳のときに教員の採用試験に受かったことをきっかけに「この生活をずっと続けていくのかな」と生き方に疑問を覚えた。そして1年後に退職してアフリカへ向かう。人生においても永瀬忠志は「先の見える旅は面白くない」と考えているのだ。
しかし永瀬忠志は番組内で「なんでこんな旅をしてるんだろう」とも漏らしており、これも本音だという。後のインタビューでは「旅をする理由は分からない」としながらも、「ひとつはっきりしているのは『今ここで立ち止まっても、何の問題も解決しない』ということ」と答えている。
松本人志「『2度と生まれてくるか!』って言ってるような顔してますね」
「パプアニューギニア少数民族撮影の旅」の回における松本人志の発言。この放送回ではヨシダナギがカラム族に会うためパプアニューギニアのマダン州を訪ねる。そこで地元ドライバーの好意で「フルーツバット」と呼ばれるものを食べる場所へ連れていかれることに。そこは悪臭が漂う洞窟だった。その洞窟で「フルーツバット」というコウモリを捕まえる。そして集落へと戻り、フルーツバットは羽などを切り落とされて火であぶられる。その映像をスタジオで見ていた松本は「『2度と生まれてくるか!』って言ってるような顔してますね」と発言。スタジオを爆笑の渦に誘った。
『クレイジージャーニー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
取り上げるのは日本人
クレイジージャーニーで取り上げるのは基本的に日本人に限定しており、外国人を取り上げることはない。例外は2018年11月21日のゴールデンSPで取り上げられた「世界一の身体改造男」ロルフであり、彼はドイツ人である。
最多出演者は丸山ゴンザレス
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目次 - Contents
- 『クレイジージャーニー』の概要
- 『クレイジージャーニー』の登場人物・キャラクター
- MC
- 松本人志(まつもとひとし)
- 設楽統(したらおさむ)
- 小池栄子(こいけえいこ)
- ナレーション
- 銀河万丈(ぎんがばんじょう)
- 狂気の旅人(クレイジージャーニー)
- 丸山ゴンザレス(まるやまゴンザレス)
- ヨシダナギ
- 永瀬忠志(ながせただし)
- 佐藤健寿(さとうけんじ)
- 伊藤大輔(いとうだいすけ)
- 宮城公博(みやぎきみひろ)
- 『クレイジージャーニー』の企画
- 服を脱ぎアフリカ民族と同じ姿で撮る写真家のスリ族撮影旅
- 超危険!メキシコ麻薬戦争の実態に切り込む
- リヤカーを引いて地球47,000kmを歩き倒した男
- 世界の奇妙・摩訶不思議スポット・奇界遺産「神秘の青く光る山」撮影旅
- ブラジルのスラム街「ファベーラ」でギャングを撮影
- 進むのは激流&滝… 命懸けの「沢登り」に熱狂する男
- 『クレイジージャーニー』の用語
- 狂気の旅人(クレイジージャーニー)
- 少数民族
- マンホールタウン
- スラム街
- 『クレイジージャーニー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 永瀬忠志「先の見える旅は面白くない」
- 松本人志「『2度と生まれてくるか!』って言ってるような顔してますね」
- 『クレイジージャーニー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 取り上げるのは日本人
- 最多出演者は丸山ゴンザレス
- 芸能界にもファン多数
- 『クレイジージャーニー』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:M.I.A.&A.R.Rahman「O... Saya」