
『ロストデイズ』は、2014年に放送されたテレビドラマ。フジテレビの「土ドラ」枠で全10話が放送された恋愛サスペンス作品で、瀬戸康史が連続ドラマ初主演を飾ったことでも話題となった。卒業旅行でサークルの卒業旅行にやってきた6人の大学生。仲のいい彼らだが、旅行を通じて全員が抱えていた秘密が露わになっていき、築いてきた友情は揺れ始める。そんな中、とうとう事態はゲレンデでの殺人事件に発展してしまうのであった。

22歳。城慶大学4年生、法学部。篠裕太に好意を寄せているものの、フラれた過去を持つ。サークル仲間の桜田美希と友情を築いていたが、篠が美希に惹かれていることに気づいたとき、感情の歯止めがきかなくなってしまう。
高野 ナツ(たかの ナツ/演:吉沢亮)

画像右が高野ナツ
21歳。城慶大学4年生、法学部。留年が決まっている。篠の親友で、サークル内のムードメーカー。数多くの女性と浮名を流してきた、いわゆる「チャラ男」だが、自分にとって高嶺の花である桜田美希と付き合ったことで交際が長続きするようになった。しかし、旅行中のある出来事をきっかけにその恋心が揺れ動き、その行動がサークルの部員たち一人一人の感情のすれ違いを加速させることになってしまう。
笛木 茉奈(ふえき まな/演:小島藤子)

画像左が笛木茉奈
22歳。桜田美希の親友。幼馴染でもあり、幼少期から常に美希と行動を共にしてきた。
立花 五月(たちばな さつき/演:三吉彩花)

20歳。篠たちの後輩。秘密や隠し事に敏感な性格で、メンバー内を引っ掻き回していく。
梨花とナツがキスしている現場を目撃してしまったことで、2人が親密に話せる状態を作れるように仕向け、会話している様子を携帯のボイスレコーダーで録音していた。亘が隠していた絵を見たことで、逆上した彼に襲われた恐怖から別荘を飛び出し、遺体で発見された。
登場人物の家族
桜田 亘(さくらだ わたる/演:桐山漣)

美希の兄。一度は就職したものの、社会になじむことができなかったフリーター。サークルメンバーが泊まるコテージに滞在している謎めいた存在だが、実は妹の美希を女性として愛しており、彼女を振り向かせるためにその友人たちを仲違いさせる目的でサークルの卒業旅行に紛れ込み、不審な行動を取っていた。
『ロストデイズ』の用語
スフィンクス
篠が部長を務める城慶大学テニスサークルの名前。一見すると普通の大学生の集まりだが、メンバーそれぞれの裏の顔や隠された感情が複雑に絡み合っており、それが卒業旅行での大事件に繋がっていくことになる。
卒業旅行
物語の舞台であり、登場人物たちの間で巻き起こる事件の引き金となった出来事。この旅行を通じて、それぞれの登場人物が隠していた秘密や本性が明らかになっていく。
『ロストデイズ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
篠 裕太「あの笑顔の裏側に気付いていれば、あの殺人は起こらなかったのだろうか。」
第1話冒頭の篠裕太のナレーションに「あの笑顔の裏側に気付いていれば、あの殺人は起こらなかったのだろうか。」という一節が登場する。
楽しい思い出を作りに行くための卒業旅行に向かうにしては、あまりにも不穏すぎるナレーション。しかし、実際に第7話で悲しい行き違いや口論が重なった末の殺人事件は起きてしまった。
この後の展開を端的に表し、ドラマの方向性を視聴者の中で決定づける重要な一言だったといえる。
『ロストデイズ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
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目次 - Contents
- 『ロストデイズ』の概要
- 『ロストデイズ』のあらすじ・ストーリー
- 旅行の始まりと不穏な影
- 人間関係の崩壊
- 亘の狂気と執着
- 崩壊と真実
- 『ロストデイズ』の登場人物・キャラクター
- 大学テニスサークル「スフィンクス」のメンバー
- 篠 裕太(しの ゆうた/演:瀬戸康史)
- 桜田 美希(さくらだ みき/演:石橋杏奈)
- 佐々木 梨花(ささき りか/演:トリンドル玲奈)
- 高野 ナツ(たかの ナツ/演:吉沢亮)
- 笛木 茉奈(ふえき まな/演:小島藤子)
- 立花 五月(たちばな さつき/演:三吉彩花)
- 登場人物の家族
- 桜田 亘(さくらだ わたる/演:桐山漣)
- 『ロストデイズ』の用語
- スフィンクス
- 卒業旅行
- 『ロストデイズ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 篠 裕太「あの笑顔の裏側に気付いていれば、あの殺人は起こらなかったのだろうか。」
- 『ロストデイズ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- キャストにも知らされていなかった殺人事件の犯人
- 『ロストデイズ』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:赤い公園「絶対的な関係」