the HIATUS（ザ ハイエイタス）の徹底解説まとめ

the HIATUS（ザ ハイエイタス）の概要

the HIATUSとは、活動を休止したELLEGARDENの細美武士が立ち上げたオルタナティブロックバンド。バンド名の意味は『中断・狭間」という意味だという。
masasucks（Guitar）、伊澤一葉（Keyboard）、ウエノコウジ（Bass）、細美武士（Vocal & Guitar）、柏倉隆文（Drms）、堀江博久（Keyboard）、一瀬正和（Drms）がメンバーとなっている。堀江は2012年をもってツアーメンバーから脱退した。
the HIATUSは細美武士がELLEGARDENの活動休止後、他バンドで活躍する各メンバーに声をかけて始動した。初期の曲頃はELLEGARDENを髣髴とさせる曲が多かったが、アルバムを重ねるごとにthe HIATUSの世界観を確立させていった。
ギターのmasasucksは、左腕にthe HIATUSのロゴをタトゥーで入れており、バンドに対する愛情が窺える。
the HIATUSは、既に音楽界で実績を残してきたメンバーが集まっている。結成後、彼らは他のバンドを掛け持ちしながらthe HIATUSとして精力的に活動し、ハイレベルな演奏でファンたちを魅了している。
初めの頃はELLEGARDENからのファンが多かった彼らも、活動を続けていくうちに徐々にthe HIATUSとしてのファンを獲得するようになっていった。
意図的にメディアへの露出を避けているが、ライブを中心とした活動を精力的に行っている。

また、the HIATUSから派生したMini-Atusというものがある。これは細美武士、ウエノコウジ、masasucksからなる3人組ユニットで、そもそもNEW ACOUSTIC CAMPという野外フェスでthe HIATUSとして出演する予定が、柏倉、伊澤共にスケジュールが合わず、急遽三人体制となってしまったもの。ライブではthe HIATUSの曲をアコースティックで演奏し、そのフェスの雰囲気と見事にかみ合い、盛り上がりをみせた。
ボーカルの細美は新バンド「MONOEYES」を結成したり、ウエノコウジは加山雄三らと共に「THE King ALL STARS」を結成するなど、新たな活動の幅を広げている。

the HIATUS（ザ ハイエイタス）の活動経歴

結成

2009年、活動休止中だったELLEGARDENのボーカル細美武士が中心となって結成される。
4月、PUNKSPRINGにて初ライブを行った。
5月には1stアルバム『Trash We'd Love』をリリースし、オリコン初登場1位を記録した。
夏フェスにも積極的に参加し、ROCK IN JAPAN FESTIVALでは、出演ステージでの歴代最高動員を記録するほどの人気ぶりだった。
2010年8月、初の海外公演である、韓国のジサン・バレー・ロック・フェスティバルに出演した。

メンバーチェンジ

2012年、キーボードの堀江が脱退を発表した。
理由はソロアルバムの制作のためとの説明があった。
堀江に代わって、伊沢がキーボードとしてバンドに加入する。
2014年、全国36か所41公演の初の大規模な全国ツアーを開催する。
その最終日には初の日本武道館での公演を行った。
2016年に5thアルバム『Hands Of Gravity』をリリースし、アルバム5作連続でオリコントップ10となった。
2017年には「Bend the Lens Tour 2017」を開催。2018年には「the HIATUS Monochrome Film Tour 2018」を開催。
2019年7月24日、6thアルバム『Our Secret Spot』を発売した。

the HIATUS（ザ ハイエイタス）のメンバー

現メンバー

細美武士

ボーカル、ギター担当。
以前はELLEGARDENで活動していた。
現在はthe HIATUSと同時に、MONOEYES、the LOW-ATUSの活動も並行して行っている。

masasucks

ギター担当。
元々はFULLSCRATCHで活動しており、現在はFULLSCRATCH、the HIATUS、RADIOTSで活動している。
また、ルナシーのJのソロ活動でのサポートギターでもある。

ウエノコウジ

ベース担当。
thee michelle gun elephantで活動していた。
現在は、Radio Caroline、the HIATUS、THE King ALL STARS、KA.F.KAで活動している。

柏倉隆史

ドラム担当。
toeというバンドのメンバーであり、現在でもthe HIATUSと平行して活動している。
また、木村カエラのサポートミュージシャンも務めている。

伊澤一葉