黒夢(KUROYUME)の徹底解説まとめ
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1994年にメジャーデビューし、ヴィジュアル系としての派手なメイクと過激なライブパフォーマンスで人気となった黒夢。
やがてメイクを落とし、パンク色の強い楽曲で社会風刺を含んだ楽曲を数多く生み出した。
1999年に活動休止し、2010年に突然の活動再開、さらに2015年には再度活動を休止させた。
ヴォーカル清春のカリスマ性に魅了されたファンや後世のバンドは数知れない。
黒夢のプロフィール
結成
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1991年に岐阜県にて結成された。
インディーズ時代は主に中京圏で活動していたが、渋谷公会堂でワンマンライブを成功させるなど随一の人気を誇っていた。
1993年には、X JAPANのYOSHIKIのインディーズ・レーベル「EXSTASY RECORDS」から誘いを受けていたが、ソニーと東芝からメジャーデビューの話が来ていた。
結局、東芝と契約を結んだ。
メジャーデビュー~活動休止
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1994年、シングル『for dear』にてメジャーデビュー。
メンバーは清春、人時、臣の三人だったが、1995年に臣が失踪し、そのまま脱退。
以降、清春と人時の二人で活動を続ける。
1995年、二歩のゴールドディスク大賞ベスト5ニューアーチスト賞受賞。
同年、3rdアルバム『feminism』がオリコン初登場1位を記録する。
1997年から1998年にかけては、230本ものライブをこなす。
この頃にはパンク調の曲が増え、男性ファンを大きく増やした。
しかし、1999年、無期限の活動休止を発表した。
活動再開~再び休止
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活動休止後、清春はSADSやソロ活動を行い、人時はソロプロジェクトやTHE POWERNUDEというバンドで活動していた。
2009年、一夜限りの復活かつ解散ライブを行い、正式に解散した。
しかし、ちょうど一年後、清春がSADSとともに黒夢の活動を再開することを発表した。
2011年には12年半ぶりのシングル『ミザリー』を発売。
その後もシングル、アルバムリリースをはじめ、ライブツアーを行うなど精力的に活動を行った。
2014年から2015年にかけて行ったロングツアーを最後に、再びバンドは活動を休止した。
黒夢のメンバー
清春
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ヴォーカル担当。
しゃくりあげるような歌唱方法が特徴的。
クロムハーツのアクセサリーとラバーソールがトレードマークであった。
SADSでもヴォーカルとしてヒットを重ね、その後のソロ活動も盛況であった。
人時
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ベース担当。
初めて組んだバンドではドラム、それからギターに転向し、さらにベースへと転向した。
そのため、レコーディングではギターを担当することもあった。
自身のバンドの他、様々なアーティストのライブやレコーディングに参加している。
旧メンバー
臣
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1995年に脱退。
脱退後はVINYLのギターとして活動していた。
2004年には人時とSUPER DROP BABIESを結成した。
スタジオアルバム
『亡骸を…』
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